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新型炉に関する国際情報

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  3. 2024年6月

2024年6月

韓国原子力政策

「韓国、新エネルギー政策で原発3基、SMR1基を建設へ」韓国産業通商資源部(MOTIE)が発表した第11次電力需給基本計画の草案によると、韓国は2038年までに最大3基の大型原子炉と小型モジュール炉(SMR)を新たに建設する可能性がある。

World Nuclear News、The Korea Economic Daily

アルゼンチンSMR

「アルゼンチンのCAREM SMRプロジェクト 、重要設計審査へ」アルゼンチンの小型モジュール炉(SMR)CAREMの重要設計審査(Critical Design Review)が60日以内に完了予定と、国家原子力委員会(CNEA)のジェルマン・ギド・ラバレ新委員長が述べた。

World Nuclear News

米国・ガーナSMR

「米国、ガーナでのSMR導入を推進」米国はガーナの小型モジュール炉(SMR)導入を支援し、ガーナをSMRの地域ハブとする新たな協力イニシアチブを発表した。

Nuclear Engineering International

スイス核廃棄物

「Nagra、核変換技術を開発中の新興企業の関与を否定」スイスのNagra(放射性廃棄物管理共同組合)は、Transmutex社の核変換技術に関する報道に対し、誤解を招くとして距離を置いている。Nagraは、スイスの現在の法律では、核廃棄物の管理方法として核変換を使用することは許可されていないと指摘した。

Nuclear Newswire

タイSMR

「タイは小型モジュール炉を探求していると首相が発表」天然ガスの埋蔵量が減少しているため、タイは小型モジュール炉(SMR)を検討している、とスレッタ・タヴィシン首相が発表した。

New Straights Times

カナダSMR

「エステバンに建設されるサスカチュワンSMR」カナダの電気事業者であるサスクパワー社は、サスカチュワン州初の小型モジュール炉(SMR)の候補地をエステバン地域の2カ所に絞り込んだ。

サスクパワー、World Nuclear News

米国SMR(マイクロリアクター)

「ラスト・エナジー社、マイクロリアクターでNATOに助言」ラスト・エナジー社は、NATOエネルギー安全保障センター・オブ・エクセレンス(ENSEC COE)と協力し、マイクロリアクターの軍事利用を研究し、将来NATO軍事施設へ導入する機会を探る。

World Nuclear News

UAE(アラブ首長国連邦)・中国その他

「ENECとCNNC、原子力発電所の開発と運営における協力とベストプラクティスに関するMOUに調印」UAEのエミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)と中国核工業集団公司(CNNC)は、民間原子力発電所の開発・運転・保守における協力とベストプラクティスを確保する機会を探るための覚書(MOU)に調印した。

エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)

米国AMR

「ホワイトハウス、米国内の複数の陸軍基地に電力を供給するAMR(advanced modular reactor)を計画」ホワイトハウスは、「複数の」米軍基地に電力を供給するために、小型モジュール炉(SMR)やマイクロリアクターを含む先進的原子炉の導入計画を明らかにした。

New Civil Engineer

米国データセンター

「米国のデータセンターの電力需要は2030年までに倍増の可能性、人工知能が牽引:EPRI」データセンターは2030年までに現在の2倍の電力を消費し、米国の全エネルギー消費量の9%を占めることが予想されると、米国電力研究所(EPRI)が報告している。

Utility Dive、EPRI

米国その他

「米国の先進原子力導入に必要な官民のコミットメント」米国の先進原子力プロジェクトは、高コストや開発の長期化、不確実性などの要因で資金提供が進んでいない。ニュークリア・イノベーション・アライアンス(NIA)の報告書は、官民のパートナーシップとアクションの組み合わせで早期プロジェクトを促進する必要があると指摘している。

World Nuclear News、ニュークリア・イノベーション・アライアンス(NIA)

ロシア核燃料サイクル

「ロスアトム社、使用済燃料の新たな処理技術を発表」ロスアトム社は、高速炉用の高密度ウラン・プルトニウム(窒化物)燃料(MNUP)の使用済燃料から核物質を精製・分離する結晶化精製技術を開発したと発表した。

TVEL、World Nuclear News、Atomic Energy 2.0

米国SMR(軽水炉)

