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新型炉に関する国際情報

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  3. 2024年4月

2024年4月

米国新型炉

「テラパワー社、NRCにNatrium炉の建設申請書を提出」テラパワー社はNatrium原子炉プロジェクトのNRCへの正式な建設許可申請を提出した。液体ナトリウム冷却で345MWの高速炉をワイオミング州のケメラーに建設予定である。

Nuclear Newswire

UAE(アラブ首長国連邦)原子力政策

「UAEが欧州の原子力投資に関心を示すと関係筋が指摘」ロイター通信によると、アラブ首長国連邦(UAE)が欧州の原子力発電資産の少数株主となることに関心を示しており、首長国原子力会社(ENEC社)は英国への投資の可能性を検討している。

Reuters

イタリアSMR

「ピチェット大臣、ミラフィオーリに原子炉を建設する可能性を語る」イタリアのジルベルト・ピチェット・フラティン環境・エネルギー安全保障相は、ミラフィオーリにある、フィアットの旧工場を小型モジュール炉(SMR)製造に転用する可能性があると述べた。

Agenzia ANSA

リトアニアSMR

「ナウセダ大統領、リトアニアでのSMR建設に関する議論を歓迎」リトアニアのギタナス・ナウセダ大統領は、再生可能エネルギー分野の開発にあたり、リトアニアに小型モジュール炉(SMR)を設置する可能性についての議論を歓迎する。

Delfi.en

米国SMR

「米シェール掘削業者、SMRで石油鉱区の電力供給を目指す」石油生産会社のダイヤモンドバック・エナジー社は、小型モジュール炉(SMR)の導入の可能性についてオクロ社と拘束力のない契約を締結した。

BNN Bloomberg

アルゼンチンSMR

「国家予算削減で危機に瀕するアルゼンチンの原子力プロジェクト」アルゼンチン国家原子力委員会(CNEA)の資金削減により、小型モジュール炉(SMR)であるCAREMの完成が危ぶまれる。

Business World

米国新型炉燃料

「アイダホ国立研究所の先進試験炉でANEEL燃料照射を開始」トリウムと高アッセイ低濃縮ウラン(HALEU)から成るクリーン・コア・トリウム・エナジー社のANEEL燃料の加速照射試験と適格性確認がアイダホ国立研究所(INL)で開始される。

クリーン・コア・トリウム・エナジー

中国高温ガス炉

「HTR-PM暖房プロジェクトが始動」中国華能は山東省石島湾でHTR-PM原子炉の暖房プロジェクトを開始し、暖房グリッドに接続した。

World Nuclear News

フィリピン・米国SMR(マイクロリアクター)

「米USNC、メラルコ社とのフィリピンMMR展開に自信」USNCは、マニラ電力(メラルコ社)との提携が、フィリピンでのマイクロ・モジュラー原子炉(MMR)の展開につながると自信を示している。

Manila Bulletin

米国原子力政策

「アイダホ州議会、アイダホ先進エネルギー・コンソーシアムを支援する決議を可決」アイダホ州議会は、SMRやマイクロリアクターを含むクリーンエネルギー技術展開のために、アイダホ先進エネルギー・コンソーシアム(IAEC)とアイダホ国立研究所(INL)が実施する作業への支援を表明する決議を可決した。

KMVT/KSVT

米国新型炉(溶融塩炉)

「溶融塩炉燃料サイクル化学ワークショップと報告書」米国エネルギー省(DOE)のアルゴンヌ国立研究所(ANL)は、昨年秋にANLで開催された「溶融塩炉燃料サイクル化学ワークショップ」の主要な成果をまとめた報告書を、DOE原子力局の材料・化学技術局向けに発表した。

ANL

米国原子力政策

「DOE、石炭から原子力への転換に関する情報ガイドを発表」米国エネルギー省(DOE)は、退役する石炭発電所を原子力発電所に置き換えることを検討している地域社会向けの情報ガイドを発表した。

