平成26年 8月7日
日本原子力発電株式会社
東海・東海第二発電所の近況について(平成26年8月)
1.発電所状況について (平成26年8月7日現在)
東海第二発電所
沸騰水型
(電気出力110万 kW)
・平成23年5月21日から第25回定期検査を実施中。
(燃料装荷時期および定期検査終了日は未定)
東海発電所
炭酸ガス冷却型
(廃止措置中)
・熱交換器等解体撤去工事の内、3,4号熱交換器周辺機器
撤去工事を実施中。
くろまる東海第二発電所の定期検査状況
・主要設備の点検状況
(1)原子炉関連設備
燃料装荷前の状態を維持しています。
(2)タービン関連設備
高圧、低圧タービンおよび発電機は、各種機能検査前の状態で保管中です。
2.東海第二発電所 新規制基準への対応について
(1)適合性確認審査申請関係について
原子力規制委員会の審査会合がこれまで2回(6/17、7/4)開催されており、今
後の審査に向けて鋭意準備を進めています。
(2)主な対応工事について
1)フィルタ付ベント装置
配管敷設箇所のアンカー打設(注記)
などは一部が完了しており、現在、フィルタ装置を収納
する建物(地下埋設方式)の設置予定場所の埋設物調査等を進めています。
(注記)配管敷設箇所の測量、配管固定用の治具(基礎)の取付け
2)防潮堤(浸水防護施設)
海水ポンプ室周りの調査(測量)や資機材搬出入、海水除塵設備等の干渉物調査等を進
めています。
なお、保安林と干渉する部分の工事については、保安林解除の手続きを行った後に開始
します。
3)その他の安全対策
シビアアクシデント時の対策等を更に強化するため、
代替注水用配管の敷設工事等を進
めています。
(3)茨城県原子力安全対策委員会関係について
7月22日、
第1回 東海第二発電所安全性検討ワーキングチーム会合にて2011年3
月11日前と後の安全対策について説明しました。その中で、防潮堤について、標高20
m(海岸側)〜18m(敷地側・背面)とする計画を説明しました。
(添付資料)
3.東海第二発電所 原子力施設周辺の安全確保及び環境保全に関する協定書(安全協定)見直しに
係る対応状況について
原子力所在地域首長懇談会および県央地域首長懇話会構成自治体と安全協定の見直しに向け
た打合せ・協議を2回(5/30、7/4)開催しており、それらを踏まえ、今後の協議に向け
鋭意検討を進めていきます。
4.東海第二発電所 安全対策等の説明会について
東海村在住の皆様を対象に、東海第二発電所の安全対策等に関する説明会を7月4日から開始
しました。なお、村内の地区ごとに説明会を開催しており、これまでに18回開催しました。
今後は東海村以外の地域においても、
各自治体と相談しながら順次、
開催を検討していきます。
5.プレスおよびホームページ掲載実績について(7月11日〜8月7日)
(1)法律に基づく報告に該当する重要な事象(0件)
(2)その他の情報
1)プレス発表(0件)
2)お知らせプレス(1件)
・8月7日 東海・東海第二発電所の近況について(平成26年8月)
3)ホームページ掲載(発電所からのお知らせ)
(0件)
4)開催案内 (0件)
6.げんでん東海テラパーク イベント情報など
(1)イベント情報
月 日 イベント名 内 容
8月18日
8月22日
げんでん
eまなびスクール
天体観測(夜のイベント)
-夏の夜空を観測しよう-
(2)ギャラリー等展示
地域の方々の作品を展示しております。
1)夏飾り展(5月26日〜9月10日)
濱島 美智子様、川上 恵子様、佐藤 カツ枝様、仲田 京子様、小林 集江様による作品
展です。布で作った金魚、涼しさを感じさせる風鈴等が皆様をお出迎えしております。
2)繭工芸と手鞠展(8月 1 日〜8月31日)
加藤恵美子様と仲間の皆様の作品展です。
今年、富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産に登録され脚光を浴びております。着色
した繭を裂いたり、剥がしたりして花や人形等を作製しました。また、一本の糸から幾
学的な模様や織り込み等の工法で制作した手鞠です。是非、ご来館いただき作品の魅力
をご堪能下さい。
以 上

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