1短期研修
【1ウィスコンシン大学ラクロス校短期研修(アメリカ)
】研修体験報告書(1)
研修時の
本学の所属・学年
初等教育教員養成課程 1年
研修期間
期間:2023 年 2 月 27 日〜2023 年 3 月 21 日
研修先の国、
研修先
・訪問先
国:アメリカ
研修先・訪問先:ウィスコンシン大学ラクロス校
研修参加目的・動機など
私は、ずっと留学することが夢でした。私は留学を通して、自分の
視野を広げ、異文化を体験することで、いろんな考えを理解できる
ような人物になりたいと考えています。しかし、様々な事情で長期
の留学には踏み出せずにいましたが、
このラクロス短期研修は春休
みの間だけ留学に挑戦できる貴重な機会だと思い、
参加を決意しま
した。
研修参加を考え始めた時期 大学入学前
求められた語学力
及び具体的な準備内容
(求められた語学力)
英検 2 級〜
自分の言いたいことを表現できると楽しいと思います!
(準備内容)
この研修に向けて英語習得院の ELI 講座をとっていました。
情報収集方法 実際にこの研修に参加された先輩から
居住環境
私がお世話になったホストファミリーの家は、
個室が用意されてい
ました。
研修先に持参した方がよい
もの
風邪薬、小さめのバック
物価(食費、住居費等
日本の物価と比較して)
私がアメリカに滞在していた際は、1ドル=130〜140 円でした。
大学のカフェテリアなどでは、6ドル〜10 ドル、バディなどと外
食する際は 10 ドル〜25 ドルほど使ったのでお手頃価格とは言え
ません。
(チップを合わせての値段です) 2研修の必要総額
(渡航費、生活費を含む)
総額 586,000 円
フライト料金 266,000 円
研修費用 約 30 万円
海外旅行保険 13,000 円
その他(お土産代、食費など)約7万円
治安状況 治安はとてもよく、不安は感じなかったです。
その他注意すべき事項
手荷物は2個まで持ち込むことができるので、
大きめのスーツケー
スを 2 つ持っていくことをお勧めします。
また、
コロナの予防接種証明は、
接種証明アプリをダウンロードし、
登録しておくと安心です。登録の際には、マイナンバーカードが必
要となるので注意してください!
留学・短期研修等体験レポート(自由記述)
私は、
ウィスコンシン大学ラクロス校研修で多くのことを学ぶことができました。
この研修を通
して、コミュニケーション能力や、自主性を身につけることができました。そして、現地の学生
の向学心に刺激を受け、学習意欲を向上させることができました。UWL の学生は、フレンドリ
ーで自分の興味のあることに対して、
自主的に学びに向かう姿勢がとても印象的でした。
そのよ
うな学生たちの姿を見て、自身の学問との向き合い方を考えさせられました。
実際に、日本人学
生が開催したプログラムでは、多くの学生が参加してくれました。また、ディスカッションで
は、
日本に興味のある学生たちが、私たちに日本の文化や習慣について質問してくれました。お
互いの文化や、教育の制度などを話し、とても有意義な時間にすることができました。
その他に
も、この研修では多くの幼稚園や小学校、中学校を訪問しました。それぞれの学校で、
「おりが
み」と「書道」の 2 つの日本の文化を紹介し、体験してもらいました。この活動では、アメリカ
の学校の制度や、
習慣を実践的に学ぶことができました。
海外の教育現場を学びたかった私にと
って、大変貴重な経験となりました。
自分たちで考えて子どもたちの年齢に応じて、臨機応変に
教える内容を変えたり、
説明の方法を変えたりと実習のような体験もすることができました。この研修で学んだことや、
体験は決して日本では学べないことばかりだと思います。
英語の能力に
関しては、3 週間ではリスニング能力が向上し、簡単な会話ができるようになるくらいです。し
かしそれは、表面的なことであって、見えない部分で、私は大きく変わったと実感しています。
この研修をサポートしてくださった全ての方に感謝してもしきれません。本当にありがとうご
