社会実装研究
研 究 期 間
2 年
代 表 研 究 機 関
国立大学法人横浜国立大学
研究代表者:中山 穣
国陽電興株式会社
合同会社 Asante Safety
千代田化工建設株式会社
一般財団法人消防防災科学センター
研 究 協 力 機 関
横浜市消防局
市原市消防局
出光興産株式会社
千代田化工建設株式会社
一般財団法人消防防災科学センター
研 究 支 援 機 関ICT・IoT 技術を活用した
石油コンビナート災害対応システムの
開発と社会実装
しろまる
石油コンビナートにおいて、地震発生時及び化学物質漏洩時の影響を迅速評価するシステムを開発することにより、消防隊員や事業者な
どの適切な緊急対応を支援する。
しろまる地震による貯蔵タンクの健全性評価システムと化学物質漏洩時の迅速影響評価システムを開発する。
しろまる両システムを継続的に運用するための仕組みを確立する。
タンク健全性評価システム
地震動を入力し、事業所全体のタンク健全性を迅速評価
迅速影響評価システム
気象観測計、影響解析、地理情報システムを組合せ、影響を迅速評価
内 容
目 標
期待される効果
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
詳細はこちら
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 6
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 6 2023年09月27日 13:28:33
2023年09月27日 13:28:33
基礎・応用研究
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
研 究 期 間
1 年
代 表 研 究 機 関
ユニチカトレーディング株式会社
研究代表者:山田 博夫
広島国際大学
研 究 協 力 機 関
松原市消防本部
出雲市消防本部
研 究 支 援 機 関
冷却性・作業性等を向上させる
送風機
(ファン)
を活用した感染防止衣、
および救急活動服の研究開発
しろまる救急活動時において、救急隊員の感染防止性を維持しつつ、特に暑熱環境下における冷却性や作業性を向上出来る。
しろまる
「冷却性・作業性及び感染リスクを考慮したファン付感染防止衣」、「現場ニーズに沿った活動性及び冷却性・作業性を向上させた救急活動服」
の研究開発を行う。
しろまる以下事項について実施・検証を行う。 1.ファン付感染防止衣の開発 
・感染リスク及びその改善策の検討 
・冷却性・作業性等の検討 
・評価結果に基づく着用ガイドラインの策定 2.作業性・冷却性を向上させた救急活動服の開発 
・現行救急活動服に関する改善要望事項の確認 
・冷却性・作業性を向上させる素材・デザインの検討
内 容
目 標
期待される効果
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 2
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 2 2023年09月27日 13:28:28
2023年09月27日 13:28:28
基礎・応用研究
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
研 究 期 間
令和4年度〜(2年)
代 表 研 究 機 関
国立大学法人大阪大学
研究代表者:織田 順
りんくう総合医療センター
大阪市立大学大学院
関西医科大学
大阪医科薬科大学
近畿大学
国立大学法人京都大学
大阪急性期・総合医療センター
研 究 協 力 機 関
大阪市消防局
大阪府健康医療部
研 究 支 援 機 関
新型コロナウィルス感染症が
救急医療体制並びに搬送困難例発生に
与えた影響評価
しろまるCOVID-19 の感染拡大が救急医療に与えた影響やパンデミック対策の効果を明らかにし、今後の対策に活かす。
しろまるCOVID-19 の感染拡大期での搬送困難に関係する要因や政策効果については明らかとなっていない。
しろまる本研究では、大阪府全体を対象地域として、COVID-19 の感染拡大期(収束期)における救急医療の需給逼迫要因を明らかにする。
しろまる
今年度も昨年度と同様に、ORION データを用いて COVID-19 の
感染拡大が救急医療体制ならびに救急搬送患者の予後に与えた
影響を統計学的に評価し、予後に影響した要因の解明や政策効
果について明らかにする。
しろまる
なお、昨年度の研究では 2020-2021 年のコロナ禍においては
救急搬送困難の発生割合は、救急搬送患者数とは関係なく(r=
-0.278)
COVID-19 の新規感染者数のピークと相関した
(r=0.624)。しろまる
2020-2021 年のコロナ禍においては救急搬送された患者数は減
少したが(2019 年 : 500194 例、2020 年 : 443321 例、2021 年 :
448054 例)、救急外来での死亡者数は増加した
(2019 年 : 4980
例 , 2020 年 : 5485 例(IRR: 1.10, 95%CI; 1.06-1.44), 2021 年 :
5925 例(IRR: 1.19, 95%CI: 1.15-1.24))。
内 容
目 標
期待される効果
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 3
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 3 2023年09月27日 13:28:28
2023年09月27日 13:28:28
基礎・応用研究
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
研 究 期 間
2 年
代 表 研 究 機 関
