山花温泉リフレ さま
電気と重油の「e」とこ取りで確かな省エネ効果
施設のご紹介
[画像:露天風呂]
<露天風呂>
釧路市農村都市交流センター「山花温泉リフレ」は温泉・宿泊施設をはじめとして、地場産の農産品を使った加工実習が行える体験室など、お客さまが幅広く利用できる複合施設として、平成8年にオープンしました。近郊には動物園やホースパーク、キャンプ場やふれあい農園といった施設もあり、釧路市民にとって親しみのある施設であるとともに、観光客にとっても魅力のある施設となっています。
ハイブリッド給湯採用のきっかけと効果
<ハイブリッド給湯システム>
施設の中で特にエネルギー消費の多い暖房・給湯は、油焚き真空式温水発生機によって賄うシステムでしたが、燃焼時間が約30,000時間に達し、機器の更新が必要となりました。
既存システムの更新を検討していましたが、釧路市として施設の省エネルギー化を図るため、環境性と経済性効果が高く、設備更新の容易な、業務用エコキュートと真空式温水発生機を組み合わせたハイブリッド給湯を採用しました。
真空式温水発生機と業務用エコキュートを組み合わせて給湯する「ハイブリッド給湯システム」を導入し、給湯利用が少ない夜間に業務用エコキュートでお湯を貯め、昼間の給湯需要が高くなるときに真空式温水発生機で沸かしたお湯とあわせて給湯することで、真空式温水発生機の負荷を低減し必要となる機器能力を下げることができました。
設備改修前後のエネルギー量について、導入から4ヶ月で電力量は5,640〔kWh/月〕増加したものの、重油の使用量は9,900〔L/月〕減少したため,トータルでは原油換算で8.57〔kL/月〕削減することができています。
今後も実績をもとにハイブリッド給湯システムの効率的な運用方法を検討すると共に、施設全体についても、更なる省エネルギー化を図っていきます。
【施設概要】
- 施設名称:釧路市農村都市交流センター 山花温泉リフレ
- 住所:釧路市山花14線131番
【ご採用機器】
- 給湯:業務用エコキュート、真空式温水発生機