ざいました。留学に少しでも興味のある方は、ぜひこの研修に参加してほしいと思います! 3【1ウィスコンシン大学ラクロス校短期研修(アメリカ)
】研修体験報告書(2)
研修時の
本学の所属・学年
初等教育教員養成課程 2 年
研修期間
期間:2023 年 2 月 27 日〜2023 年 3 月 21 日
研修先の国、
研修先
・訪問先
国:アメリカ
研修先・訪問先:ウィスコンシン大学ラクロス校
研修参加目的・動機など
高校生の頃から日本の外へ出て違う文化に触れることが夢であっ
たため、入学当初から絶対に留学に行くと決断していた。はじめの
志望理由は実際の英語に触れたいという思いであったが、
留学が始
まってからは、日本との違い、良さを見いだそうという目的を持っ
て参加した。
研修参加を考え始めた時期 1 年生でこの研修があることを知ったときから
求められた語学力
及び具体的な準備内容
(求められた語学力)
特にない。強いて言えば日常会話
(準備内容)
特に準備したことはないが、
自分が何を得たいのかを明確にして参
加した。
情報収集方法 説明会、polaris
居住環境 ホームステイ一週間、その他ホテル。快適。
研修先に持参した方がよい
もの
研修前に指示あり。ただ、今回は大学のバディが二人いたため、お
土産は余分にあっても良いと思う。
物価(食費、住居費等
日本の物価と比較して)
やや高め。(私達の時は 1 ドル 136 円くらい)
研修の必要総額
(渡航費、生活費を含む)
総額 65 万円
治安状況 良い
その他注意すべき事項
お土産を買ったら荷物が増えるため、
スーツケースは二個持って行
くべき 4留学・短期研修等体験レポート(自由記述)
1研修によって身についた能力(具体的に)
研修によって身についた
「能力」
と言われると難しいが、研修を通して英語を恐れず話すことが
できるようになった。
英語が得意な人もいて、
その人に頼りっきりになることもあったが、
自分
で話すべきときは話そうと努めることができた。
今まで、
英語の講義で間違いを恐れず話すこと
が大切だと学習しても、
いざ話すとなると戸惑ってしまうことが多かった。しかし、実際に話さ
なければコミュニケーションがとれない環境に自分が立つと、間違いなど気にしていられない。
実際に経験したからこそ間違いを恐れない大切さを学べ、恥ずかしいという殻を抜け出せたの
だと思う。
2研修のどういう部分が教員になる上で役に立ったか
研修の中には、アメリカの幼稚園〜高校まで日本文化(折り紙・書道)
を教えに行く機会があり、アメリカの教育を実際に見ることができた。
そこで、日本での教育にも活用できる部分を見いだすことができた。一
番は騒がしくなったときに注目させる方法である。日本では先生が「静
かにしなさい」と声を上げるイメージが強い。やはり、これは児童から
しても命令されているように感じ、少し萎縮してしまうのではないかと
思う。アメリカは教師が手拍子すると児童が手拍子で返すという方法で
注目させていた。できていないから怒るという手段ではなく、他に工夫
する部分を見いだすことは大事であると感じた。
手拍子以外にも、
合い言葉や短い歌などがあっ
たため、私も教師になったら参考にしたいと思う。
3私が留学に行って良かったと感じること
留学と聞くと、
全く違う世界に飛び込むため、
行きたいと思っていても勇気がでない人が多いと
思う。しかし、留学のメリットは数え切れないほどあるため、このレポートを見て、少しでも留
学に興味を持ってもらいたい。
☆自分の世界観・価値観が広がる!
国が違うだけで文化も言語も考え方も大きく異なる。
それに実際触れるだけで、
小さい世界し
か見ていなかったのだと気付くことができる!
☆自分のことを考えるきっかけに!
大学で授業を受けたとき、
自分はどういう人間なのか考え、
趣味などではなく、
性格面に着目
した自己紹介をした。
日本人は人に言われたからこういう性格だと思うと考えることが多く、自己肯定感が低いということに気付いた。自分に自信をもって過ごせるようになりたいと考える
ようになった。
☆世界にも友達が!?