「初期の課題にもかかわらず、軽水型SMRは存続する:DOE研究所の原子力科学者」アイダホ国立研究所(INL)原子炉システム・設計部長のユセフ・バルアウト氏は、5月23日の INLメディアデーのプレゼンテーションで、無炭素電力プロジェクト(CFPP)の11月の終了は、軽水炉小型モジュール炉(SMR)の終わりではなく、ニュースケール社のSMR設計は「まだ健在」であると述べた。

Utility Dive

日本エネルギー政策

「日本では、エネルギー安全保障への懸念から、2040年のエネルギーミックスの議論で原子力が再び支持されるようになった」3年ごとに見直される日本のエネルギー基本計画が2025年に更新され、原子力発電の増加に向かうことが予想される。2011年の福島第一原子力発電所の事故後、化石燃料の使用は急増したが、石炭やガスの価格上昇、ネット・ゼロの推進、エネルギー需要の増加などの要因により、日本はエネルギー安全保障を確保するために原子力に目を向けるようになった。

Reuters

韓国SMR

「韓国、次世代原子炉に18億ドルを投資へ」科学技術情報通信部(MSIT)は、韓国が2034年までに次世代原子力技術開発に2兆5000億ウォン(18億ドル)を投資する計画であると発表した。

The Korea Times

米国SMR(マイクロリアクター)

「米国DOEがRadiant Industries社製マイクロリアクターの安全設計戦略(SDS)を承認」米国エネルギー省(DOE)は、アイダホ国立研究所(INL)にある国立原子炉イノベーションセンター(NRIC)のマイクロリアクター実験実証テストベッドにおけるKaleidosマイクロリアクターの安全設計戦略(SDS)を承認した。

Radiant Industries

オーストラリアその他

「新たな世論調査で、オーストラリア国民の60%が原子力を支持」ローウィー研究所の世論調査によると、オーストラリア国民の60%が原子力発電に賛成している。

Small Caps

英国SMR

「コア・パワー社、2030年までに初の海上原子力受注を見込む」コア・パワー社は、浮体式発電所や原子力船など、海上での原子炉利用の市場開拓を目指している。2020年代末までに同社にとって最初の発注があると見込んでおり、2030年までに100億ドル相当の受注帳簿(オーダーブック)を作りたいと考えている。

Ship & Bunker

フィンランドSMR

「フィンランドのステディ・エナジー社、来年SMRパイロットプラントの建設を開始へ」フィンランドの原子力新興企業ステディ・エナジー社が、フィンランドで初の小型モジュール炉(SMR)パイロットプラントの建設を来年開始する。

ステディ・エナジー、World Nuclear News、Nuclear Engineering International、NUCNET

米国SMR(高速炉)

「NRC、テラパワー社建設申請に関する公聴会開催を発表」原子力規制委員会(NRC)は6月4日、ワイオミング州ケメラー近郊に建設が予定されているテラパワー社のNatrium原子力発電所の建設許可申請に対する公聴会の請求窓口を開設したと発表した。

Nuclear Newswire、NRC

米国SMR(マイクロリアクター)

「米陸軍、軍事基地に設置するマイクロリアクターの入札を募集」米陸軍は、軍事基地に設置可能なマイクロリアクターの提案を原子力企業に求め、2030年までに2基の稼働を目指している。

Nuclear Newswire

ウズベキスタンSMR

「ウズベキスタンのSMR初号機は、2029年に稼働予定」ロスアトム社は、ウズベキスタンの小型モジュール炉(SMR)初号機を2029年に稼働予定である。

UzDaily.com

米国データセンター

「AI、データセンターの電力需要が先進原子力投資を促進する可能性:NERCのジム・ロブ所長」北米電力信頼度協議会(NERC)のジム・ロブ会長は、米国エネルギー協会(USEA)主催のディスカッションで、「非常に前向きな展開のひとつは、データセンターが原子力に関心を持ち、小型モジュール炉(SMR)の開発を進める可能性があることだ。それは、低炭素の未来の大きな部分を占めるに違いない」と語った。

Utility Dive

米国SMR

「バイデン政権、原発のコスト超過と建設遅延を対象に議論を開始、他方でSMRの効果を疑問視する報告書が公開」最近のボーグル発電所や世界的な小型モジュール炉(SMR)プロジェクトにおける課題を受け、バイデン政権は、より費用対効果の高い原子力エネルギー導入のためのアイデアを提供する作業部会を設置した。この動きは、5月29日に発表された エネルギー経済・財務分析研究所(IEEFA)の報告書と重なり、当該報告書では化石燃料からの脱却に向けた短期的な取り組みにおけるSMRの役割に疑問を投げかけている。

