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2012年11月21日更新 オランダ、英国、ドイツでクリプトスポリジウム症の患者数が増加しています

クリプトスポリジウム症は、クリプトスポリジウム原虫という寄生虫によってかかる病気です。寄生虫に感染した動物や人の便で汚染された食品や水を摂取することで、下痢や腹痛・発熱などの症状が出ます。健康な人の多くは、治療をしなくても回復しますが、免疫機能が低下していると重症化することがあります。

11月19日付で欧州疾病予防管理センター(ECDC)から公表された情報によりますと、今年8月以降、英国、オランダ、ドイツでクリプトスポリジウムの患者数が増加しています。これは、サーベイランスや報告システムによる見かけ上の増加ではなく、真の増加のようです。

英国、オランダ、ドイツの調査から得られた情報によりますと、原因は単一ではなく、共通の感染源でもなく、複合的な原因が示唆されています。原因には、この3か国における、今年の夏の降水量の増加といった気候の影響や、消費された製品の広域流通が含まれるかもしれません。しかし、現時点では、原因は確定しておらず、さらに調査が進められています。

欧州連合と欧州経済領域の全体的な脅威となることは少ないと考えられています。しかし、欧州連合と欧州経済領域の加盟国は、英国、オランダ、ドイツの患者数の増加を警戒すべきとされています。特に、クリプトスポリジウムに感染すると重症化しやすい、免疫力が低下した人々やその他のリスクの高い人々には注意が必要です。

オランダ

検査施設でのクリプトスポリジウム陽性検体割合が増加していますが、幅があります。検査施
設を定点としたサーベイランスシステムが十分でないため、現時点では、増加率を正確に推計
ることはできません。国全体で、今年の8月から増加し、第38週まで増加しました。その後は減
少していますが、11月の上旬でも、例年よりも増加しています。全体的には、患者の年齢分布
や性差は例年と変わりません。年齢分布には二峰性のピークがあり、19歳から65歳(ほとんど
が女性)と0歳から5歳(大部分の地域で、ほとんどが男児)が多くなっています。

英国

イングランドとウェールズで、今年の8月末以降、クリプトスポリジウムの患者数の増加が報告
されています。イングランドとウェールズで、第33週から第43週までに2,173人の患者が報告さ
れています(過去6年間の同時期の平均患者数は1,430人です)。

ドイツ

ドイツでは、今年の第34週から第39週に報告された患者数(386人)は、過去5年間の同時期
の平均患者数(238人)に比べ、1.6倍増加しました。今年は、第37週に患者数が最大となりまし
た。輸入例の年齢分布と性差は、例年に比べて、大きな変化はありませんでした。

出典

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