参考資料
2023年2月14日
日本原子力発電株式会社
資料番号 該当ページ 発生日 指摘内容 回答日
回答資料
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回答内容
1 回答済 十三条(設計) 資料2-1 4 22/10/4
掘削抵抗性について、審査ガイドでは、掘削した際の認識性、
相当程度掘削困難であることを要求しているが、説明が十分
でない。認識できること、かつ相当程度掘削困難であることの
説明をそれぞれすること。
22/11/14
資料2-262 回答済 十三条(設計) 資料2-1 4 22/10/4
掘削抵抗性を有することから人為事象シナリオの基準線量を
1mSvで評価するということは防護の考え方が変わることで
あり、掘削抵抗性が廃止措置後も維持される必要がある。その
ため、要求性能に位置付ける必要があるので説明すること。
22/11/14
資料2-273 回答済 十三条(設計) 資料2-1 5 22/10/4
テントや雨養生について、一時的な対策であっても収着性がな
いCl-36は漏出しやすく、許可基準規則に適合させるために
は漏出低減機能に該当すると考えられるので、考え方を整理
すること。
22/11/14
資料2-28他雨水防止テント及び雨養生の位置付け等について再整理を行った結
果、漏出低減機能と位置付けることとし、資料に反映を行いました。
なお、雨水防止テント及び雨養生の漏出低減機能は、機能が喪失した
場合も公衆又は従事者に放射線障害を及ぼすおそれがないため、安全
機能には該当しないと整理しております。
4 回答済 十三条(設計) 資料2-1 5 22/10/4
Cl-36の特性を考慮して、漏出の観点から雨水浸入防止の各
対策の継ぎ目において隙間が十分短いことを説明すること。
22/11/14
資料2-2
添1-12〜14
雨水浸入防止の各対策について、廃棄物受入れ以降のトレンチにおい
て、常に漏出低減機能を確保する旨の説明を拡充しました。
5 未実施 三条 資料1 7 22/10/4
廃棄物埋設地が平均的に沈下しなかった場合においても、低
透水性土層に影響を与えないという根拠を説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
6 未実施 五条 資料1 10 22/10/4
溯上波が法面まで来るため、その対策としてセメント改良土と
改良地盤で補強するということであるが、その仕様等が示さ
れていないため、仕様等を説明すること。
また、想定される津波に対して耐えうるものであることを併せ
て説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
7 未実施 十三条(評価) 資料1 23 22/10/4
最も厳しい自然事象シナリオのうち、農業従事者は1万年まで
の評価となっているが、全αのピークが1万年以降にも表れそ
うな結果となっており、千年までの線量ピークとさほど差がな
いように見えるため、1万年以降の線量評価結果についても示
すこと。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
8 回答済 十三条(評価) 資料1 24 22/10/4
Cl-36の濃度について、8月に提出された審査資料ではCo
-60と相関があるということでCo-60との濃度比を設定し
ているが、データの結果はばらつきが大きいものになってい
る。Cl-36とCo-60の生成期限や廃棄物への移行メカニズ
ムが異なるため、Cl-36とCo-60で相関をとることが適切
ということであれば、その理由を説明すること。
22/11/14
資料1-2-1P10資料1-2-2
補5 添2-55〜57
Cl-36とCo-60はいずれも炉内構造物の放射化により生成する放
射性物質であり、原子炉冷却材等によって系統内の機器に移行し、付
着する。これまでに収集した原子炉冷却材等による汚染の分析データ
のばらつきが確認できるが、これはCl-36の付着挙動の温度依存性
がCo-60と比較して大きいためと考えられ、全体的には汚染の相関
があると考えられる。
汚染分類ごとの分析データの算術平均を用いて設定することも考えら
れるが、主要な放射性物質の選定において、Cl-36が最重要核種と
なった場合、他の放射性物質の相対重要度を下げることで、選定され
る放射性物質の種類が少なくなるといった非保守的な選定とならな
いように、Cl-36の放射能量が低い設定となる評価方法を選択して
いる。
9 回答済 十三条(評価) 資料1 28 22/10/4
井戸は利用する可能性が極めて低いということで被ばく経路
として考慮しないとされているが、東海村では76件で井戸水
のみの利用をしていることから、ICRPの考え方に基づき代表
的個人として設定する必要があると考えている。また、物理的
に井戸を掘ったら塩水が出てきて飲めないのなら分かるが、
塩淡境界の観点からは井戸を掘ると淡水が出てくると想定さ
れる。したがって、井戸が掘られると想定されるため、最も厳し
い自然事象シナリオで井戸水を飲用するということを考える
必要があるため、検討すること。
22/12/22
資料1-3
補2-30
最も厳しい自然事象シナリオに「井戸水の飲用に伴う内部被ばく」を追
加した。
本施設(廃棄物埋設地)における掘削抵抗性については、「外周仕切設
備等と同等の掘削抵抗性を有する設備」との位置づけではなく、「掘削
が行われた場合に人工構造物の存在を認知させる可能性を高める構
造」と再整理します。
よって、当該事項に係る記載について見直しを行いました。また、線量
基準についても1mSv/yから300μSv/yに見直しを行いました。
東海低レベル放射性廃棄物埋設事業所 第二種廃棄物埋設事業許可申請に係る指摘事項管理表
管理
番号
コメント
対応状況
対象条文等
指摘事項 原電からの回答
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東海低レベル放射性廃棄物埋設事業所 第二種廃棄物埋設事業許可申請に係る指摘事項管理表
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対応状況
対象条文等