Utility Dive、IEEFA

米国その他

「ソーシャルメディア上の米世論は原子力に好意的だが、懸念は残る」ミシガン大学の研究者がX(旧Twitter)上の30万件の投稿を分析したところ、アメリカ国民は原子力に対して否定的な感情よりも肯定的な感情を示しているが、廃棄物、コスト、安全性についての懸念が残っていることがわかった。

ミシガン大学

米国SMR

「ANLとユタ州立大学、SMRでアンモニア製造を目指す」イリノイ州のアルゴンヌ国立研究所(ANL)とユタ州立大学は、原子力エネルギーに裏打ちされたアンモニアの製造方法を開発するために提携した。エネルギー省(DOE)の資金提供を受けたこのプロジェクトは、ニュースケール・パワー社の小型モジュール炉(SMR)を使用して電気分解を行い、水素を製造し、それをアンモニアの製造に利用することを目的としている。

The Cool Down

英国SMR

「ユレンコ社、SMR作業部会を主導」ユレンコ社は、欧州小型モジュール炉(SMR)産業同盟の下に新設された燃料サイクルと廃棄物管理に関する技術作業部会の議長に任命された。同社は、燃料メーカーや燃料サイクル関係者との交流を促進し、SMR/AMR向けの新しい燃料サイクルの開発に関連する機会とハードルに集中的に取り組む。

ユレンコ

ギニア・ロシアSMR

「ギニア、ロシアとの浮体式原子力発電所MOUに調印」ギニア共和国とロスアトム社は、浮体式発電装置の開発で協力する覚書(MOU)に調印した。RITM-200を搭載した浮体式原子力発電ユニットを導入することで、同国の電力供給を支援する。

World Nuclear News

米国原子力政策

「グランホルム氏、米国の原子力発電所を3倍に増やすよう呼びかける」グランホルム米エネルギー省(DOE)長官は、ジョージア州ボーグル原発の経験を生かし、2050年までに原子力発電容量を3倍に増やす必要性を強調した。

World Nuclear News

米国新型炉

「溶融塩炉の安全性と効率性を研究するため、米国の研究者が100万ドルのDOE助成金を獲得」マサチューセッツ大学ローウェル校(UML)のスティーブン・ラム化学工学助教授らが溶融塩炉の安全性と効率を研究している。DOEから3年間で100万ドルの助成金を受け、核燃料リサイクル技術を開発する。

Nuclear Engineering International

米国その他

「米国のハイテク原子炉に計画されているウラン燃料は兵器リスクと科学者が寄稿」米国が次世代原子炉用に製造を計画している高アッセイ低濃縮ウラン(HALEU)は、さらなる濃縮や再処理を必要とせずに核兵器に使用できる可能性がある、と科学者たちがサイエンス誌に寄稿した。

Reuters

日本核燃料

「日本は原子炉のロシア製核燃料への依存を減らす取り組みに参加する」日本は欧米の主要国とともに、ロシア製核燃料への依存度を下げるため、独立したサプライチェーンの構築を目指す行動を取り始めている。国内では、日本原燃株式会社(JNFL)が濃縮能力の拡大を目指している。

朝日新聞

米国SMR(マイクロリアクター)

「オクロ社のDiané氏が実践コミュニティ(CoP)で発表」米国原子力学会(ANS)のRisk-informed, Performance-based Principles and Policy Committee(RP3C)は、2024年4月26日に実践コミュニティ(CoP:Community of Practice)を開催した。このイベントには、オクロ社のMory Diané委員が参加し、同氏は、耐震設計の分類と耐震立地の特性評価に関するオクロ社のリスク・インフォームド・パフォーマンス・ベース(RIPB)アプローチを紹介した。

Nuclear Newswire

英国・イタリアSMR

「ニュークレオ社、英国全土への原子力発電所拡張計画に大きな期待」ニュークレオ社は、英国における原子力発電の拡張計画を利用して、エネルギー集約型産業に近い6カ所のさまざまな場所に20基の小型モジュール炉(SMR)を建設したいと考えている。

