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2012年01月27日更新 バングラデシュでニパウイルス感染症が発生しています。

ニパウイルス感染症とは、ウイルスを保持する動物(主にコウモリや豚など)の尿や唾液を介して感染し、急激に発熱・頭痛・めまい・嘔吐などや呼吸器疾患の症状を呈し、ひいては脳炎などの重篤な症状を引き起こす感染症です。ニパウイルスの感染者の致死率は40〜75パーセントと、非常に高率で危険な病気です。予防するためのワクチンはありません。

2012年1月20日以降、バングラデシュ北西部のラジシャヒ管区内にあるジョイプールハット自治体とジョイプールハット県Khetlal地区の計2ヶ所で、ニパウイルス感染症の発生がありました。

IEDCR(バングラデシュ伝染病研究所)とICDDR,B(下痢性疾患研究、バングラデシュ国際センター)の合同チームが、現在フィールド調査を行っており、2012年1月23日までに、ジョイプールハット自治体から3名、Khetlal地区から2名の患者が発見されました。5名全員が死亡しています。また、疑い患者4名から採取されたサンプルを臨床検査したところ、全てがニパウイルス陽性でした。

バングディシュ、特に農村部に途航、滞在される方は、今後の情報に注意するとともに、以下のことに気をつけて下さい。

  • 感染したコウモリの尿や唾液で汚染された可能性のある果物や加工製品(ナツメヤシ:palm and dateの生のジュースなど)を飲食しないようにしましょう。果物を食べる際は、コウモリがかじったあとがないか、傷がないか、痛んでいないかよく確認の上、きれいに洗ってから食べる直前に皮をむくなどしましょう。
  • ヒトからヒトへうつる可能性もありますので、医療施設でニパウイルスへの感染が確定ないし疑われる患者の世話・訪問を行う場合、防護衣などの感染防御策をとり、終わった後は、手洗いを欠かさず行いましょう。
  • むやみに動物(特にコウモリや豚など)に近寄ったり、触ったりしないようにしましょう。

国別情報バングラデシュ

バングラデシュ.jpg

リンク

WHOニパウイルスfact sheet(英語)
国立感染症研究所ニパウイルス感染症

参考

Instituteof Epidemiology, Disease
http://www.iedcr.org/Default.aspx?tabid=156

FORTH 医療者関係・最新ニュースより
2011年10月12日付掲載「ニパウイルスについて」
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2011/10121600.html
2011年2月4日付掲載「バングラデシュにおけるニパウイルス感染症の発生」
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2011/02041221.html

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