大学では、バディが 1 人ずつ付いてくれる。バディとは留学が終わってからも連絡を取り合
うぐらい大切な友達を見つけることができた。
私のバディはもうすぐ日本に留学に来るため、会いに行こうと思っている。 5【1ウィスコンシン大学ラクロス校短期研修(アメリカ)
】研修体験報告書(3)
研修時の
本学の所属・学年
初等教育教員養成課程 3年
研修期間
期 間 : 2023年 2月 27日 〜 2023年 3月 21日
研修先の国、
研修先・訪問先
国:アメリカ合衆国
研修先・訪問先:ウィスコンシン州ラクロス校
研修参加目的・動機など
私は、高校時代に留学をするなど、以前より外国の文化や言語等に
興味・関心があり、大学に進学後は留学がしたいと考えていました
。そして、進学後、ラクロス校への短期留学という大学の案内を見
つけ、応募しました。
研修参加を考え始めた時期 大学1年生
求められた語学力
及び具体的な準備内容
(求められた語学力)
・日常会話ができる程度の語学力
(準備内容)
・留学に向け、積極的に洋楽を聞いたり洋画を観たりした。
情報収集方法 大学のホームページ・ポータルサイト
居住環境 とても良かった。
研修先に持参した方がよい
もの
大量の折り紙(種類豊富)
物価(食費、住居費等
日本の物価と比較して)
円安の影響もあり、全体的に高い。
研修の必要総額
(渡航費、生活費を含む)
総額約65万
治安状況 良い。
その他注意すべき事項 特になし。 6留学・短期研修等体験レポート
私 は 、 大 学 に 進 学 後 は 留 学 を 絶 対 に し た い と い う 思 い が 、 高 校 時 代 よ り あ り ま
し た 。 し か し 、 大 学 に 入 学 時 、 新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス の 影 響 も あ り 、 思 う よ う に
留 学 を 実 施 す る こ と が で き な い 状 況 で し た 。 実 際 に 、 私 は 、 大 学 1年 生 の 頃 、
こ の ラ ク ロ ス 研 修 に 参 加 す る 予 定 で し た が 、 来 年 度 に 延 期 さ れ て し ま い ま し た
。 そ し て 、 よ う や く 、 大 学 2年 生 の 2月 、 こ の 研 修 が 実 施 さ れ ま し た 。
こ の 研 修 に 参 加 し た こ と で 、 自 分 自 身 が 、 ど れ だ け 大 学 2年 間 に お い て 、 言 語
( 英 語 ) と い う 勉 強 を お ろ そ か に し て し ま っ た の か と い う 現 実 を 突 き つ け ら れ
ま し た 。 具 体 的 に は 、 こ の 研 修 で は 、 現 地 の ウ ィ ス コ ン シ ン 大 学 ラ ク ロ ス 校 へ
行 き 、 学 校 で 授 業 を 受 け た り 、 現 地 の 大 学 生 と 交 流 す る 場 面 が 多 く 設 け ら れ て
い る の で す が 、 英 語 を 聞 き 取 れ て も 、 自 分 の 伝 え た い こ と を 十 分 に 伝 え ら れ る
英 語 能 力 の 無 さ で す 。 ま た 、 ホ ス ト フ ァ ミ リ ー の 家 に ホ ー ム ス テ イ を す る の で
す が 、 そ こ で も 、 今 日 の 出 来 事 や 、 伝 え た い こ と を 早 く 十 分 に 伝 え ら れ る 英 語
能 力 の 無 さ を 感 じ ま し た 。 で す が 、 こ の 研 修 で 、 英 語 力 を 向 上 さ せ る た め に 、
拙 い 英 語 で あ っ て も 、 英 語 の 授 業 で は 積 極 的 に 発 言 し た り 、 バ デ ィ と 沢 山 、 コ
ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 っ た り 、 ホ ス ト フ ァ ミ リ ー に は 自 分 か ら 今 日 あ っ た 出 来
事 や 感 じ た こ と 、 面 白 い エ ピ ソ ー ド を 話 そ う と 努 力 を し ま し た 。 留 学 初 日 は 、
自 分 の 英 語 力 に 落 ち 込 ん で し ま っ た の で す が 、 2日 目 以 降 は 、 留 学 で き て い る
こ と に 感 謝 し て 、 1日 1日 を 無 駄 に し な い 様 に 、 積 極 的 に 英 語 を 使 う よ う に し
、 留 学 前 に 比 べ 英 語 を 話 し 使 う 力 が 身 に 付 い た の で は な い か と 考 え ま す 。 そ の
他 に も 、 こ の 研 修 で は 沢 山 の こ と を 吸 収 で き ま し た 。 大 学 の 授 業 で は 、 授 業 を
受 け て い る 人 達 に と っ て 飽 き ず 面 白 い 授 業 と は ど の よ う な も の か を 、 肌 で 実 感