Euronews

フィリピンSMR

「フィリピンDOE、小型モジュール炉で2400MWの発電を検討」フィリピンエネルギー省(DOE)は、2032年までに小型モジュール炉(SMR)で2400MWの発電を行うことを視野に入れている。

Power Philippines

エストニアその他(世論調査)

「エストニア、国民の61%が原子力導入を支持」5月に実施された調査によると、エストニア国民の半数以上、61%が原子力エネルギーの利用可能性に肯定的である。

TendersInfo

カナダSMR(マイクロリアクター)

「メドウ・レイク部族評議会、熱と電力を供給するマイクロリアクターに注目」カナダのメドウ・レイク部族評議会は、サスカチュワン州研究評議会(SRC)と覚書(MOU)を交わし、マイクロリアクターを電気と熱に利用することを検討している。

CBC News

ロシアSMR

「ヤクーチアで計画されているSMRが2基のプロジェクトになる可能性」ロシアのヤクーチアに建設予定の小型モジュール炉(SMR)プロジェクトは、2基体制に変更するため地方と連邦の省庁が積極的に取り組んでいる。

World Nuclear News

米国SMR(高速炉)

「テラパワー社、ワイオミング州でSMRプロジェクトに着工」テラパワー社はワイオミング州で、小型モジュール炉(SMR)であるナトリウム冷却高速炉Natriumを使用する原子力発電所の建設を開始した。今回は、同施設の非原子力施設に対する建設の開始である。原子力施設の建設は、建設許可申請が米国NRCの承認を受けた後に開始される。

GatesNotes、ベクテル、World Nuclear News、Nuclear Newswire、NUCNET、AP News、WyoFile、電気新聞

英国SMR

「英国SMRコンテストの締め切りが2週間延期」英国の小型モジュール炉(SMR)の選定プロセスにおいて、6つの候補者による書類提出の期限が、総選挙後まで2週間延長された。

World Nuclear News

米国核燃料

「米国のウラン購入量が前年比で増加:EIA」米国エネルギー情報局(EIA)の最新の年次報告書によると、2023年に米国の電力会社は前年より27%多いウランを購入したが、大部分は外国からの供給によるものであり、米国産のウランは総供給量の5%で、2022年と同じ割合であった。

World Nuclear News

中国SMR

「中国、相次いで浮体式原子力発電所を計画」中国は、浮体式原子力発電所を建設することで、係争中の南シナ海で足場を固める計画を再開した。

Newsweek

IAEA(国際原子力機関)SMR

「IAEAイニシアチブが、標準化されたSMRの導入における非原子力規格の役割を検討」IAEAの原子力調和・標準化イニシアチブ(NHSI)が作成した新しいワーキングペーパーでは、小型モジュール炉(SMR)の製造に関して非原子力部品に係る規格・基準を統合し、これらを国際的に調和させることで、SMRの導入に必要なコストと時間の両方を大幅に削減できる可能性を探っている。

IAEA

IAEA(国際原子力機関)使用済燃料

「原子炉使用済燃料管理に関する国際会議が開幕」IAEAは6月10日から14日まで、ウィーンの本部で「原子炉使用済燃料の管理に関する国際会議」を開催する。1987年以来、およそ4年に一度開催されているこの会議は、今年、小型モジュール炉(SMR)などの先進技術を含む使用済燃料の管理に関する国家戦略と、世界のエネルギーミックスにおける原子力の役割の拡大をどのように支援するかに焦点を当てる。

IAEA

スウェーデンSMR

「ヴァッテンフォール社、SMRサプライヤーを絞り込む」スウェーデンのヴァッテンフォール社は、同社のリングハルス・サイト用の小型モジュール炉(SMR)のサプライヤー候補として、ロールス・ロイスSMR社とGE日立ニュークリア・エナジー社をリストアップした。

ヴァッテンフォール、World Nuclear News、NUCNET

米国原子力電池

「米企業が原子力電池のブレークスルーを発表」カリフォルニアに本社を置くインフィニティ・パワー社は、米国防総省(DoD)の支援を受けて、60%以上の効率を持つ長寿命の原子力電池の開発に成功したと発表した。

World Nuclear News

米国その他(世論調査)

