セラミックサイエンス研究部門専任教員着任のお知らせ
着任のごあいさつ
このたび、2020 年 11 月 1 日より佐賀大学肥前セラミック研究センターの助教に着任
しました HAO DONG と申します。
私は中国科学院金属研究所 無機非金属研究室の出身で、2013 年に博士号を取得後、
物質・材料研究機構と法政大学を経て、2018 年から 2020 年 10 月まで佐賀大学肥前セラ
ミック研究センターの非常勤研究員として奉職させていただきました。
有田焼は 1616 年に日本で最初の磁器として誕生し、現在まで 400 年以上の歴史を有
しています。現在、有田焼の売上高は最盛期と比べて大きく低下しており、地域活性化
につながる有田焼のさらなる新機能化のニーズが高まりつつあります。この有田の町に
肥前セラミック研究センターが設置されていますが、私はセラミック産業と地域の活性
化への貢献という点に大きな興味を持っています。
肥前セラミック研究センターでの私の主な研究は、新規陶磁器素地の開発と有田焼の
高機能化を目指すことです。私のこれまでの物質・材料研究機構と大学での研究の経験
を活かして、研究の成果を地域活性化や地域ブランドの構築、さらには、国際交流へ貢
献できるよう努力してまいります。
有田に勤めて 2 年半が過ぎようとしておりますが、今後ともご指導ご鞭撻を賜ります
よう、どうぞよろしくお願いします。
HAO DONG
2020 年 11 月 1 日

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