DOE NE局、Nuclear Newswire、Power Engineering

カナダSMR(高温ガス炉)

「X-エナジー社とトランスアルタ社、「Emissions Reduction Alberta」からの資金援助を通じてアルバータ州におけるSMRの導入を研究するために提携」小型モジュール炉(SMR)開発者のX-エナジー社とカナダの大手電力会社トランスアルタ社は、アルバータ州の化石燃料発電所サイトへのXe-100プラントの導入の適性を共同で評価することに合意した。

X-エナジー、World Nuclear News

インドSMR

「IOC、小型原子炉についてNPCILと交渉中」インド国営のインディアン・オイル・コーポレーション(IOC社)は、製油所への電力供給に小型モジュール炉(SMR)を使用する可能性について、インド原子力発電公社(NPCIL)と協議している。

The Economic Times

カナダSMR(高温ガス炉)、原子力政策

「アルバータ州、原子力発電はゆっくりだが送電網と温暖化ガス排出の課題解決に成功する可能性があると見ている」アルバータ州のダニエル・スミス州首相は、送電網に原子力エネルギーを追加し、さらに石油採掘への利用を目指すため、小型モジュール炉(SMR)の導入を指向している。州政府は、アルバータ州での高温ガス炉の実現可能性を研究するため、X-エナジー社に資金を提供した。

CTV News

英国原子力政策

「英国政府、X-エナジー社とキャベンディッシュ・ニュークリア社を、未来原子力実現基金からの最初の新型炉の受賞者に選定」X-エナジー社の100%子会社であるXエナジーUKホールディングス社と、バブコック・インターナショナル社の100%子会社であるキャベンディッシュ・ニュークリア社は4月4日、英国における新型炉(AMR)計画の開発を推進するため、英国政府の未来原子力実現基金(FNEF)からの資金提供を歓迎した。

X-エナジー、World Nuclear News

英国SMR

「英国でのニュークレオ社LFRの正当性を求める」英国原子力産業協会(NIA)は、ニュークレオ社の鉛冷却高速炉LFR-AS-200の正当性決定を英国政府に申請した。

World Nuclear News、英国原子力産業協会(NIA)

ノルウェーSMR

「ノルウェーのSMR用地がさらに特定される」ノルスク・シャーナクラフト社は、ベルゲンの西に位置するオイガルデン市の土地について、最大5基の小型モジュール炉(SMR)からなる原子力発電所建設の可能性を評価するため、影響評価作業を開始することを決定した。

World Nuclear News

インドエネルギー政策

「インドのネット・ゼロには原子力発電が必要と報告書」インド政府のために作成された報告書によると、インドはクリーンで安価な電力を実現し、2070年までにネット・ゼロを達成することができる。報告書は石炭に代わるエネルギー源を提案し、原子力技術への投資が必要と指摘している。

World Nuclear News

COP(締約国会議)その他

「COP29ホスト国、審議に原子力を含めることを目指す」アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相は、COPプロセスの審議に原子力技術を含める必要性を強調し、COP29のホストとして具体的な成果を約束した。

World Nuclear News

その他原子力政策

「海洋原子力開発機関が発足」浮体式原子力発電と原子力モビリティに関わる利害関係者を結集するため、原子力エネルギー海事機関(NEMO)が発足した。

World Nuclear News

オランダ・フランス・ドイツMOX燃料

「AMG社、MOX技術を推進する新会社を設立」AMGクリティカル・マテリアルズNV社は、核燃料市場にサービスを提供するため、フランスのグルノーブルにNewMOX SASという新会社を設立したことを発表した。

AMGクリティカル・マテリアルズNV、World Nuclear News

インドエネルギー政策

「インド、2047年までに100GWの原子力発電を目指す:AECモハンティ委員長」インドは2047年までに原子力発電を8GWから100GWに増やしたいと、原子力委員会のアジット・クマール・モハンティ委員長が述べた。

Business Standard

ロシア・バングラデシュSMR

「ロスアトム社、バングラデシュに複数の小型原子力発電所の設置を提案」ロシアの国営機関ロスアトム社は、バングラデシュに小型モジュール炉(SMR)として知られる小規模原子力発電所数基の設置を提案した。

Energy Central

セルビアSMR

「セルビア大統領、原子力発電プロジェクトを可能にする規制改革を要求」セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領は、2050年までにセルビアの電力消費量は4倍になると予想し、この問題に取り組む唯一の方法は大小の原子力発電所を建設することだと述べた。同大統領は、政府の会合で、この分野の規制変更に着手するよう呼びかけた。

Balkan Green Energy News

日本原子力水素、高温ガス炉

「日本、次世代原子炉で水素製造を計画 - 熱と最小限の電力のみ使用」日本原子力研究開発機構(JAEA)は先週、新型の高温ガス炉(HTGR)の安全性試験に成功した。同機構は、早ければ2028年にもHTGRで発生した熱を利用した水素製造の実証試験を行う計画である。

Hydrogen Insight

IAEA(国際原子力機関)溶融塩炉

「溶融塩炉の技術開発、各国がネット・ゼロに向けて継続中」2050年までに炭素排出をゼロにするためには、原子力などのクリーンエネルギーを拡大する必要がある。特に、溶融塩炉(MSR)は新しい原子力発電技術として注目され、高い安全性を有し、将来のエネルギー需要に応える可能性がある。MSRの開発は進行中で、商業的展開には技術的課題や安全性の検討が必要である。IAEAはMSR開発を支援し、規制手法や工業標準化を進める取り組みも行っている。

IAEA

米国SMR(マイクロリアクター)

「オクロ社、ダイアモンドバック・エナジー社に50MWの電力を供給するLOIを締結」オクロ社は、テキサス州の石油・天然ガス会社ダイヤモンドバック・エナジー社と、20年間の電力購入契約に向けて取り組むという拘束力のない趣意書(LOI)に調印した。

オクロ

米国SMR(マイクロリアクター)

「エクイニクス社、オクロ社SMRから最大500MWの原子力発電を調達する契約に調印 - 2,500万ドルの前払いを実施」データセンターのコロケーション会社であるエクイニクス社は、小型モジュール炉(SMR)企業であるオクロ社と、最大500MWの原子力エネルギーを調達する事前契約を締結した。同社は、2月に締結した基本合意書に従って、オクロ社による電力供給に対して2,500万ドルの前払いを行った。

DatacenterDynamics

米国原子力宇宙利用

「ウェスチングハウス社、2024年宇宙シンポジウムに参加」ウェスチングハウス社のeVinciチームは、弾力性があり、質量効率に優れた電源を衛星や月面用途に活用するAstroVinci Space Microreactorを開発している。AstroVinciの技術発表を記念して、eVinciチームは4月8日から11日までコロラド州で開催される第39回宇宙シンポジウムに出展する。

Westinghouse

米国原子力宇宙利用

「月面で原子力の「運用上の必要性」を予見」2月、NASAは50年以上ぶりにアメリカ製の着陸機が月面に到着したことを祝った。月の夜の気温は急降下し、摂氏マイナス173度程度になる。夜を生き延びるには熱と電気が必要であり、NASA関係者によれば、原子力はこの問題に対する最も魅力的な解決策のひとつだという。

arsTECHNICA

英国原子力宇宙利用

「原子力プロジェクトが英国の宇宙資金援助を受ける」英国宇宙庁から資金援助を受けることになった11の国際宇宙プロジェクトの中に、原子力をテーマとする2つのプロジェクトが含まれている。

World Nuclear News, Rolls-Royce, University of Leicester, 英国宇宙庁

英国・仏国SMR(高速炉)

「ニュークレオ社、原子炉開発でCEAと提携」ニュークレオ社は、フランスの原子力・代替エネルギー庁(CEA)と、ニュークレオ社の鉛冷却高速炉の開発に関するパートナーシップ契約を締結した。

World Nuclear News

カナダ新型炉燃料

「トリウム-HALEUベースのANEEL燃料がカナダ原子力安全委員会で予備認可のマイルストーンを完了」クリーン・コア・トリウム・エナジー社は、カナダ重水素ウラン(CANDU)炉の規制当局であるカナダ原子力安全委員会(CNSC)との間で、第1段階の認可前ベンダー設計審査(VDR)プロセスを無事完了したと発表した。クリーン・コア社は、特許を取得した燃料技術であるANEEL燃料で、カナダの原子力産業に積極的に関与してきた。

Clean Core Thorium

欧州その他

「欧州の原発、グリーン電力急増で稼働停止に」ヨーロッパでは再生可能エネルギーの普及が進み、原子力産業に影響を与えている。EDF社は、修理や点検のための長年の停止を経て、原子力発電所群を軌道に乗せつつあるところだが、すでに出力を下げ、発電所を停止させ、あるいは停止期間を延長せざるを得なくなっている。

Bloomberg

米国その他

「GAO報告書、気候変動と原子力について考察」米国会計検査院(GAO)は、気候変動が原子力発電所に及ぼす潜在的な影響に関する調査を行い、原子力規制委員会(NRC)に対し、これらのリスクに対処するよう勧告した。気象パターンや気候関連のリスクが変化しており、NRCは気候変動予測データを活用せず、安全審査やリスク評価への取組が不十分と指摘した。

Nuclear Newswire

南アフリカSMR(高温ガス炉)

「南アフリカにおけるHTMR-100 SMRの推進を目指すパートナーシップ」南アフリカのコヤ・キャピタル社とストラテック・グローバル社は、4億8,000万米ドルのFOAKの原子炉の融資と建設を目指し、HTMR-100を開発する。

World Nuclear News

IAEA(国際原子力機関)・ルーマニアSMR

「IAEA、ルーマニアのSMR用地選定を承認」国際原子力機関(IAEA)のサイト・外部事象設計(SEED)ミッションは、南部のダンボビタ郡にあるドイチェスティ・サイトがIAEAの安全基準を満たしていると結論づけた。

SeeNews、World Nuclear News

米国SMR

「ホルテック社の小型モジュール炉は、ほとんどどこでも、ミシガン州でさえも使用可能」ホルテック・インターナショナル社は、パリセード原子力発電所の再稼働とSMR-300の建設に取り組んでいる。SMR-300は、小型で柔軟性があり、砂漠のような環境でも運転可能な原子炉で、建設費用や運転コストの削減が期待される。

DOE NE局

仏国エネルギー政策

「フランス、2024年にクリーン電力の輸出記録を塗り替える勢い」Energy ChartsとLSEGのデータによると、フランスは2024年第1四半期の電力輸出を前年同期比500%増とし、通年でも過去最高を更新する見通しである。

Reuters

中国SMR

「中国のSMR、デジタル制御システムの設置を開始」世界初の陸上商業用小型モジュール炉(SMR)である中国の玲龍一号のデジタル制御システムの設置が始まった。

Xinhua News Agency、World Nuclear News

フィンランド原子力熱利用

「ステディ・エナジー社、TVO社の原子力専門知識を活用」TVOニュークリア・サービス(TVONS)社とステディ・エナジー社は、原子力暖房プラントの開発に関する協力協定を締結した。この契約により、ステディ・エナジー社は、TVO社の原子力発電所プロジェクトの計画・実施、および発電所の運転・保守・耐用年数管理に関する強力な専門知識を利用できるようになる。

TVO、World Nuclear News

米国SMR(高速炉)

「NRC、ワイオミング州ケメラーにおけるテラパワー社の建設許可申請書を公開」原子力規制委員会(NRC)は、ワイオミング州ケメラー近郊にテラパワー社のNatrium原子力発電所を建設する許可を求める建設許可申請を受理した。申請書は現在、NRCのウェブサイトで一般公開されている。

NRC

ロシアSMR(高速炉)

「ロスアトム社、BREST-OD-300核燃料モジュールの試験許可取得」ロシアの原子力規制当局Rostechnadzorは、BREST-OD-300用の劣化ウラン燃料集合体のモックアップ製造を許可するライセンスを発行した。燃料加工/再加工装置は2024年末までに完成予定で、製造ラインでは試運転が行われる予定である。

ロスアトム、TVEL、シベリア化学コンビナート(SSC)、Atomic Energy 2.0、World Nuclear News

米国SMR

「バージニア州でSMRプロジェクトが実現するまでに、少なくとも8〜10年はかかる」バージニア・エナジー社のディレクター、グレン・デイビス氏が、同州におけるSMR開発の見通しについてコメントし、「バージニア州の新しいSMRには8年から10年はかかるだろう」と述べた。

Times News

米国原子力政策

「リッシュ議員とワーナー議員、先進原子力議員連盟を発足」4月11日、ジム・リッシュ上院議員(共和党、アイダホ州選出)とマーク・ワーナー上院議員(民主党、バージニア州選出)は、上院先進原子力議員連盟(Senate Advanced Nuclear Caucus)の発足を発表した。

ジム・リッシュ上院議員

フィリピン・米国SMR(マイクロリアクター)、原子力政策

「フィリピン大統領、米国企業によるフィリピンでの原子力投資の進展を称賛」フェルディナンド・R・マルコス・ジュニア大統領は4月11日、米国の原子力企業ウルトラ・セーフ・ニュークリア社(USNC)による同国での原子力発電への投資計画が前進したことを歓迎し、プロジェクト開始に必要な法的要件が早期に完了することを期待した。

フェルディナンド・R・マルコス・ジュニア・フィリピン大統領

ノルウェーSMR

「ノルウェーの町が原子力発電所のゾーニング作業に着手」ノルウェーのトロンデラグ県ハイム市は、炉型としてSMRを視野に含めた原子力発電所建設区域の設定に向けた規制作業を開始した。

World Nuclear News

米国原子力政策

「キャサリン・ハフ氏、DOE原子力ポストを退任」米国エネルギー省(DOE)の原子力担当次官補であるキャサリン・ハフ氏が辞任し、教授職に復帰することが発表された。

Nuclear Newswire

韓国デジタル・ツイン

「デジタル・ツイン技術がKHNPの原子力発電所運営をリードする」韓国水力・原子力会社(KHNP)は、研究開発センターでデジタル・ツインを使って5つの原子力発電所を遠隔監視する計画である。

The Korea Times

米国SMR(マイクロリアクター)

「USNCとPTT社、 先進エネルギーシステムで協力」ウルトラ・セーフ・ニュークリア社(USNC)は、同社のパイロン・マイクロリアクターとペレグリン・タービン・テクノロジーズ(PTT)社の超臨界二酸化炭素エネルギー変換システムおよび先進熱交換器技術の統合に取り組むことで合意したと発表した。

USNC、World Nuclear News

中国原子力政策

「エネルギーミックスに占める原子力の割合が上昇中」中国原子力協会の報告書によると、中国における発電量に占める原子力の割合は、2021年の5%から2035年には10%に増加し、9億トン以上の二酸化炭素が削減されると予想されている。報告書では、原子力のシェアは2060年までに18%に達すると予測している。

China Daily

中国原子力宇宙利用

「原子力宇宙エンジン・プロジェクトの詳細を発表」中国のチームは、メガワット級リチウム冷却宇宙用原子炉の設計と研究開発についての論文を、科学雑誌に掲載した。

Nuclear Engineering International

ウクライナ・米国SMR

「エネルゴアトム社とホルテック社、SMR製造施設に関する契約に調印」ウクライナのエネルゴアトム社とホルテック社が合意し、小型モジュール炉の部品製造と使用済核燃料の貯蔵・輸送システムを設立する。

World Nuclear News

ロシア人工知能(AI)

「ロシア、AIによる原発設計の加速を目指す」ロスアトム社のデジタル化担当ディレクター、エカテリーナ・ソルンツェワ氏によると、人工知能(AI)は原子力発電所の設計期間を5年から数ヶ月に短縮するのに役立つという。2030年から2040年の10年間に実現すると見込まれるが、このためには量子コンピュータの利用が必要とのことである。

Nuclear Engineering International

米国その他

「AIブームには原子力発電が必要、コンステレーション・エナジー社CEOが語る」コンステレーション社のジョー・ドミンゲス最高経営責任者(CEO)は、AIの電力需要に対応して原子力への関心が高まっていると語る。

Bloomberg

韓国SMR

「KRISO、SMR搭載船舶の研究開発プロジェクトを開始」韓国船舶・海洋工学研究院(KRISO)は、小型モジュール炉(SMR)動力船および浮体式原子力発電所の開発に関する研究プログラムを開始した。

Business Korea

米国SMR

「ゼンディー社(Xendee Corporation)のSMRのモデリングがイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の大幅な炭素削減を示す」ソフトウェア会社ゼンディー社は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のアイダホ国立研究所との協力による小型モジュール炉(SMR)モデリング・プログラムの第一段階が成功裏に終了したことを発表した。既存のエネルギー供給、需要、発電源に関するデータを提供することで、さまざまな脱炭素化シナリオの実現可能性が綿密に評価された。

Xendee Corporation

インドSMR(マイクロリアクター)

「インドBARC、可搬型マイクロリアクターを開発中」インドのバーバ原子力研究センター(BARC)が、民生と軍事の両方に応用できる可搬型マイクロリアクターを開発していると報じられている。

IndianWeb2

米国SMR(マイクロリアクター)

「ノーム、マイクロリアクターで持続可能なエネルギーを探る」ノームをはじめとするアラスカの遠隔地コミュニティは、ディーゼル発電機に頼っている現状に代わるものとして、ウェスチングハウス社のeVinciシステムを含むマイクロリアクターの導入を模索している。

KNOM

米国SMR

「John Catsimatidis氏のレッドアップル・グループ(Red Apple Group)、小型原子炉の普及を指揮するエネルギー担当重役を起用」ニューヨークの億万長者John Catsimatidis氏は、彼の会社レッドアップル・グループは、新しいタイプの小型原子炉を開発することによって、「グリーン」エネルギーを安価なものにしようとしている、と語った。この展開を監督するため、アメリカン・インターナショナル・グループのグローバル・マリン&エネルギー部門で長年重役を務めたボブ・パーコポ氏を新最高執行責任者に任命したという。

New York Post

ロシアSMR(高速炉)

「BREST-OD-300用格納容器2段目設置」シベリア化学コンビナートで建設中の鉛冷却高速中性子炉BREST-OD-300用に、格納容器の2段目が設置された。

World Nuclear News

スウェーデンSMR

「Blykalla社、鉛冷却SMRを支援する最新の資金調達ラウンドを終了」スウェーデンのBlykalla社は、鉛冷却の小型モジュール炉(SMR)を支援するための最新の資金調達ラウンドの終了を発表し、総額8,000万クローネ(730万ドル)を調達した。

Nuclear Engineering International

カナダその他

「BWXT社、原子力製造工場の拡張を発表」BWXテクノロジーズ(BWXT)社は4月19日、カナダ・オンタリオ州ケンブリッジにある製造工場を拡張し、高度な製造設備を追加する計画を発表した。

BWXT、Nuclear Newswire

英国原子力政策

「英国の原子力戦略、具体化へ」1月に発表された政府計画『Civil Nuclear: Roadmap to 2050』では、2030年から2044年まで5年ごとに3〜7GWの原子力発電容量を追加し、2050年までに最大24GWの新規原子力発電所を設置するための投資決定を確保することが約束された。この目標を達成するために設立された公的機関であるグレート・ブリティッシュ・ニュークリア(GBN)は、イニスモン/アングルシーのウィルファとグロスターシャーのオールドベリー・オン・セヴァーンにある新たな原子力開発用地を日立から購入すると発表した。

