令和6年8月30日
消 防 庁
「防災行政無線等の屋外スピーカーの音達範囲向上等に関する検討会」の開催
屋外スピーカーの音達範囲向上等に関する検討を実施することにより、防災行政無線等の更なる
整備促進を図ることを目的として、
「防災行政無線等の屋外スピーカーの音達範囲向上等に関する
検討会」を開催することとしましたのでお知らせします。
1.背景・目的
防災行政無線等は、
PUSH 型の一斉同報手段であり、
スマートフォン等を持たない住民へも情報を
伝達することができるなどの特長を持つことから、災害時の主たる情報伝達手段として、消防庁で
はその整備を推進しております。一方で、防災行政無線等の屋外スピーカーからの放送は、広域を
カバーするために多数の設備が必要となることや、気象条件等によっては聞き取りにくい場合があ
るなど、全国の自治体で整備を推進する上で様々な課題が存在しています。
このような状況を踏まえ、音達範囲や音源などの改良によって、災害情報を一つの屋外スピーカ
ーでより広域かつ明瞭に伝達できるようにし、防災行政無線等の更なる整備促進を図ることを目的
として、屋外スピーカーの音達範囲向上等に関する検討を行います。
2.主な検討項目
・屋外スピーカーの音達範囲や適切な配置に係る事項
・音源の改善に係る事項等
3.スケジュール等(全4回開催予定)
令和6年9月上旬 第1回検討会
令和6年9月下旬 第2回検討会
令和7年1月中旬 第3回検討会
令和7年2月下旬 第4回検討会
※(注記) 回数、時期については予定
4.委員
別紙のとおり
総務省消防庁 国民保護・防災部 防災課
防災情報室
担当:池町、荷見、工藤、林、桐山
電話:03-5253-7526(直通)
Email:bgm-boujo_atmark_ml.soumu.go.jp
※(注記)スパムメール対策のため、
「@」を「_atmark_」と表示してお
ります。送信の際には、
「@」に変更してください。
「防災行政無線等の屋外スピーカーの音達範囲向上等に関する検討会」委員
(敬称略・五十音順)
赤沢 勝義
NEC ネッツエスアイ株式会社
サービスソリューション事業部 モバイルインフラ部
無線技術担当部長
大高 利夫 災害情報伝達手段に関するアドバイザー
小笠原 奈保美 群馬県立女子大学 国際コミュニケーション学部 教授
神谷 美保
NTT アドバンステクノロジ株式会社
アプリケーション・ビジネス本部 DXビジネス部門
スマートコミュニティ担当
後藤 武志 一般社団法人危機管理教育研究所 上席研究員
佐藤 逸人 神戸大学 大学院工学研究科 建築学専攻 准教授
中村 功 東洋大学社会学部教授
別紙