国立大学法人岩手大学
研究代表者:大坊 真洋
ホーチキ株式会社
古野電気株式会社
研 究 協 力 機 関
盛岡地区広域消防組合消防本部
研 究 支 援 機 関
スマートスピーカーを用いて
住宅用火災警報器の作動を
近隣住民等と共有するシステムの研究開発
しろまる
「向こう三軒両隣」
、地域が一体となった防災対策を進めることで、助け合いによって犠牲者を減らす。
しろまる
独自に開発を進める「スマートスピーカー制御器(SSC)
」を使用することで、住宅用火災警報器 ( 以下、住警器 ) やスマートスピーカーも
市販品をそのまま利用したシステム構築が可能であるため、低コストでの実現性が高い。
期待される効果
しろまる
市販の住警器が火災を検知した際、一般的に利用されているスマートスピーカーと住警器をリンクさせ、近隣住民や遠隔地の家族等にメー
ルや LINE の自動送信、さらには自動で電話をかけるなどして素早く簡単に火災を知らせるシステムを開発・構築・検証することを目標
とする。
しろまる
本研究により、過疎高齢化が進む地域においても地域が一体となって社会課題の解決を目指す。
目 標
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
内 容
実物展示あり
是非ご覧ください
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 14
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 14 2023年09月27日 13:28:40
2023年09月27日 13:28:40
研 究 期 間
2 年
代 表 研 究 機 関
東京電力パワーグリッド株式会社
研究代表者:中島 克洋
国立大学法人長岡技術科学大学
国立大学法人静岡大学
研 究 協 力 機 関
習志野市消防本部
研 究 支 援 機 関
宅内分電盤における
電気火災予兆検知技術の
研究開発
しろまる
トラッキング火災の原因となる放電現象を、本格的な出火に至る
前に検知することで被害を抑制する。
しろまる
電流波形を高精細に測定する通信機能付き装置をモニター宅へ
約 1 年間設置し、電流データを取得。得られたデータを元に、
放電現象(トラッキング現象)理論を解析し、検知率向上に努
める。
内 容
目 標
期待される効果
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
基礎・応用研究
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
研 究 期 間
2 年
代 表 研 究 機 関
公立大学法人公立諏訪東京理科大学
研究代表者:上矢 恭子
新コスモス電機株式会社
研 究 協 力 機 関
大阪市消防局
研 究 支 援 機 関
CO ガスによる火災検知の
有効性に関する研究
しろまる
既存の火災感知器よりも早期に火災検知することで、避難余裕
時間を確保し、逃げ遅れによる被害を抑制する。
しろまる
燃焼時に発生する CO ガスは、煙粒子よりも軽く、空気中に短時間
で拡散することが予想される。そのため、早くに火災感知できる
可能性がある。本研究では、CO ガスによる有効性と火災発報と
する閾値を提案することを目指す。
しろまる
木造二階建て一般住宅を用いて、1 階部分で燃焼させた際の CO
ガス濃度及び火災警報器の発報時間を計測する。
しろまる
季節を変えて実験を行うことで、建物内の温度分布を変えるこ
とができる。この影響を考慮した煙、ガスの流動状況を実験的
に明らかにしていく。
しろまる
火源には、Test Fire の火源を使用した場合と、実際の火災状況
を模擬した火源を使用した場合とで、違いを明らかにする。(写真は、有炎燃焼と無炎燃焼時の火源)
しろまる火災発報とする CO ガスの閾値を提案していく。
内 容
目 標
期待される効果
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
基礎・応用研究
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
綿灯芯の実験の様子 綿灯芯の実験の様子
しろまる
電気火災予兆検知技術の研究開発のため、千葉県習志野市をフ
ィールドに、1 年以上継続してご協力いただける研究モニタを募
集(目標 50 件)
、長期継続的に電流波形データ(実測値)を取
得し、現象の検知率向上につなげるもの。
しろまる研究モニタ宅分電盤にて電流波形データを測定、クラウド上に
送信・蓄積し、代表研究期間が構築した判定システムにて解析
する。この際、トラッキングの疑いが強いと判定された研究モ
ニタ宅には東電 PG 社員がかけつけ、分電盤他の異常有無を確認
する。結果して誤検知と確認されたデータは判定システムの教
師データに追加し、モデル改善時の検知率向上に活用する。
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 9
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 9 2023年09月27日 13:28:35
2023年09月27日 13:28:35
研 究 期 間
2 年
代 表 研 究 機 関
学校法人北里研究所北里大学
研究代表者:服部 潤
TOPPAN 株式会社
研 究 協 力 機 関
相模原市消防局
ソフトバンク株式会社
研 究 支 援 機 関
セキュリティを担保した
リアルタイム映像伝送システム
の研究開発
しろまる
現場〜通信指令室〜出場救急隊〜病院と救急活動現場をシーム
レス繋ぐ映像伝送(仮称:メディカルトーク)を開発する
しろまる
救急現場映像のビックデータから人工知能(AI)により救急業務
の負担軽減を達成する
