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法大・井之上駿太、男子400m障害で東京世陸参加標準突破「ジャパンのユニフォームを着て走り切りたい」/陸上

日本インカレ男子400m障害準決勝に出場した法大・井之上駿太

陸上・日本学生対校選手権第3日(21日、神奈川・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)男子400メートル障害準決勝が行われ、法大の井之上駿太(4年)が自己ベストの48秒46をマークし、3組1着で決勝に進んだ。日本歴代7位、日本学生歴代5位の好タイムで、来年の世界選手権(東京)の参加標準記録(48秒50)も突破した。井之上は追い風に乗って中盤からじわじわ順位を上げると、最後は競り合いながらタイムを伸ばし「まさか準決勝で参加標準標準記録を突破できるとは。喜びというより驚きが勝っている」と声を弾ませた。

中学から陸上を始めた。短距離で法大に入学したがスランプに陥り、苅部俊二監督の勧めで400メートル障害に転向。大学3年間は関節や腱の故障に苦しんだものの、昨冬のオフにウェイトトレーニングを増やして体づくりに専念し、今年5月の関東学生対校選手権(関東インカレ)で48秒91をマーク。今夏は「ようやく怪我がなく練習を積むことができた」と充実の日々を過ごし、大学4年目で花開いた。

今年6月の日本選手権(新潟)は49秒30の5位。同じ大学生でパリ五輪代表の豊田兼(慶大4年)と小川大輝(東洋大3年)に先着を許し、力の差を痛感したという。それでも今回、400メートル障害では一番乗りで日本代表候補に名乗りを上げた。「今ようやく(参加標準突破を)かみしめてきて、世界の舞台が鮮明に近づいてきたかな。来年、東京の世界陸上があるので必ず代表入りして日本代表のジャパンのユニフォームを着て400メートル障害を走り切りたい」と井之上。

大会最終日の22日、最後のインカレを締めくくる。ハードル界の新星は「優勝を目指したい。有終の美を飾れたら」と気持ちを切り替えた。

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