Reuters

日本・英国SMR(高温ガス炉)

「NNLとJAEA、新型核燃料に関する協力協定を締結し、両機関の関係を強化」英国NNLと日本原子力研究開発機構(JAEA)は、英国におけるエネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)のステップ1被覆粒子燃料プログラムの一環として、協定を締結した。

英国NNL、日本原子力研究開発機構プレス

米国SMR(高温ガス炉)

「X-エナジー社、世界初のTRISO-X燃料製造施設で1億4850万ドルの投資税額控除を獲得」米国政府はXエナジー社の子会社であるTRISO-X社に対し、テネシー州オークリッジに先端燃料製造施設を建設するための1億4,850万ドルの税額控除を与えた。

X-エナジー

ロシア高速炉

「ロシア、世界最大の高速炉BN-1200を2026年に着工へ」高速中性子炉BN-1200建設技術チームのリーダー、アンドレイ・スメロフ氏は、「BN-1200は第4世代のナトリウム冷却炉である。設計はできており、2025年に規制当局の認可が下りる予定である。プラントの建設は2026年に始まり、2032年には送電網に接続される予定である」と述べた。

Bizz Buzz

中国原子力政策

「中国の原子力発電、2023年に44万GWhに達する」中国原子力庁が4月23日に発表したところによると、中国本土における原子力発電量は2023年に44万GWhとなり、総発電量の5%近くを占める。

新華社通信

中国原子力政策

「中国の国会議員、原子力法草案を審議」中国の国会議員は4月23日、原子力産業の健全で持続可能な発展を促進することを目的に、原子力法の草案の審議を開始した。

新華社通信

ロシアSMR(マイクロリアクター)

「ヤクティアSMRの工学・地質学調査が完了」オルゲネルゴストロイ社がサハ共和国北部のウスチ・クイガ村に低出力原子力発電所(ASMM:Atomnoi Stantsii Maloi Moshnosti)を建設するための複合工学・地質学調査を完了した。

Nuclear Engineering International

IAEA(国際原子力機関)その他

「IAEA、原子力のネット・ゼロの役割をG20に提唱」国際原子力機関(IAEA)は、エネルギー安全保障と気候変動目標の達成において原子力エネルギーが果たしうる重要な役割について、世界最大の経済グループであるG20の活動に貢献するため、G20との初の共同作業を開始した。

World Nuclear News、IAEA

米国原子力規制

「NRC、新規原子炉認可に技術中立的アプローチ(technology-neutral approach)を提案」原子力規制委員会(NRC)は新規原子炉の環境レビューを合理化するため、特定の立地条件やプラントパラメータに適合する設計に対しては一般的な形での環境影響を提示するとの規則案についてパブリックコメントを募集中である。提案されたANR GEIS(Advanced Nuclear Reactor Generic Environmental Impact Statement)規則案では、新規原子炉認可申請書は、適用可能となる一般的な環境影響所見をプロジェクト特有の問題に対する評価で補足することになる。

World Nuclear News、Nuclear Newswire

カナダSMR(軽水炉)

「CNSC、ダーリントンのSMRの環境評価を承認」カナダ原子力安全委員会(CNSC)は、ダーリントンの新規原子力発電プロジェクト(DNPP)に関する既存の環境評価は、OPG社が技術選定したGEH社のBWRX-300に適用できると決定した。

カナダ原子力安全委員会(CNSC)、Nuclear Engineering International

カナダSMR(溶融塩炉)

「テレストリアル・エナジー社とシュナイダー・エレクトリック社、産業施設や大規模データセンター向けのベースロード・ゼロカーボンエネルギーソリューションで協業」テレストリアル・エナジー社は、シュナイダー・エレクトリック社と、商業的機会を共同で追求し、統合型溶融塩炉(IMSR)発電所の開発を進めるための覚書(MOU)を締結した。