す る 機 会 に な り ま し た 。 具 体 的 に は 、 た だ 先 生 が 授 業 を す る の で は な く 、 学 生
に 考 え さ せ た り 発 言 さ せ た り ペ ア 活 動 を さ せ た り と ア ク テ ィ ブ ラ ー ニ ン グ を 用
い た 授 業 を し て い ま し た 。 そ し て 、 授 業 に よ り 集 中 し て も ら う た め に 、 間 で 、
英 語 を 使 う ゲ ー ム 感 覚 で 楽 し め る 時 間 を 設 け て く れ た り と 、 授 業 を 受 け る 側 に
と っ て 、 意 味 の あ る 授 業 を 展 開 し て く れ て い ま し た 。 ま た 、 実 際 に 、 現 地 の 幼
稚 園 ・ 小 学 校 ・ 中 学 校 ・ 高 校 ・ イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル ス ク ー ル へ 訪 問 し た 際 に 、
日 本 の 教 室 に も 授 業 に も 取 り 入 れ る こ と で よ り 良 い 教 室 や 授 業 に な る の で は な
い か と 感 じ た 場 面 が 多 く あ り ま し た 。 将 来 、 教 員 を 目 指 し て い る 私 だ か ら こ そ
、 こ の 研 修 は 、 語 学 留 学 の み の 留 学 で は 学 べ な い 内 容 を 学 び 、 経 験 で き た の で
は な い か と 感 じ て い ま す 。 現 地 の 学 校 で は 、 た だ 訪 問 し た だ け で な く 、 子 ど も
達 に 、 日 本 の 文 化 で あ る 「 折 り 紙 」 「 習 字 」 を 英 語 で 説 明 し 、 教 え る 活 動 も し
ま し た 。 英 語 で こ れ ら の 説 明 を す る の で さ え 簡 単 な こ と で は な い の で す が 、 今
回 は 、 そ れ に 加 え 、 年 齢 も 様 々 で 理 解 能 力 も 異 な る 子 ど も 達 に 、 自 分 達 だ け で 7、 教 え 、 楽 し ん で も ら え る よ う 工 夫 を し 、 日 本 で は 経 験 で き な い こ と も 多 く 経
験 し 、 自 分 の 力 に な り ま し た 。 今 回 の 研 修 で は 、 全 日 程 が ハ ー ド ス ケ ジ ュ ー ル
で 、 休 む 暇 も な か っ た の で す が 、 そ れ 程 充 実 し た プ ロ グ ラ ム を 組 ん で く だ さ り
、 私 た ち に よ り 多 く の 経 験 や 体 験 を さ せ 、 沢 山 の こ と を 吸 収 さ せ て く れ よ う と
し て 下 さ っ て い た の だ な と 感 じ 、 感 謝 し か な い ラ ク ロ ス 研 修 と な り ま し た 。 8【1ウィスコンシン大学ラクロス校短期研修(アメリカ)
】研修体験報告書(4)
研修時の
本学の所属・学年
初等教育教員養成課程専攻 3年
研修期間
期 間 : 2023年 2月 27日 〜 2023年 3月 21日
研修先の国、
研修先・訪問先
国:アメリカ
研修先・訪問先:ウィスコンシン州 ラクロス
研修参加目的・動機など
大学時代に海外滞在を経験し、アメリカの文化に触れ自分の英語
力や生きる力を伸ばしたいと思ったため。また、ホームステイや
アメリカの学校を訪問することで日本との違いを知りたかったた
め。
研修参加を考え始めた時期 大学2年
求められた語学力
及び具体的な準備内容
(求められた語学力)
中学英語レベル かそれ以上
(準備内容)
意欲
情報収集方法 インターネット
居住環境 ホームステイ(約1週間) 後 ホテルステイ(約2週間)
研修先に持参した方がよい
もの
あたたかい上着、水を通さない服、薬、クレジットカード
物価(食費、住居費等
日本の物価と比較して)
食費は日本より高い
研修の必要総額
(渡航費、生活費を含む)
総額 66万円
治安状況 とてもよい
その他注意すべき事項
・支払いはほぼクレジットカード
・アメリカでスマホを使用できるようにしておくこと
・スーツケースは2個がおすすめ
留学・短期研修等体験レポート(自由記述)
1 研 修 に よ っ て 身 に つ い た 能 力 は 、 広 い 視 野 で 物 事 を 見 る 能 力 と 外 国 人 相 手 9に ひ る む こ と な く 話 し か け る 能 力 で あ る 。
ま ず 、 広 い 視 野 で 物 事 を 見 る 能 力 に つ い て は 、 日 本 に い た と き の 自 分 は 物
事 を 凝 り 固 ま っ た 視 点 か ら 見 る こ と が 多 か っ た が 、 自 由 に 生 き 自 分 の ア イ デ
ン テ ィ テ ィ ー を 決 し て 見 失 わ な い ア メ リ カ 人 の そ の 国 民 性 と や さ し さ 、 親 切
心 に 触 れ 何 事 も 柔 軟 に 自 由 に 生 き る こ と が 大 事 だ と 気 づ い た 。 ま た 、 興 味 あ
