国民総幸福量 環境用語

作成日 | 2007年05月10日 更新日 | 2019年07月05日

国民総幸福量

コクミンソウコウフクリョウ 【英】Gross National Happiness [略]GNH

解説

経済成長だけでなく国民の幸福量を「豊かさ」の指標と見なすべきとして、1980年代にブータン国王ジグメ・シンゲ・ワンチュクが提唱した概念。1998年の国連開発計画(UNDP)のアジア太平洋地域会議において、当時のブータン王国首相ジグミ・ティンレイが、先進国の経済開発による成長に疑問を投げかけたことから注目されるようになった。

指標は「持続可能で公平な社会経済開発」「自然環境の保護」「有形、無形文化財の保護」「よい統治」の4つから構成されおり、ブータン王国はGNHの向上を国家の最終目標としている。

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