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志賀毒素産生性大腸菌(STEC)のEUにおけるアウトブレイクについて

ECDC 2011年7月6日

7月5日11:00以降の更新内容:EUおよびEEA加盟国内では、これまでに33例の死亡例を含む898例のHUS症例と、17例の死亡例を含む3,338例の非HUS症例が報告されています。国ごとの数は下の表をご参照ください。

前回の更新以降、ドイツ政府は、1例のHUS感染と24例の非HUS STEC症を報告しました。直近の10日間(6月26日〜7月5日)の間では、10例のEHEC患者と4例のHUS患者が発症しました。確認されたO104EHEC患者が最後に発症した日は、2011年6月26日です。全ての症例の中で(O104が確認されていないものも含む)最後に発症した日は、2011年6月29日でした。

フランス(ボルドー地方)におけるアウトブレイクに関しては、新たな情報はありません。

EFSAはドイツとフランスのアウトブレイクに関係している種子のトレースバック検査について報告書を提出しました(下記参考文献リンク参照)

図.EU/EEA加盟国ごとのHUSおよび非HUSのSTEC症例数ならびに死亡者数

補足:表に記載された数は、これまでにヨーロッパ域内(ECDC)で報告された症例報告の数を現しています。過去一週間において、日々報告される症例数が着実に減少してきていますが、主として様々な段階における報告の遅れが原因で、累積患者数は増加し続けています。

*:ボルドーでのアウトブレイクで新たに報告された症例

**:以前に報告された症例であって、ドイツへの渡航による疫学的リンクを有する症例

参考文献

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