る こ と に 対 し て 積 極 的 に 挑 戦 す る こ と の 大 切 さ も 学 ん だ 。 次 に 2 つ 目 の 外 国
人 相 手 に ひ る む こ と な く 話 し か け る 能 力 に つ い て は 、 ア メ リ カ に 行 っ て 一 番
身 に つ い た 能 力 で あ る と と も に 必 要 な 能 力 だ と 考 え る 。 ア メ リ カ 到 着 後 す ぐ
に ホ ス ト フ ァ ミ リ ー や 大 学 の 職 員 の 方 た ち と 対 話 す る こ と に な る の だ が 、 最
初 は 何 を 言 っ て い る の か ほ と ん ど わ か ら ず 、 た だ 聞 き 取 れ た 単 語 か ら 内 容 を
推 測 す る 日 々 で あ っ た た め 、 自 分 の 意 見 を 伝 え る こ と や 英 語 を 使 う こ と に 対
し て 臆 病 に な っ て い た 。 し か し 、 そ れ で は 人 と コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を と る こ
と も 昼 食 を 注 文 す る こ と も バ デ ィ ー と 対 話 す る こ と も で き な い こ と に 気 付 き
、 文 法 は 気 に せ ず 自 分 の 言 い た い こ と を 伝 え よ う と す る よ う に な っ た 。 ま た
、 自 分 の 英 語 力 が 不 安 で 常 に Google翻 訳 を 片 手 に 行 動 す る こ と が 当 初 は 多 か
っ た が 、 検 索 し て み る と 案 外 簡 単 な 文 法 や 単 語 で あ る 場 合 が 多 か っ た こ と も
ひ る ま ず 英 語 を 話 し て み よ う と 思 う き っ か け だ っ た よ う に 感 じ る 。 ウ ィ ス コ
ン シ ン の 人 た ち は 優 し い 人 が 多 く 、 私 の つ た な い 英 語 も 最 後 ま で 聞 い て く れ
間 違 え て い る と こ ろ は き ち ん と 教 え て く れ る 。 そ の た め 、 自 分 の 英 語 力 よ り
も 伝 え よ う と す る 気 持 ち の 方 が 大 切 で あ る こ と が 分 か っ た 。 さ ら に 、 自 分 の
中 で 大 き か っ た の は 一 緒 に 行 っ た 日 本 人 学 生 の 存 在 で あ る 。 み ん な そ れ ぞ れ
四 苦 八 苦 し な が ら も 英 語 で コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を と ろ う と し て い る 姿 を 見 て
、 自 分 も 頑 張 ろ う と 思 う よ う に な っ た 。 ア メ リ カ で 3週 間 滞 在 し た 中 で 一 緒
に 行 っ た 日 本 人 学 生 の 存 在 は 自 分 に と っ て 大 き な も の で あ っ た 。
最 初 は 苦 し む こ と も 多 い が 英 語 力 以 上 に 多 く の こ と を 学 べ る 3週 間 で あ る
た め 、 こ れ か ら も 外 国 に 行 っ て 様 々 な 文 化 や 人 に 触 れ る 機 会 を 作 っ て い き た
い と 思 う 自 分 の 人 生 に と っ て 大 き な 経 験 と な っ た 。
2 研 修 の 中 で か な り の 時 間 を 占 め て い た ア メ リ カ の 小 学 校 、 中 学 校 、 高 校 を
訪 問 し 折 り 紙 や 書 道 の 授 業 を 行 う 活 動 が 教 員 に な る う え で と て も 役 に 立 つ と
考 え る 。 こ れ ま で 大 学 の 授 業 で 国 語 や 算 数 等 の 授 業 の 行 い 方 や 日 本 人 の 子 ど
も に 対 し て 授 業 を 行 う 経 験 は あ っ た が 、 言 語 の 違 う 子 ど も た ち に 授 業 を 行 う
こ と は な か っ た た め 最 初 は 指 示 を 伝 え た り 子 ど も た ち の 意 見 を 聞 き 取 る こ と
も 難 し く 感 じ て い た 。 し か し 、 す べ て の 授 業 に お い て 子 ど も た ち は と て も 興
味 を も っ て 活 動 し て く れ た た め そ の 姿 勢 に 感 動 し た と と も に そ れ に こ た え よ
う と 思 う 気 持 ち も 大 き く な り 、 自 分 た ち で 授 業 内 容 を 改 善 し た り 英 語 で よ り 10詳 し く 説 明 し た り す る よ う に な っ た 。 こ の よ う な 、 臨 機 応 変 な 対 応 や 子 ど も
た ち の 興 味 に 合 わ せ た 追 加 の 活 動 を 行 え る よ う に な っ た こ と は 教 師 に な る う
