地理院概要


中央局で
電子基準点の
観測データを収集・解析
中央局 電子基準点
観測
データ
出典:地理空間情報活用推進会議事務局
G空間プロジェクトパンフレット出典:PLATEAU Usecase
デジタルツインの基盤として、
全国の3次元地図を整備します
空中写真や高精度標高データを使って電子国土基本図に高さを与えることで、
全国の3次元地図を整備します。
これにより、
国土全体のデジタルツインを実現し
多様な分野のDXに貢献すると期待されています。
国土地理院は、
2008年から5m間隔の地形データを
整備・提供してきました。
2023年11月から、
更に高解像度な1m間隔の
地形データの整備・提供を進めています。
小河川など5m間隔では表現できなかった
細かな地形の表現力が増しているため、
より精度の高いシミュレーションが可能となります。
緻密な地形データを整備し、
高精度なシミュレーションを支えます
スマート農業
ICT施工
3次元化された電子国土基本図
(イメージ)
地形データ解像度の比較
1mメッシュ
(標高) 5mメッシュ
(標高)
デジタルインフラで実現す る新しい社会
電子基準点網が支える
高精度測位社会
電子基準点のデータは、
ICT施工やス
マート農業といった、
測量以外の分野で
も位置の基盤としての役割を果たしてい
ます。
電子基準点の観測データから算出
される補正情報は、
位置情報サービス事
業者や、
「日本版GPS」とも呼称される「み
ちびき」から配信され、
建機等のリアルタイ
ムかつ高精度な位置の決定に活用されて
います。
このような仕組みは、
建設や農業
等様々な分野で作業の効率化や人手不
足の解消に貢献し、
これまで以上に重要
なものとなっています。
補正情報を配信
準天頂衛星
「みちびき」
出典 qzss.go.jp
管制局で
補正データを
作成し送信
定常時地殻変動
補正サイト
(POS2JGD)
地殻変動により、
地面は常に動き続けています。
ところが、
地図は過
去のある時点の位置を基に作られているため、
「測位結果」と「地図上
の位置」
との間には、
時間経過と共に累積し拡大する位置のズレが生
じます。
この地殻変動によるズレを補正するため
「定常時地殻変動補正サ
イト
(POS2JGD)」を整備し、
補正情報を提供しています。
これにより、
誰もが
「測位結果」
から
「地図上の位置」
を求められ、
地殻変動によるズレを意識することなく位置情報を様々な分野で
活用できます。
地図上の位置
測位結果
地殻変動
補正
POS2JGDで実現する地図に重なる測位情報
測位結果を瞬時に
地図と整合させることができます
くろまる太陽光発電シミュレーション くろまる浸水シミュレーション
測位衛星を用いて
正確な標高が分かる社会の実現を目指します
衛星測位で分かる高さは楕円体高で、
これからジオイド
(標高0mの基準)
の高
さを引く
と標高を得ることができます。
標高0mの基準は重力から計算でき
るため、
日本全国の重力を航空機で測定
し、
新しい標高0mの基準を整備します。
これにより衛星測位で迅速に高精度な
標高が分かる社会の実現を目指します。
スマート農業
ICT施工
地殻変動補正
自動運転
ドローン物流9 10実空間
デジタル空間
mission 02

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