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電磁界・電磁波
電磁界が人の健康におよぼす影響については,長年にわたって国内外で研究が行われていますが,人の健康影響と明確な因果関係を示す証拠は得られていません。
しかしながら,この問題は人の健康に係わることであり,今後も引き続き,国内外の研究動向について十分関心をはらい,専門的な研究機関と協力しながら,電磁界影響に関する科学的信頼性のある客観的データに基づき,正しい情報の提供に努めてまいります。
当社の見解
電気は,私たちの生活の中でさまざまな用途に利用され,なくてはならないものとなっています。近年,送電線などの電力設備から発生する電磁界が人の健康に影響を与えるのではないかということに関心が持たれ,調査・研究が行われて来ました。
当社では,この電磁界の影響について次のように考えています。
私たちの居住環境において,電力設備から生じる60ヘルツの電磁界に関しては,
- 送電線などの電力設備から生じる磁界の大きさは,家庭電化製品と同程度であり,国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)のガイドライン値と比較しても十分に低いレベルにあります。
- 国際機関である世界保健機関(WHO)をはじめとする国内外の公的機関が「人の健康に有害な影響があるという証拠は認められない。」という趣旨の見解を示しています。
これらのことから,「電力設備から生じる電磁界が,人の健康に有害な影響をおよぼすことはない」と判断しています。