2020 年 11 月 25 日
CIREn 電気化学研究分科会
2020 年度 第 2 回講演会(オンライン開催)のご案内
佐賀大学は佐賀県と共同で「再生可能エネルギー等イノベーション共創プ
ラットフォーム(Co-creative Innovation platform for Renewable Energy)」
(略称 CIREn)(HP:https://ciren.jp/aboutciren/)を立ち上げました。CIREn に
はいくつかの研究分科会がございますが、その一つとして、本学の理工学部
化学部門の冨永昌人 教授を中心として「電気化学研究分科会」(座長 冨永
昌人 教授、副座長 矢田光徳 教授)を立ち上げて活動しております。今回、
佐賀大学 肥前セラミック研究センターは、「CIREn 電気化学研究分科会
2020 年度 第 2 回講演会」に共催として参画します。講演会の参加方法を以
下に記しますので、皆様、奮ってご参加ください。
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2020 年 12 月 18 日(金) 13:00〜15:00
主催: CIREn 電気化学研究分科会
共催: 佐賀大学肥前セラミック研究センター
場所: Web 配信(Webex を利用予定)
後日,参加者のみに詳細をご連絡いたします
CIREn 電気化学研究分科会
2020 年度 第 2 回講演会
内容:CIREn 電気化学研究分科会の紹介
(電気化学研究分科会座長 冨永昌人 教授)
講演1 PEFC 用酸化物担体の開発
〜カーボンフリーと高温作動を目指して〜
宮崎大学 酒井剛
概要 現在、次世代のエネルギーシステムとして固体高分子形燃料 電池
(PEFC)が注目されている。PEFC には,カソードの極の酸素還元反応を促進する
ために白金微粒子を担持させたカーボン(白金担持カーボン)が用いられているが,
カーボンの腐食に伴う白金の凝集等による性能低下が問題となっており,安定な
担体が求められている。本講演では,PEFC のカーボンフリー化と高温作動化を
目指して,カソード電極触媒用酸化物担の開発における我々の研究グループの取
組を紹介する。
講演2 電気透析による効率的 CO2 分離回収とその可能性
九州大学 谷口育雄
概要 効率的な CO2 分離回収法の確立は,二酸化炭素回収・有効利用・貯留技
術(CCUS)の実用化に必須である。現在,アミン水溶液を用いた化学吸収法は,
実証試験に到達した最も有用な方法であるが,分離回収の所要エネルギーが大
きいという致命的な欠点が実用化への大きな障壁となっている。本講演では,電
気透析による省エネルギーCO2 分離回収とその可能性について紹介するとともに,
CCUS の現状や展望についても合わせて概説する。
フリーディスカッション
参加をご希望の方は,12 月 15 日(火)までに,参加者の氏名,所属,
連絡先を,下記申込先メール宛にお知らせください。本講演会に関
するお問い合わせは,下記問い合わせ先までお願いいたします。
申込先 問い合わせ先
CIREn 事務局 CIREn 電気化学研究分科会
担当:川副 悦子 担当:梅木 辰也
Tel:0952-28-8514 Tel:0952-28-8555
Fax:0952-28-8860 Fax:0952-28-8548
E-mail:info@ciren.jp E-mail:umecky@cc.saga-u.ac.jp

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