排気筒モニタってなに?

原子力発電所では、運転に伴い発生した気体状の放射性廃棄物や換気系の排気をフィルタ等により処理し、放射性物質の濃度を測定して安全を確認しながら環境に放出しています。その放出口である排気筒において、放射性希ガスの濃度を連続で測定している測定器が排気筒モニタです。

放水口モニタってなに?

原子力発電所では、運転に伴い発生する液体状の放射性廃棄物をイオン交換樹脂などの廃棄物処理系統により処理し、放射性物質の濃度を測定し安全を確かめた後、復水器冷却用海水とともに放水口から海に放出しています。その際放水口での放射性物質の濃度を監視するモニタを放水口モニタと呼んでいます。

環境中の空間線量率の変動ってなに?

環境中の空間線量率は、常に変動を繰り返しており、降雨・降雪時には大気中に含まれる天然放射性物質が雨や雪とともに地表に降下するため、一時的に増加します。また、積雪時には、雪によって大地からの放射線が遮られるため、減少することがあります。 また、空間線量率の特徴として空気中のラドン娘核種(天然放射性物質)濃度の影響で、周期的(日毎)に変動する場合があります。

定格熱出力一定運転ってなに?

定格熱出力一定運転とは、原子炉で発生する熱(原子炉熱出力)を原子炉設置許可で認められた最大値である定格熱出力で一定に保って運転する方法であり、冬季のように海水温度が低い時期には発電効率が良くなり、従来の定格電気出力一定運転に比べ、発生する電気が増加する運転方式です。

2024年09月21日 19時20分
1号機
発電機出力
(定格出力35.7万kW)
発電機出力
排気筒モニタ測定値 排気筒モニタ測定値
放水口モニタ測定値 放水口モニタ測定値
2号機
発電機出力
(定格出力116万kW)
発電機出力
排気筒モニタ測定値 排気筒モニタ測定値
放水口モニタ測定値 放水口モニタ測定値
くろまる 9月21日8時〜9月24日9時の間、サーバ保守作業のためデータの表示を停止しております。

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