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2012年08月23日更新 シエラレオネでコレラが流行しています(更新1)

コレラは、コレラ菌によって、下痢や嘔吐が生じる病気です。軽くすむことも多いですが、重い下痢が起こることがあり、大量の水分が失われ、脱水から死亡することもあります。

2012年8月22日に公表されたWHOの情報によりますと、シエラレオネでは、今年、11,653人の患者が発生しており、このうち216人が死亡しています(致死率は1.9%)。8月に入り、コレラの新規患者数が著しく増加し、5,706人の患者が報告されました。また、新たに南部州のボンチ地区と東部州のコノ地区でも流行が起こっています。シエラレオネの13地区のうち、10地区で新たな患者が報告されており、この感染拡大は、迅速な対応をさらに強化する必要があります。

特にコレラの流行が広がっているのは、西部地域と北部州のトンコリリ地区です。

シエラレオネの大統領は、拡大しているコレラの流行を「人道的な危機」と宣言しました。その結果、対応への取り組みは、保健衛生省のほか、財務、広報・情報公開の担当省や地方自治体、関係機関、関係者を含む多くの分野で行われています。国の緊急対策本部には、小委員会が設置され、サーベイランス、患者管理、水と衛生、物資調達、社会的動員の対応を行っています。WHOのシエラレオネ事務所は、より円滑な調整と戦略の支援のために、毎週、関係機関や関係者と会議を開いています。

保健衛生省は、国境なき医師団、UNICEF、 WHOや他の関係機関とともに、疫学調査、サーベイランス、設立されたコレラ治療センターでの患者管理、水と衛生対策、社会的動員、地域での教育といった予防と感染拡大のための活動を行っています。

WHOは疫学、社会的動員、サーベイランスの分野でシエラレオネを支援しています。WHOは調整の支援、住民への情報提供、社会的動員、患者管理、感染予防のために、ジンバブエから疫学者2人とコレラの専門家3人を派遣しています。

WHOはシエラレオネへの渡航や貿易を制限することを推奨していません。

シエラレオネに渡航、滞在される方は、今後の情報に注意していただくとともに、以下の対策をとってください。

飲料水や歯みがき、うがいの水にはミネラルウォーターを使うか、十分に沸騰させた水を使うこと。氷は生水から作られている可能性があるので食べないこと。

  • 食事は加熱されたものを、冷めないうちに食べること。
  • 食事の前、トイレの後には石けんと水で十分に手洗いすること。
  • 下痢になった場合、以下の作り方で作った水を十分にとり、できるだけ早く医療機関で診療を受けること。

図.吸収のよい水の作り方


くろまる感染症情報:食べ物・水にご注意を! コレラ

出典

WHOCholera in Sierra Leone

http://www.who.int/csr/don/2012_08_22/en/index.html

参考

FORTH 新着情報
シエラレオネでコレラが流行しています
https://www.forth.go.jp/topics/2012/08151044.html

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