しろまる
一般市民、消防、医療機関、
「誰一人取り残さない」映像伝送シ
ステムを運用し、映像伝送使用 0.1% を達成する
しろまる
電子資格認証によるセキュリティを用いてデータ管理すること
で市民のプライバシー情報を守る
しろまる
現場活動映像をビックデータとして蓄積し、AI 解析による救急
業務の負担軽減をさせる新たな知見をもたらす
しろまる令和 5 年度は、録画機能なしの映像伝送実証を実施中
1 119 番通報〜通信指令室〜救急隊
2救急隊〜医療機関
において映像伝送システムの有効性を検証中
しろまる
令和 6 年度は、医師資格証の電子資格認証を搭載した、録画機
能付きの映像伝送を実施予定
内 容
目 標
期待される効果
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
基礎・応用研究
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
研 究 期 間
2 年
代 表 研 究 機 関
学校法人中央大学
研究代表者:匂坂 量
国士舘大学
東京医科大学
株式会社 PECPET
研 究 協 力 機 関
稲敷広域消防本部
研 究 支 援 機 関
救急救命士・救急隊員に対する
オンライン教育システム開発
しろまる
適切な搬送機関の選定や救命処置にかかわる救急救命士・救急
隊員の病態判断能力の向上
しろまる遠隔地からのシミュレーション教育
しろまる
救急救命士・救急隊員は、傷病者の病態を適切に判断し、処置
および病院選定、搬送を行う必要がある。しかし、救急事案の
約 90%は中軽症であり、現場活動だけで判断能力を養うことは
難しい。加えて、新型コロナウィルス感染症の蔓延により研修
も困難な状況が続いている。
しろまる
本研究では、能動的かつ現実に近い状況を再現するため、拡張
現実(AR)によるインタラクティブなオンライン学習アプリケー
ションを開発する。
しろまる
リアルな 3DCG 生成技術を用い、傷病者の CG を生成、インタラ
クティブな学習を可能とするコンテンツを作成
しろまる
救急救命士・救急隊員の病態判断能力を向上させるオンライン
教育アプリケーションを開発
内 容
目 標
期待される効果
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
基礎・応用研究
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 1
【小パネル】_01〜18 危機管理産業展2023 展示パネル.indd 1 2023年09月27日 13:28:28
2023年09月27日 13:28:28
研 究 期 間
令和4年度(1年)
令和5年度(1年)
代 表 研 究 機 関
学校法人東京電機大学
研究代表者:藤田 聡
エレベーター利用避難に関する国内外の
調査研究
(令和4年度)
階段移動困難者等が火災避難時に使う
エレベーターの円滑な運転、
誘導等に係る
調査研究
(令和5年度)
しろまる
令和 5 年度は、1エレベーター利用避難時の避難者の誘導制御、
2エレベーターの運転制御、3階段避難困難者が参画した避難
訓練等を検討する。
今後の展開
しろまる
火災時に階段避難困難者である車椅子使用者、高齢者等が安全に
垂直移動できるエレベーター利用避難の実現を目指し、令和 4 年度
は国内及び海外における情報収集を目標とした。
目 標
しろまる国内、海外、過去の火災事例の調査結果を報告書にまとめた。 国内:
政令市、
都道府県庁所在地の消防、
建築行政、
建築関連団体、
不動産関係団体、医療障がい者団体等へのアンケート調査
(123 件)
、避難用エレベーター適用先行的事例の平面積低
層商業施設等を聞き取り調査(8 件) 海外:
避難用エレベーターが稼働中の北米、欧州、東南アジア、
オセアニアの 13 か国(27 件)の法令、規格等の調査
過去の火災事例:文献等で大規模火災事例を調査(5 件)
成 果
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
実用可能性調査・基礎研究
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
清水建設株式会社
株式会社竹中工務店
株式会社明野設備研究所
千葉市消防局
研 究 支 援 機 関
詳細はこちら
研 究 期 間
1 年
代 表 研 究 機 関
国立大学法人東京大学
研究代表者:奈良 高明
音場・磁場計測に基づく地震・土砂災害時の要救助者定位法
しろまる
瓦礫や土砂に埋没した人がもつスマートフォンの位置を推定し
探索者に知らせることで,要救助者の迅速な発見を可能にする.
しろまる
埋没者自身を探索する従来の音響・電磁波探査と相補的に組み
合わせることで,探索漏れを防ぎ,探索効率を上げる.
しろまる
倒壊家屋や多数の瓦礫が存在し,GPS では 10m 以上の誤差が生
じる状況において,音場および磁場を用いることで,30m 四方
程度の範囲で人体の幅(50cm)程度の精度で,埋没者スマホの
位置を推定するシステムを開発する.
しろまる探索手順
1. 探索者が音場・磁場を空間中に生成
2. 埋没者スマホで音場・磁場を計測
3. 探索者から見たスマホ位置を計算
4. 探索者に通信で通知
内 容
目 標
期待される効果
研究中
〈令和5年度〉
新規採択の研究課題
実用可能性調査・基礎研究
フェーズ 3
フェーズ 2
フェーズ 1
スマホ位置推定を
可能にする
双極子音源
千葉県消防学校
研 究 支 援 機 関
小パネル加工.indd 2
小パネル加工.indd 2 2023年10月02日 15:00:26
2023年10月02日 15:00:26

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /