カルキ臭 環境用語

作成日 | 2003年09月12日 更新日 | 2015年01月22日

カルキ臭

カルキシュウ 【英】Odor of Chloramine

解説

水道水における塩素臭のこと。水道は浄水処理した水を配水池、水道管を経て給水末端まで届ける給水システムであり、水道水の衛生(消毒)のために塩素注入が行われている。水道法は給水栓において残留塩素濃度を0.1mg/l以上に保持することを求めているが、この残留塩素濃度が高いと塩素臭を感じる。また、原水にアンモニアがあると、通常の浄水処理では除去されず、注入された塩素と反応してクロラミン(結合残留塩素)を生じて、これもカルキ臭の原因となる。(2014年9月改訂)

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