相国寺承天閣美術館(ショウコクジジョウテンカクビジュツカン/Shokoku-ji Jotenkaku Museum)は、京都市上京区にある美術館。
室町幕府第三代将軍足利義満によって1392年に創建された臨済宗相国寺派の大本山・相国寺と、鹿苑寺(金閣)、慈照寺(銀閣)、ほか塔頭寺院に伝わる美術品を保存・展示するために設立された美術館である。
国宝5点、重要文化財145点を含む多くの優れた文化財を収蔵し、さまざまな企画展でこれらを紹介している。
第一展示室には、鹿苑寺境内に建つ金森宗和造と伝えられる「夕佳亭(せっかてい)」を復元、第二展示室には近世京都の画家・伊藤若冲による水墨画の傑作である重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部を移設している。