環境省 Ministry of the Environment

報道発表資料

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2024年10月01日
  • 地域

「地域循環共生圏フォーラム2024」の開催について

環境省では、地域が主体性を持って、環境だけでなく経済・社会に貢献する地域づくりを目指す「地域循環共生圏」の取組を進めています。
今般、地域循環共生圏づくりを多様な関係者とともに進めていくため、「ウェルビーイング」をはじめとして、注目されるトピックに関する情報提供を通じた「まなび」の機会や、参加者との双方向の議論による「出会い・交流」の場づくりを行うことを目的として、「地域循環共生圏フォーラム2024」を令和6年11月14日(木)にオンライン会議形式にて開催します。

1. 開催趣旨

地域循環共生圏は、地域資源を活用して環境・経済・社会を良くしていく事業(ローカルSDGs事業)を生み出し続けることで地域課題を解決し続け、自立した地域をつくるとともに、地域の個性を活かして地域同士が支え合うネットワークを形成する「自立・分散型社会」を示す考え方です。第五次環境基本計画(平成30年4月閣議決定)で提唱され、第六次環境基本計画(令和6年5月閣議決定)では、中心概念である「ウェルビーイング/高い生活の質」の実現に向けた「新たな成長」の実践・実装の場として位置付けられました。
本フォーラムでは、「地域循環共生圏づくり」を多様な関係者とともに進めていくため、「ウェルビーイング」に着目した地域づくりに関する基調講演や対談、各地域・企業等で注目されるトピックや地域循環共生圏の事例に関する情報提供を通じた「まなび」の機会や、参加者との双方向の議論を行う「出会い・交流」の場を提供します。

2. 開催内容

(1)概要(予定)

日時:令和6年11月14日(木) 9:30〜17:00

(注記)本フォーラムについてはご希望のセクションのみの参加も可能です。
場所:オンライン会議形式(Zoom)
(注記)事務局より後日ZoomウェビナーのURLを送付いたします。
主催:環境省
参加費:無料
定員:基調講演、各分科会いずれも300名程度
webサイト:https://chiikijunkan.env.go.jp/tsukuru/#a-tsukuru-event
(注記)webサイト上での本フォーラムの情報は、掲載準備中ですので随時情報更新します。(報道発表日時点。)

(2)プログラム(予定)(注記)プログラム内容は変更となる可能性がございます

1オープニング<9:30-10:50>

【基調講演】
前野 隆司 氏(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授、武蔵野大学ウェルビーイング学部 学部長)
【対談】
尾山 優子 氏(一般社団法人環境パートナーシップ会議 理事、事務局長)
【ファシリテーター】
高橋 真寿美 氏(地域循環共生圏プラットフォームコーディネーター)

【概要】「ウェルビーイングなまちづくり」
最近よく耳にする「ウェルビーイング」とは、どのようなものなのでしょうか。また、「ウェルビーイングなまち」はどのように実現できるのでしょうか。今年5月に閣議決定された第六次環境基本計画において、最上位の目的とされた「ウェルビーイング/高い生活の質」。幸福学の専門家で、ウェルビーイング学会の代表理事も務める前野隆司氏から、そもそもウェルビーイングとは?幸福を実現する「幸せの4因子」とは?というところから、地域づくりと「幸せの4因子」の関係性や、ウェルビーイングなまちづくりの事例についてお話いただきます。また、「地域循環共生圏づくり」との関係などについて、長年「地域循環共生圏づくり」に環境省とともに携ってきた一般社団法人環境パートナーシップ会議の尾山氏との対談を交えながら深掘りします。

​2各分科会等の内容

<11:00〜12:00>
分科会1「持続可能な地域をつくるとは?〜先輩の経験に学ぶ、地域循環共生圏づくりのやり方〜」
登壇者:NIIGATA MUSIC LABORATORY 代表 平田 英治 氏 × 社会事業化団体SHE 小原 賢二 氏 × GEOC(地球環境パートナーシッププラザ) 江口 健介 氏

分科会2「森林資源活用で逆境を乗り越える。下川町の挑戦!」
登壇者:下川町 総務企画課長、地球温暖化対策推進室長 山本 敏夫 氏

<13:00〜14:00>
分科会3「このままでは持続不可能?地域をリバース(
reverse,rebirth)させよう!上田リバース会議」
登壇者:一般社団法人自然エネルギー共同設置推進機構(NECO) 企画部長 浅輪 剛博 氏

分科会4「地域の資源をふんだんに使って地域の力を強くする!真庭の強さの秘訣」
登壇者:真庭市 生活環境部環境課長 石田 明義 氏 × 真庭市 産業観光部農業振興課農政企画室長 藤田 浩史 氏 × 十字屋グループ 代表 牧 一穂 氏

<14:10〜15:10>
分科会5「1,000人の有志と取り組むネイチャーポジティブな地域づくり〜阿蘇の草原を次世代に〜」
登壇者:公益財団法人阿蘇グリーンストック 専務理事 増井 太樹 氏

分科会6「地域づくりに関わる主体をどんどん巻き込む!戦略的人たらしになる極意とは」
登壇者:環境パートナーシップ協議会サソテナやお 副代表、World Seed 代表理事 岡見 厚志 氏

<15:20〜16:20>
分科会7「ぼちぼち山業(さんぎょう)で豊かな生活スタイルを〜ゆる〜く始める地域づくり〜」
登壇者:NPO法人大月地域資源活用協議会 白井 理恵 氏 × 四国海と生き物研究室 代表 岩瀬 文人 氏

分科会8「地域が元気になる!環境・社会・経済の同時解決とは?〜持続可能な地域を未来へつなぐ菜の花エコプロジェクト〜」
登壇者:NPO法人愛のまちエコ倶楽部 事務局長 伊藤 真也 氏

<16:30〜17:00>
関係省庁による地域循環共生圏づくりに関連した事業・取組紹介
(注記)登壇者調整中

​(3)申込みについて

1申込方法

申込専用フォームからお申し込みください。
申込専用フォーム:https://www.erca.go.jp/jfge/news/form/chiikijyunkankyoseiken-forum2024/input.html
(注記)お申込みに関する業務については、外部事業者へ委託しています。

​2申込期日

令和6年11月7日(木)
(注記)定員に達し次第、締め切らせていただきます。また、定員上限に達した場合、希望のセクションに参加できない場合があります。

​3問い合わせ先

地域循環共生圏フォーラム2024 事務局 (独)環境再生保全機構
担当:益田・永井
Email:local_sdgs@erca.go.jp
(注記)取材希望の方は上記アドレスに令和6年11月7日(木)までに御連絡ください。

連絡先

環境省大臣官房地域政策課地域循環共生圏推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8328
室長
石川 拓哉
係長
清間 笑奈
担当
竹内 健太郎

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