え で と て も よ い 経 験 に な っ た と 思 う 。 さ ら に 、 学 校 に よ っ て 子 ど も た ち の 特
徴 が か な り 違 っ て く る こ と に 気 付 け た こ と も こ の 研 修 に 参 加 し て よ か っ た こ
と で あ る と 考 え る 。
私 は 当 初 、 ア メ リ カ に 行 き た い と い う 気 持 ち が 先 行 し て こ の 研 修 に 参 加 し た
が 、 実 際 行 っ て み て 自 分 が 予 想 し て い た よ り 多 く の こ と を 知 り 学 ぶ こ と が で き
た 。 日 本 で 英 語 の 勉 強 を す る こ と も 大 事 だ が 実 際 に 英 語 を 使 わ ざ る を 得 な い 状
況 に 身 を 置 く こ と で 自 分 の 能 力 値 や 人 の や さ し さ を 感 じ る こ と が で き た 。 た だ
ア メ リ カ に 旅 行 す る の で は な く ア メ リ カ の 大 学 に 3週 間 滞 在 し 小 中 高 を 訪 問 し
た り ホ ー ム ス テ イ を す る 経 験 は こ の プ ロ グ ラ ム で な い と 経 験 で き な い も の で あ
る と 思 う 。 大 変 な こ と も 多 い が 、 そ れ 以 上 に 自 分 の 人 生 の 中 で 大 き な も の と な
る 3週 間 で あ っ た 。 11【1ウィスコンシン大学ラクロス校短期研修(アメリカ)
】研修体験報告書(5)
研修時の
本学の所属・学年
初等教育教員養成課程 3年
研修期間
期 間 : 2023年 2月 27日 〜 2023年 3月 21日
研修先の国、
研修先・訪問先
国:アメリカ合衆国 (ウィスコンシン州)
研修先・訪問先:ウィスコンシン大学ラクロス校
研修参加目的・動機など
・海外に行ったことがなく、
実際に英語を話す環境に行ってみたい
と思ったから。
・社会人になる前に留学に行ってみたかったから。
・海外の生活や文化に興味があったから。
研修参加を考え始めた時期 大学1年生
求められた語学力
及び具体的な準備内容
(求められた語学力)
日常会話
(準備内容)
日本文化のポートフォリオ、現地の学校で教える書道の準備
情報収集方法 留学に参加した先輩方
居住環境
ホームステイ(1週間)...2人部屋
ホテル(2週間)...2人部屋、ジム、プール
研修先に持参した方がよい
もの
クレジットカード、ティッシュ、割り箸
物価(食費、住居費等
日本の物価と比較して)
やや高い
研修の必要総額
(渡航費、生活費を含む)
総額 650,000円
治安状況 安全
その他注意すべき事項 なし 12留学・短期研修等体験レポート(自由記述)
私 が 研 修 に 参 加 し た の は 3週 間 と い う 短 い 間 で し た が 、 こ の 研 修 は 私 に と っ
て 新 し い こ と を 沢 山 知 れ る 夢 の よ う な 体 験 で し た 。 最 初 は 初 め て の 海 外 に 少 し
緊 張 も し て い ま し た が 、 一 緒 に 行 く 先 生 方 、 友 達 の お か げ で と て も 楽 し い 3週
間 を 過 ご す こ と が で き ま し た 。 私 は こ の 研 修 を 通 し て 、 リ ス ニ ン グ の 大 切 さ と
日 本 と ア メ リ カ の 違 い と い う 2つ の こ と に 気 が 付 き ま し た 。
1つ 目 の リ ス ニ ン グ は 、 私 が 留 学 を 通 し て 1番 大 切 で あ る な と 身 を も っ て 感
じ た 力 で す 。 留 学 中 は 私 た ち 日 本 人 1人 に つ き 、 2〜 3人 の 大 学 生 「 バ デ ィ 」 が
つ い て く れ ま す 。 私 は バ デ ィ と 昼 食 や 夕 食 を 食 べ た り 、 買 い 物 に 行 っ た り 、 ド
ラ イ ブ に 行 っ た り と 多 く の 時 間 を 過 ご し ま し た 。 最 初 は 、 聞 き 取 る こ と が 難 し
か っ た バ デ ィ と の 会 話 も 回 数 を 重 ね る ご と に 聞 き 取 れ る よ う に な っ て い き ま し
た 。 聞 き 取 れ る よ う に な る と 、 そ れ に 合 わ せ て 自 分 も 話 せ る の で 会 話 を す る の
が と て も 楽 し く な り ま し た 。 バ デ ィ と は 、 留 学 が 終 わ っ て か ら も SNSで 連 絡 を
取 り 合 っ て い る ほ ど 仲 良 く な る こ と が で き ま し た 。
2つ 目 の 日 本 と ア メ リ カ の 違 い は 沢 山 あ り ま す が 、 ま ず は 、 食 事 で す 。 ハ ン
バ ー ガ ー 、 ピ ザ 、 サ ン ド イ ッ チ 、 フ ラ イ ド ポ テ ト 、 タ コ ス 、 パ ン ケ ー キ な ど 、
