アンブレラグループ 環境用語

作成日 | 2003年09月12日 更新日 | 2015年09月28日

アンブレラグループ

アンブレラグループ 【英】Umbrella Group

解説

1990年代後半に一時形成された地球温暖化問題に関するEU以外の西側先進国と旧ソ連のグループ。

アンブレラ(umbrella)とは傘のような一つの大きな勢力圏の元に集まって行動しようという意味。

アイスランド、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、ノルウェー、ロシア、ウクライナおよび日本の9カ国より成っていた。日米加などによるJUSCANZグループがCOP3後に拡大したもの。

現実的な温暖化対策を求める柔軟な措置(柔軟性メカニズム)の利用が必要と主張していたが、COP6以降、アメリカは京都議定書を批准しない方針を公表したため、アンブレラグループとして行動することはない。(2015年2月改訂)

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