オゾン破壊係数 環境用語

作成日 | 2003年09月12日 更新日 | 2009年10月14日

オゾン破壊係数

オゾンソウハカイケイスウ 【英】Ozone-Depleting Potential [略]ODP

解説

成層圏においてオゾンを破壊する物質には多様なものがある。これらの多様な物質のオゾン破壊の強度を比較する際にオゾン破壊係数(ODP:Ozone-Depleting Potential)が用いられる。その値は、各化合物の1 kgあたりの総オゾン破壊量をCFC-11の1kgあたりの総オゾン破壊量でわったものである。つまり、CFC-11のオゾン破壊係数を「1」として他の物質の強度を相対的に示すものである。これによるとハロンが他の物質に比較すると相対的に大きな値を示す。これは臭素が塩素よりもオゾン破壊の効果が大きいことが要因である。

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  • 「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律第3条第1項の規定に基づき、同項第1号から第3号に掲げる事項」(告示)の一部改正について(平成8年11月14日環境省報道発表):http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=64

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