「世論調査で明らかになった原子力への支持と懸念」アメリカの原子力支持率が高いことを示す2つの調査が発表された。ビスコンティ社の調査では77%が支持し、ミシガン大学の分析でも50州のうち48州で肯定的な態度が示されたが、廃棄物や安全性への懸念も残る。

Nuclear Newswire

仏国原子力政策

「マクロン仏大統領、8基の原子炉新設計画を確認」フランスのエマニュエル・マクロン大統領は6月12日、フランス国内に8基の原子炉を新設するプロジェクトを確認した。

Reuters

日本エネルギー政策

「日本のエネルギー白書2024が閣議決定される」日本は6月4日、エネルギー白書(2024年版)を閣議決定した。

Atoms in Japan

米国SMR(マイクロリアクター)

「開発途上地域の電化に向けた超小型原子炉の可能性を探る」マサチューセッツ工科大学(MIT)とコロラド鉱山大学の研究者が行った分析によると、マイクロリアクターは、現在送電網に接続されていない人口の80%に電力を供給できる可能性がある。

Tech Xplore

米国データセンター

「ハイテク企業、ネクステラ社に都市全体への供給規模に匹敵する電力供給を要請」テクノロジー企業は米国内に巨大なデータセンターを建設しようと躍起になっており、クリーンエネルギー大手のネクステラ・エナジー社に、都市全体への電力供給に匹敵する電力供給が可能となるような場所を探して欲しいと依頼している。

BNN Bloomberg

カナダSMR(軽水炉)

「オンタリオ州の大臣がSMR建設用地準備の第一段階完了を記念する」新任のスティーブン・レッチェ・エネルギー電化相は、オンタリオ州初の小型モジュール炉(SMR)用地準備の第一段階完了を記念して、OPG社のダーリントン新原子力発電所を訪問した。

World Nuclear News

ノルウェーSMR

「ノルウェー北東部に原子力発電所建設計画」ノルスク・シャーナクラフト社は、フィンマルクに複数の小型モジュール炉(SMR)発電所を建設する案をノルウェー・エネルギー省に提出した。

World Nuclear News

英国SMR

「英国の各政党、エネルギーに関して従来の姿勢を繰り返す」英国の保守党と労働党は、7月4日に予定されている英国総選挙を前に、原子力発電と小型モジュール炉(SMR)への支持を表明した。

Argus Media

米国新型炉

「ナチュラ社が出資するACUの溶融塩炉、9月にNRCから建設許可が下りる見通し」NRCは9月30日までに、ACU(アビリーン・クリスチャン大学)のナチュラ・リソーシズ社出資の溶融塩研究炉(MSRR)の安全評価と建設許可発行を完了する見込みである。

アビリーン・クリスチャン大学

米国・中国その他

「米国は中国の原子力発電に15年も遅れていると報告書」ワシントンに本部を置く超党派の調査機関、情報技術・イノベーション財団(Information Technology & Innovation Foundation)の調査によると、国家が支援する研究開発と豊富な資金により、中国は先進的な原子力技術の開発で米国に15年も先んじることになった。

Reuters

日本原子力政策

「日本、他の原子炉を廃炉にすれば新たな原子炉の建設を容認へ」日本の経済産業省は、他の原子炉が廃炉になる場合に限り、原子炉の建設を許可することを計画している、と情報筋が語った。

朝日新聞

米国SMR(高速炉)

「ビル・ゲイツ氏、次世代原発プロジェクトに数十億ドル投資の用意」米マイクロソフトの共同創業者で資産家のビル・ゲイツ氏は、増大する米国の電力需要を満たすため、ワイオミング州の次世代原子力発電所プロジェクトに数十億ドルを投入する用意があると述べた。

Bloomberg

米国その他

「ビル・ゲイツ氏、ワイオミング州の原発新設を受け「両党の原子力支持は非常に素晴らしい」と語る」マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は6月16日、来年の米国の政権バランスに関係なく、次世代原子力発電プロジェクトが継続されることに「かなり自信がある」と述べ、「原子力発電への支持は両党とも非常に素晴らしい」と語った。

CBS News

ドイツ医療用RI

「ITM社、2億460万ドルの資金を確保」ドイツを拠点とする放射性医薬品バイオテクノロジー企業アイソトープ・テクノロジーズ・ミュンヘン(ITM)社は2億460万ドルの出資を受け、その資金を放射性医薬品パイプラインの開発とITM-11(Lu-177エドトレオチド)の将来の市場投入準備に使用する。