指摘事項 原電からの回答
10 未実施 十七条 資料1 33 22/10/4
廃棄施設は受け入れる廃棄物がこん包されることを理由に廃
棄施設を設けないとしているが、埋設地の事故等によって放
射性廃棄物が漏えいすることも考えられるため、そのときにど
のように処理・処分するか説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
11 未実施 十七条 資料1 33 22/10/4
地下水採取孔から定期的に採取する地下水の放射能濃度が線
量告示に示される周辺監視区域外の水中の濃度限度との比の
和が1を十分に下回るため、液体廃棄物にはならないとされて
いるが、濃度が薄くとも放射性液体廃棄物であり、薄ければ処
理する必要はないものの処分は必要であるため、その処分方
法について説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
12 回答済 十三条(評価) 資料1-2-1 5、12 22/11/14
機器ごと放射性物質の種類ごとの放射能濃度及び放射能量に
ついて計算過程等が追えない部分があるため、各機器につい
て代表的なデータ等を提示すること。
22/12/16
資料2
補5添2参2-1〜
資料「埋設する廃棄物の種類及び放射能量の設定」の参考資料2とし
て、「主要な放射性物質の機器ごとの放射能量の設定までの計算過程
について」を追加し、代表的なデータ等を提示した。
13 未実施 十三条(設計) 資料2-2 添1-4 22/11/14
難透水性覆土の透水係数の設定について、室内試験(A法相当
の締固め)を踏まえ、施工試験(C法相当)を行った結果から十
分に達成できることを追記すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
14 未実施 十三条(設計) 資料2-2 添3-7 22/11/14
ベントナイト混合率について、ベントナイト混合土を製造した際
の計量結果から15%付近での混合率が得られたことを追記す
ること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
15 未実施 十三条(設計) 資料2-2 添1別紙 22/11/14
透水試験に関する蒸発の影響について、給水側及び排水側の
蒸発対策を追記すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
16 未実施 十三条(設計) 資料2-2 添3別-7〜 22/11/14
透水試験の動水勾配について、目詰まりの可能性も否定でき
ない。それをどのように確認したのかを説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
17 未実施 十三条(設計) 資料2-2 添付資料3 22/11/14
ベントナイトと例えば珪砂みたいな混合土だと比較的均質だと
考えられる場合は、部分密度(この場合、有効モンモリナイト乾
燥密度)で整理することは、非常に有効だと過去言われてき
た。
久慈川産出の砂を用いた場合、ベントナイトの粒径とかそうい
うものに比べて非常に大きな砂(礫等)が入ってくることが想
定されるため、均質と言えるかどうかというのが非常に大き
な観点になる。また、ベントナイトの混合率が低い場合、広い範
囲では均質に混合されていると言えても、非常に狭い範囲で
は均質に混合されているとは言えない場合があると考えられ
る。
これらを踏まえ、有効モンモリナイト乾燥密度によって整理(品
質管理等)ができることを説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
18 未実施 十三条(設計) 資料2-2 添2-28、29 22/11/14
流線図を描いているが、理解しがたい流れになっているため、
解析の方法及び妥当性判断を説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
19 対応中 十三条(評価) 資料1-2 全般 22/12/22
今のまとめ方はかなり各論から始まっていて事象の相互関係
とか、ある事象が大きい方にいった場合、小さい方にいった場
合のそれぞれについて、それに続く事象が保守性としてどっち
に作用するのかがいまいちよく分からない。事象の相互関係
と保守性、あるAというパラメータが動いた時に保守性がどう
変わるのかといったところの説明を拡充すること。
23/1/25
資料2
補1-20〜 気候変動に起因する事象の相互関係等について説明を拡充した。
20 未実施 十三条(評価) 資料1-1 22 22/12/22
米国のEPAでは覆土に関するガイドを示しているがそれと比
較すると原電が今示している設計ではかなり異なる材料、それ
から層ごとの特性・役割が異なるものを用いていると考えられ
る。原電の今の設計において考慮された事象がどのように回
避されているのかが十分に論証される必要があるため、次回
以降の廃棄物埋設地の状態設定の中で説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
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回答内容
東海低レベル放射性廃棄物埋設事業所 第二種廃棄物埋設事業許可申請に係る指摘事項管理表
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対応状況
対象条文等
指摘事項 原電からの回答
21 未実施 十三条(評価) 資料1-1 22 22/12/22
新たに追加した吸出し防止材の設置場所、機能について施設
設計の中で説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定
22 未実施 十三条(評価) 資料1-1 22 22/12/22
吸出し防止材を根拠として線的侵食(リル・ガリ)を除外してい
るが、吸出し防止材の機能及び評価期間中における健全性な
どについて説明すること。
次回以降の
審査会合で
ご説明予定

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