マレーシア/省エネ推進モデル構築を目的としたプロジェクトの第二次現地業務を実施しました
マレーシア政府関係者、協力企業との集合写真 協力企業との目標設定について討議
協力企業のEnMSの構築に関する支援 協力企業の工場を調査し改善を助言
【事業概要】一般財団法人省エネルギーセンター(ECCJ)は、資源エネルギー庁の委託を受け省
エネ人材育成事業として、マレーシアとの二国間省エネ協力事業を実施しています。その事業
下で、ISO50001に基づくエネルギー管理システム(EnMS)の構築による省エネモデル形成普及に
向け、企業3社の協力を得て「パイロットプロジェクト」を昨年7月から実施しています。この
プロジェクトは、本年マレーシアで成立予定の省エネ法の円滑な執行支援を目的としていま
す。
【活動内容】昨年12月に第一次現地業務、その後複数回のオンラインでのフォローを実施して
きました。今回の第二次現地業務(6月4日〜11日)で、協力企業による活動を以下の通り強化・推
進しました。
(1)協力企業3社の各実施計画に従った現地での活動実施を強化するため、現場調査を含む進捗
確認とこれに基づく課題の解決を始め、必要な改善策の実施に係る活動推進に資する助言を行
いました。また、日本における省エネ推進手法及びその事例に基づく事例研究を通じて、更な
る改善を助言しました。
(2)3社の目標値評価を含む今後の実施計画を当面の活動予定を含め確認し、具体的な方向付け
を行いました。
各社における活動には、マレーシア政府の省エネ法執行官も加わり、現場の実務を見聞すると
共に、各社とECCJとの活発な議論にも参加しました。
専門家派遣

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