AuntMinnie

カナダSMR

「サスカチュワン州、ウェスチングハウス社の原子炉技術を評価へ」サスクパワー社、ウェスチングハウス・エレクトリック社、カメコ社は、サスカチュワン州の将来のクリーン電力需要に向けた、ウェスチングハウス社の原子炉技術(およびサスカチュワン州を拠点とする原子力サプライチェーン)の導入可能性を評価する。

カメコ、World Nuclear News、Global News

スウェーデン・フィンランド原子力熱利用

「ステディ・エナジー社とシャーンフル・ネキスト社、持続可能なスウェーデンの地域暖房で提携」フィンランドの原子力技術企業ステディ・エナジー社とスウェーデンのプロジェクト開発会社シャーンフル・ネキスト社は6月18日、スウェーデンの地域暖房に小型モジュール炉(SMR)を導入するための戦略的提携を発表した。

シャーンフル・ネキスト、World Nuclear News

米国SMR(軽水炉)

「DOE、次世代軽水型SMRの導入加速に9億ドルを拠出すると発表」バイデン大統領の米国への投資(Investing in America)アジェンダの一環として 、米国エネルギー省(DOE)は、第3世代炉(Gen III+)小型モジュール炉(SMR)技術の米国での初期展開を支援するため、最大9億ドルの資金を提供する意向通知(NOI)を発表した。

DOE

米国SMR(マイクロリアクター)

「BWXT社、ワイオミング州のマイクロリアクター評価契約の第2フェーズを受注」ワイオミング州のエネルギー当局(WEA)は、マイクロリアクターを遠隔オフグリッド用途に展開する実現可能性を評価する契約の第2段階をBWXT社に発注した。

BWXテクノロジーズ

米国原子力政策

「上院、原子力開発加速法案を可決へ」米上院は今週、先進的原子力技術の導入を促進することを目的とした「ADVANCE Act」を承認する投票を行う可能性がある。

The Hill

米国その他

「大企業は原子力発電を望んでいるが、投資家としての役割は考えていない」大企業(ビッグ・テック)は、データセンターに電力を供給するための原子力エネルギーの増加に関心を持っているが、原子炉開発や原子力発電所建設への投資は計画していない。

Data Center Knowledge、Bloomberg

オーストラリア原子力政策

「オーストラリア野党、原子力計画の概要を発表」オーストラリア野党党首は、将来のオーストラリア連邦連立政権が原子力発電を導入することを確認し、発電所建設が可能な7つの場所を発表した。

World Nuclear News

米国データセンター

「コンステレーション社、ビストラ社、PSEG社が原子力データセンター供給契約を締結か」S&Pグローバル・レーティングス社によると、電力価格の上昇により、原子力発電事業者が近隣に立地するデータセンターに供給する機会が生まれている。同社は、コンステレーション・エナジー社、PSEGパワー社、ビストラ社を候補に挙げ、「データセンターの負荷に対応する機会が発生すると予想するのが妥当だ」と述べた。

Utility Dive

韓国SMR

「韓国はSMR産業複合施設を計画」尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、韓国慶州市に小型モジュール炉(SMR)産業ハブを設立し、慶尚北道に水素産業ハブを設立する計画を発表した。

World Nuclear News

韓国原子力水素

「現代E&C社、韓国初の原子力関連水素プラントを建設へ」現代E&C社は、原子力エネルギーを利用した国内初の水素製造施設を建設するコンソーシアムを率いることになると、6月19日に発表した。

BWXテクノロジーズ

英国SMR

「ロールス・ロイスSMR社、サプライチェーン・プログラムを開始」6月19日にシェフィールドで開催されたロールス・ロイスSMR社の第1回サプライヤー会議には、130名以上の代表者が参加し、さらに数百名がバーチャルで参加した。

ロールス・ロイスSMR

中国コージェネレーション

「中国で原子力コージェネレーション・プラントが稼動開始」中国の江蘇省東部にある田湾原子力発電所のHeqi 1号炉が、近隣の石油化学事業向けに蒸気生産を開始した。

Reuters

米国原子力政策

「原子力発電所のコスト削減と溶融塩燃料の開発促進のため、2社がGAINバウチャーを獲得」GAINは6月20日、原子力発電所の運転コストを低減し、将来的に新型原子炉で使用される溶融塩燃料の開発を促進する先進原子力技術の革新と応用を加速するため、Entergy社とテレストリアル・エナジー社にバウチャーを授与した。

