CONCAWE式 環境用語

作成日 | 2003年09月12日 更新日 | 2009年10月15日

CONCAWE式

コンカウシキ 【英】CONCAWE (Conservation of Clean Air and Water in Western Europe) equation [同義]コンカウ式

解説

大気拡散シュミュレーションに用いられる排気ガスの『有効煙突高』を求める拡散式のひとつ。CONCAWEは、"Conservation of Clean Air and Water in Western Europe"の略で、この式は野外実験から統計的な回帰によって求められた経験式であるが、排出熱量、風速から計算され、大気安定度などの気象条件は考慮に入れない。

日本では大気汚染防止法(1968)に基づく総量規制のための「総量規制マニュアル」において、有風時の有効煙突高推定式として煙源の規模の大小に拘わらずコンカウ式を用いることとしている。なお「総量規制マニュアル」では無風時の有効煙突高推定においては『ブリッグス(Briggs)』式を用いることとしている。

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