日 本 で は な か な か 毎 日 食 べ な い も の を 多 く 食 べ ま し た 。 野 菜 を 食 べ る 機 会 が 少
な い の で 、 サ ラ ダ が 食 べ た く な る 日 も 多 く あ り ま し た 。 ま た 、 レ ス ト ラ ン や ス
ー パ ー に あ る ど の 食 品 も 大 き く て 驚 き ま し た 。 次 に 、 人 の 温 か さ で す 。 大 学 の
授 業 で 、 現 地 の 大 学 生 に イ ン タ ビ ュ ー す る と い う 場 面 が い く つ か あ り ま し た が
、 ど の 学 生 も 笑 顔 で 受 け 答 え し て く れ て と て も 嬉 し か っ た で す 。 他 に も 、 次 の
人 が 来 る ま で ド ア を 開 け て 待 っ て い た り 、 す れ 違 う 人 と 目 が 合 う と 微 笑 ん で く
れ た り と と て も 過 ご し て い て 気 持 ち よ か っ た で す 。 最 後 に 、 週 末 の 過 ご し 方 で
す 。 私 は ホ ス ト フ ァ ミ リ ー と 週 末 に 雪 山 に 出 か け ま し た 。 ホ ス ト フ ァ ミ リ ー の
親 や 友 達 家 族 、 友 達 の 友 達 な ど が 集 ま り 20人 近 く で 週 末 を 過 ご し ま し た 。 雪
山 で は ハ イ キ ン グ を し た り 、 ソ リ を し た り 、 バ ギ ー に 乗 っ た り 、 銃 に 触 れ さ せ
て も ら っ た り し ま し た 。 日 本 で は 絶 対 に で き な い 経 験 を す る こ と が で き た の
で 、 と て も 良 い 思 い 出 に な り ま し た 。
私 は こ の 3週 間 の ア メ リ カ 滞 在 を 通 し て 、 日 本 に い る だ け で は 気 付 け な か っ
た こ と を 知 る こ と や 、 絶 対 に で き な い 体 験 を す る こ と が で き ま し た 。 も し 行 く
か 迷 っ て い る 人 が い た ら 、 是 非 行 く こ と を お 勧 め し た い で す 。 13【1ウィスコンシン大学ラクロス校短期研修(アメリカ)
】研修体験報告書(6)
研修時の
本学の所属・学年
特別支援教育教員養成課程 肢体不自由専攻 3年
研修期間 期 間 : 2023年 2月 27日 〜 2023年 3月 21日
研修先の国、
研修先・訪問先
国:アメリカ合衆国
研修先・訪問先:ウィスコンシン州
研修参加目的・動機など
元々長期の留学に行きたかったのですが、
コロナウイルスの影響で
それが叶わず、
諦めようとしていたときにポータルで短期研修の情
報を知りました。海外の文化や特別支援教育に興味があったため、
短期であっても自分がしたいことができると感じ、
この研修に参加
しました。
研修参加を考え始めた時期 2022年10月
求められた語学力
及び具体的な準備内容
(求められた語学力)
特にありません
(準備内容)
書道の授業をするための準備
日本についてのポートフォリオ
情報収集方法
連携推進課の方や引率の先生、一緒に研修に行く友達
体験報告書、ホストファミリーとのメール
居住環境
初めの約一週間半:ホームステイ
一家に二人の日本人学生。一人一部屋。
とても綺麗な一軒家で、ホストファザー・マザー・高校生二人・大
学生二人の六人家族でした。全員とても優しく明るい家庭です。毎
日作って下さるご飯も非常に美味しかったです。
残りの二週間:ホテル(ウィスコンシン・ミネアポリス)
一部屋に二人の日本人学生。(ホームステイ先と同じペア)
朝食はビュッフェスタイル。スタッフは皆親切な方ばかりでした。
部屋も非常に清潔で快適に生活できます。
研修先に持参した方がよい
もの
・約1か月分のシャンプー・リンス(現地で買おうとするとファミ
リーサイズのものしかありません)
・防寒性の高いジャケット1枚
・パソコンもしくはiPad・キーボード
(ポートフォリオを作る際に使います)
・風邪薬(かなり乾燥していて、風邪になる人が多かったです)
・現地のsim(アマゾンで注文) 14物価(食費、住居費等
日本の物価と比較して)
1ドル=130円〜140
食費は大体日本の2倍の値段でした。例えば、ハンバーガー・ポテ
ト・ドリンクで2000円です。
住居費は研修費と合わせて事前に払っているので、
滞在中に払う費
用はありませんでした。
研修の必要総額
総額 約70万円
フライト料金 266,230円
研修費用 284,145円
海外旅行保険 13,100円
その他(お土産代、食費など)約13万円
治安状況 とても良いと思います。
その他注意すべき事項
現金は50ドルも使いません。クレジットカード文化なので、現金はチ
ップ代(ベッドメイキング等)程度で十分です。チップ用に1ドルが数
枚あれば良いかと思います。
留学・短期研修等体験レポート