DOE NE局

欧州核燃料

「Euratomの新プロジェクトが核燃料供給の多様化に貢献」ロシアのウクライナ侵略戦争後に加速した核燃料多様化に向けた欧州の取り組みにおいて、「SAVE」と呼ばれる新たなイノベーション・アクションは、Euratom研究・訓練プログラム(Euratom Research and Training Programme)の資金提供を受けている。

欧州委員会

米国SMR

「バージニア州上院議員、SMRへの備えを地元に要請」ウェストバージニア州当局は、州内に小型モジュール炉(SMR)の建設用地を確保するよう努力すべきだと、ウェストバージニア州選出のシェリー・ムーア・キャピト上院議員が6月20日に述べた。

WVNews

インドネシア原子力政策

「BRIN、インドネシアの原子力発電所開発計画の概要を発表」国家研究革新庁(BRIN)によると、インドネシア初の商業用原子力発電施設は、早ければ2030年にも試験運転が開始される予定である。インドネシアでは最初の原子力発電技術として小型モジュール炉(SMR)を実現するため2つの戦略に注目している。1つ目は、SMR技術を導入するための国際ベンダーとの協力であり、2つ目の戦略は、国際的な関係者との戦略的協力を通じた国産技術の開発の促進である。このような国産技術の1つが、インドネシアで開発されたPeLUIt-40(40MWのガス冷却超高温原子炉)であると、BRINの原子力技術研究センター長であるトパン・セティアディプラ氏は言う。

Energy Central

ベトナム・ロシアその他

「ベトナムとロシア、原子力協力について協議」ベトナムの原子力科学技術センター建設プロジェクトに関する覚書が調印され、同国における大型原子炉と小型モジュール炉(SMR)の将来的な選択肢についても協議が行われた。

World Nuclear News

ロシアデジタル・ツイン

「ロシアの研究者、デジタルツインを使って事故耐性燃料を開発」ロシアのVNIINM(無機材料研究所)は、デジタルツイン技術を用いて炭化ケイ素をベースにした複合燃料シェルを開発した。これにより水蒸気-ジルコニウム反応のリスクを最小化し、実験にかかる時間と費用が節約された。

Nuclear Engineering International

米国その他

「テレストリアル・エナジー社がアメリカ合衆国に本社を移転」第4世代原子力開発企業のテレストリアル・エナジー社は、アメリカ合衆国に本社を移転するための企業再編を完了した。

テレストリアル・エナジー

ロシアSMR

「バイムスキー・プロジェクト初の浮体式原子力発電所の運転開始は2028年に決定」ロスアトム社は、チュコトカ自治管区の鉱山プロジェクトにエネルギーを供給する浮体式原子力発電所を2028年に運転開始予定としている。

Nuclear Engineering International

日本原子力

「日本での新型炉建設に近づく三菱重工」三菱重工業の泉澤清次社長によると、三菱重工業の革新軽水炉の設計作業はほぼ完了し、日本国内の建設地が決定し、試験が終了した後に建設が開始される。三菱は関西電力と共同で革新軽水炉SRZ-1200を開発している。施設の建設と運転開始には約10年かかる。

Bloomberg

米国SMR(マイクロリアクター)

「NANOニュークリア・エナジー社、新規原子炉冷却技術を取得」統合型マイクロリアクターと先端原子力技術企業のNANOニュークリア・エナジー社は、小型原子炉の冷却と熱伝達に使用される新規の環状リニア誘導ポンプ(ALIP)の知的財産を取得した。

NANOニュークリア・エナジー

英国SMR(マイクロリアクター)

「ロールス・ロイス社がマイクロリアクターを発表:先進的な原子力技術によるゼロエミッション電力」ロールス・ロイス社はマイクロリアクターの概要をウェブサイトに掲載し、マイクロリアクターと小型モジュール炉(SMR)はどちらも原子力技術を使用した「ロールス・ロイス原子力ポートフォリオ」を構成し、両者は異なる技術を使用し、異なる用途への動力源として使用されると述べた。

