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ウクライナにおけるコレラの発生状況

フランス公衆衛生院 2011年6月1日

  • 2011年6月1日に、ウクライナの保健衛生当局は、5月26日以降に南東部(黒海沿岸)ドネツク地方のマウリポリ市内(図参照)において発生した4例のコレラ症例を報告しました。
  • 現時点において、これら4症例の間に疫学的リンクが認められていません。
  • これら症例について実験室での試験により血清型O1エルトール型毒素産生性の菌株であることが確認されました。

図.ウクライナの地図

図 ウクライナ地図

  • マウリポリは、ロシア人およびウクライナ人によってよく利用されるリゾートタウンです。
  • ウクライナでコレラが散発的に発生することは異常なことではありませんが、この4症例は疫学的な関係性が認められないため、特殊です。1999年に、1症例がマウリポリで報告され、別の症例がドニエプロペトロフスク(中央〜東部)で報告されました。
  • 現時点では、この領域における規模の大きなコレラ菌の活動については確認されておらず、感染源についても同定されていません。
  • 状況が悪化する可能性も考えられ、今後、ウクライナのこの地域で流行が確立される可能性がないとはいえない状況です。
  • フランスを含む他のヨーロッパ諸国へ輸出されるリスクは現時点においては非常に限定的であると考えられます。
  • 現時点における感染者の数を考慮し、さらにウクライナへの旅客が多数であることからも、疫学調査の結果ならびに状況の変化を注視していく必要があります。

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