1 研 修 に よ っ て 身 に つ い た 能 力
こ れ ま で 「 日 本 の よ さ 」 に つ い て 考 え る こ と は ほ と ん ど 無 か っ た の で す が 、
現 地 で 生 活 し た り 授 業 を 受 け た り す る 中 で 、 ア メ リ カ だ け で な く 日 本 の よ さ に
も 気 付 く こ と が で き る よ う に な り ま し た 。 ア メ リ カ で は 、 す れ 違 っ て 目 が 合 う
だ け で 微 笑 ん で く れ る 人 が い た り 、 家 族 で の 時 間 を と て も 大 切 に し て い た り と
全 て が 新 鮮 で ア メ リ カ の 良 さ を 感 じ る こ と ば か り で し た 。 ま た 同 様 に ア メ リ カ
で の 生 活 を 比 較 し た と き に 、 清 潔 感 、 伝 統 あ る 文 化 、 安 全 性 な ど 日 本 の よ さ に
改 め て 気 付 く こ と も 多 く あ り ま し た 。 自 分 が も つ 固 定 観 念 で 他 国 ・ 自 国 の よ さ
を 理 解 す る の で は な く 、 こ の 目 で 見 て 、 感 じ た こ と を そ れ ぞ れ の 国 の よ さ と し
て 理 解 で き た こ と は 非 常 に 有 意 義 な 経 験 だ っ た と 感 じ て い ま す 。
ま た 、 ア メ リ カ は フ レ ン ド リ ー な 方 が と て も 多 く 、 積 極 的 に 話 題 を 提 供 し て
話 し か け て く れ た り 、 流 暢 な 英 語 を 話 せ な く て も 私 が 何 を 言 お う と し て い る の
か 一 生 懸 命 理 解 し よ う と し て く れ た り す る た め 、 自 分 か ら も 積 極 的 に コ ミ ュ ニ
ケ ー シ ョ ン を と る こ と が で き ま し た 。 日 本 で は 周 り の 空 気 を 読 み す ぎ て 発 言 し
づ ら く な る こ と が あ り ま し た が 、 ア メ リ カ で 周 り に 左 右 さ れ な い 発 言 や フ ラ ン
ク に 会 話 を 楽 し む と い う 積 極 性 を 身 に 付 け る こ と も で き た よ う に 思 い ま す 。
2 研 修 の ど う い う 部 分 が 教 員 に な る 上 で 役 に 立 っ た か
私 は 他 国 の 特 別 支 援 教 育 、 特 に イ ン ク ル ー シ ブ 教 育 に つ い て 非 常 に 興 味 が あ
り ま し た 。 日 本 で は 課 題 が 多 く あ ま り 普 及 し て い な い イ ン ク ル ー シ ブ 教 育 で す
が 、 ア メ リ カ で は 支 援 体 制 や 環 境 整 備 が 十 分 に な さ れ て い ま し た 。 手 話 で コ ミ
ュ ニ ケ ー シ ョ ン を と る 子 ど も が い る ク ラ ス で は 周 り の 友 達 も 手 話 で の コ ミ ュ ニ 15ケ ー シ ョ ン を 図 っ て い た こ と や 誰 で も 自 由 に 使 う こ と が で き る イ ヤ ー マ フ が 教
室 に あ る こ と な ど が 非 常 に 印 象 的 で し た 。 特 別 支 援 学 校 や 特 別 支 援 学 級 に し か
目 が 向 い て い な か っ た 私 に と っ て 、 障 害 が あ る 子 と な い 子 が 一 緒 に 学 ぶ 本 物 の
イ ン ク ル ー シ ブ 教 育 を 見 て 、 特 別 支 援 教 育 に つ い て の 視 野 を 広 げ る こ と が で き
ま し た 。
日 本 の 学 校 で は 校 則 に よ っ て 子 ど も た ち の 行 動 や 容 姿 を 統 一 さ せ る こ と が あ
り ま す が 、 ア メ リ カ の 多 く の 学 校 で は 個 人 の 判 断 を 尊 重 し て い ま し た 。 ま た 、
家 庭 で は 子 ど も で あ っ て も 洗 濯 や 掃 除 な ど 自 分 の こ と は 自 分 で し て い ま し た 。
大 人 が し て あ げ よ う と し た り 、 大 人 の 考 え で 子 ど も の 行 動 や 容 姿 を 決 め て し ま
っ た り す る こ と な く 、 子 ど も の 意 思 も 尊 重 す る 自 由 な 文 化 が 非 常 に 魅 力 的 だ と
思 い ま す 。 私 も 教 員 に な っ た と き に は 自 分 が も つ 固 定 観 念 に 捉 わ れ ず 子 ど も の
判 断 を 尊 重 で き る よ う な 人 で あ り た い と 強 く 感 じ さ せ ら れ ま し た 。

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