TweakTown

インド原子力政策

「インドの原子力発電能力は今後5年間で約70%増加」とジテンドラ・シン科学技術大臣」インドのジテンドラ・シン科学技術大臣は、2029年までにインドの原子力発電容量が現在の7.48GWeから13.08GWeに増加する、つまり今後5年間で約70%増加する予定であるとの見通しを示した。

インド原子力省(DAE)

米国イノベーション技術

「原子炉の性能を向上させる、より高速で正確なAIアルゴリズムを開発」パデュー大学と米国エネルギー省(DOE)のアルゴンヌ国立研究所(ANL)の研究者たちは、完全デジタル計装制御システムの認可を受けた米国初で唯一の原子炉であるパデュー大学リアクター・ナンバーワン(PUR-1)の測定値を用いてこの研究を行い、機械学習アルゴリズムが、原子炉の安定的な発電に係る測定値の背景にある物理現象を迅速に学習し、この指標の時系列変化を99%の精度で予測できることを示した。

パデュー大学

スウェーデンSMR

「スウェーデンに6基のSMR建設の可能性」スウェーデン南東部のヴァルデマルスヴィーク(Valdemarsvik)自治体は、最大6基の小型モジュール炉(SMR)の建設候補地であると、シャーンフル・ネキスト社が発表した。

シャーンフル・ネキスト、World Nuclear News

カナダその他

「OPG社、グリーン・ファイナンスを新規原子力発電にも拡大」OPG社の新しい金融枠組みは、2021年のグリーンボンド枠組みに代わるもので、幅広いクリーンエネルギー技術や先住民のコミュニティやビジネスに機会を創出するイニシアティブへの資金提供を可能にする。これにより、債券からの純収入は、既存の原子力施設への資金提供だけでなく、新規原子力プロジェクトにも使用できるようになった。

World Nuclear News

カナダSMR

「ミルライト地域協議会カナダとX-エナジー社、小型モジュール炉技術発展のための戦略的パートナーシップを拡大」ミルライト地域協議会カナダ(MRC)とX-エナジー社は、小型モジュール炉(SMR)協力のための覚書(MOU)を拡大し、カナダの5つの州を追加した。

ミルライト地域協議会

米国SMR(高速炉)

「ベクテル社、ビル・ゲイツが支援する40億ドルの原子炉の着工に協力」ベクテル社はテラパワー社と協力し、ワイオミング州ケメラーで小型モジュール炉(SMR)のナトリウム冷却原子炉Natriumの建設を開始した。建設費は最大40億ドル、運転開始は2029年を目標としている。

Construction Dive

ブルガリア・韓国原子力政策

「ブルガリア大統領、現代E&C社と新型原子炉について協議」ブルガリアのルメン・ラデフ大統領は、韓国の現代建設(現代E&C社)の関係者と新しい原子炉の建設について話し合った。

BTA

米国イノベーション技術

「ウェスチングハウス社の積層造形技術革新により、運転中の原子炉の安全性と効率が向上」ウェスチングハウス社は、燃料集合体の性能を向上させる底部ノズルの製造に積層造形(3Dプリンティング)法を採用した。

ウェスチングハウス

仏国SMR(溶融塩炉)

「フランスの溶融塩研究所、この分野のリーダーを目指す」Naarea社はフランス国立科学研究センター(CNRS)およびパリ・サクレー大学と提携し、溶融塩化学に特化した研究所を設立する。溶融塩炉などの研究開発でヨーロッパのリーダーになることを目指す。

World Nuclear News

米国データセンター

「NextEra社CEO、デュアン・アーノルド原発の再稼働を「検討する」と発言」NextEra社のジョン・ケッチャムCEOは、2020年に閉鎖されたアイオワ州のデュアン・アーノルド原子力発電所からの電力について、潜在的なデータセンター顧客から問い合わせがあったと述べ、データセンターやその他の顧客の需要を満たすために、同発電所の再稼働を検討するという。

The Gazette

米国その他

「大手ハイテク企業創業者、AIの動力源として原子力に注目」世界の二酸化炭素排出量の約2%がIT産業によるものであり、AIやデータセンターへの電力供給のために、IT産業のエネルギー需要は急速に増加している。その結果、大手ハイテク企業は原子力などの低炭素エネルギー源を求めている。

OilPrice

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