テレストリアル・エナジー

OECD/NEA(経済協力開発機構/原子力機関)核廃棄物

「NEA WISARDプロジェクトの形成:持続可能な将来の原子力システムのためのバックエンド戦略」原子力機関(NEA)は、フロントエンドと設計段階での決定がバックエンドに及ぼす影響を探るため、小型・先進炉設計に対して廃棄物を統合的に議論する野心的な共同プロジェクト(WISARD:Waste Integration for Small and Advanced Reactor Designs)を推進している。

OECD/NEA

韓国・ルーマニアSMR

「ルーマニア大統領が斗山SMR製造施設を訪問」ルーマニアはニュースケール社の技術を用いた小型モジュール炉(SMR)の計画を進めており、韓国の斗山エナビリティ社が上部原子炉モジュールを含む中核機器を製造・供給することになっている。チャンウォンの製造施設を訪問したルーマニアの政治家や業界関係者の代表団は、鍛造工場を見学し、SMR製造のための具体的な設備を確認し、プロジェクトのスケジュールについて話し合った。

World Nuclear News

韓国・ルーマニアその他

「ルーマニアの原子力専門家、韓国の先進原子力技術を称賛」ルーマニア原子力産業協会のボグダン・テルメガン理事は、韓国との原子力技術協力の重要性を強調した。

BusinessKorea

米国SMR(マイクロリアクター)

「L&Hインダストリアル社、マイクロリアクター技術による産業用熱電併給の開発に関するBWXT社との共同開発契約を発表」ワイオミング州ジレットを拠点とする産業機械会社L&Hインダストリアル社は、産業ユーザーに熱と電力を提供するマイクロリアクターの展開に関する共同開発契約をBWXテクノロジーズ社と締結した。

L&Hインダストリアル

韓国SMR

「韓国、慶州にSMR研究のための産業団地を建設へ」韓国水力・原子力会社(KHNP)と慶州市が締結した覚書(MOU)に基づき、韓国は2030年までに小型モジュール炉(SMR)研究のための国家複合施設(a national industrial complex)を設立する可能性がある。

Pulse

韓国使用済燃料

「韓国の原子力発電所、使用済燃料の貯蔵問題により停止間近か」韓国の原子力発電所の一部で使用済燃料プールの容量が限界に近づいており、原子炉の停止につながる可能性がある。

The Chosun Daily

ポーランド・英国SMR(軽水炉)

「Industriaとロールス・ロイス社のSMR計画が一歩前進」ポーランドのIndustriaは、ロールス・ロイス社の小型モジュール炉(SMR)の建設に関する原則決定に必要となる政府閣僚からの必要な意見を全て得た。

ロールス・ロイスSMR、World Nuclear News

米国SMR(溶融塩炉)

「NRC、ヘルメス2試験炉建設許可についてパブリックコメントを求める」NRCは、ケイロス・パワー社のヘルメス2試験炉施設建設に関する環境評価案について意見を求めている。

Nuclear Newswire

英国SMR(軽水炉)

「ロールス・ロイス社、政府による設計コンペの遅れを理由に英国原子力工場建設計画を縮小」ロールス・ロイス社は、政府によるSMR設計コンペの遅れを受け、英国での新しい小型モジュール炉(SMR)製造施設の建設計画を縮小したと報じられている。

City A.M.

カナダSMR(軽水炉)

「BWXT社がGE Vernova Nuclear社の小型モジュール炉サプライヤー・グループの最初のメンバーに指名される」BWXT社のカナダ子会社であるBWXTカナダ社が、BWRX-300 SMRの導入を推進するGE Vernova Nuclear社事業のサプライヤーグループに参加する最初の適格サプライチェーン企業に選定された。

BWXテクノロジーズ

イタリアSMR

「イタリア、気候変動目標達成に原子力の役割の検討が必要とエネルギー大臣が発言」イタリアのエネルギー相ジルベルト・ピチェット・フラティン氏は、2050年のネット・ゼロ目標達成のためには、「短期的・中期的に原子力の利用を検討しなければならない」と述べた。

World Nuclear News

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