研究情報の公開について

臨床研究に関するオプトアウトについて

通常、臨床研究は文書または口頭で十分に説明を行い、患者様からの同意を得て行われます。これを「オプトイン」と言います。なお、同意には主として「文書による同意」と「口頭による同意」がありますが、臨床研究に関わる同意は、文書による明確な同意を基本とします。(一方、口頭による同意を取得した際は、その旨を遅延することなく診療録に記載します。)

臨床研究のうち、観察研究(対象となる患者様の診療データや余った検体のみを匿名化して用いる研究)においては、患者様に対して研究を目的とした積極的な侵襲や介入がないため、国が定めた指針(『人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針』)に基づき、対象となる全員の患者様から個別に直接同意を得ることはしておりません。しかし、研究の目的を含めて、研究に関する情報を通知または公開し、さらに拒否の機会を保障するようにしております。このような手法を「オプトアウト」と言います。

当院でオプトアウトを行っている臨床研究は下記の通りです。すべて当院の倫理委員会で審議され承認されているものです。
研究の詳細につきましては、当院での臨床研究一覧の該当する研究の添付資料ご覧ください。
なお、研究への協力を希望されない場合は、お手数ですが下記の当院倫理委員会事務局までお知らせください。臨床研究の参加はあくまで患者様の「自由意思」が尊重され、研究への協力を希望されない場合でも、診療上の不利益を受けることは一切ありません。
当院における医学研究への向上および貢献にご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

倫理委員会事務局
担当 :倫理委員会事務局(総務課)
電話番号 :024-534-6101

当院での臨床研究一覧

当院では以下の一覧に掲載された臨床研究が実施されています。前項で説明した「オプトアウト(情報公開と拒否機会)」を希望される方は、倫理委員会事務局までお知らせください。