令和5年度 AJEEP 運輸部門オンラインセミナーを実施しました
世界的に地球温暖化が喫緊の課題となっておりCNに向けた政策が求められています。特にASEAN
諸国では運輸部門のエネルギー消費量が増大しており、今後の需要急増に伴い運輸部門のCNに向け
た政策推進が必要です。一方、日本では運輸部門のエネルギー消費量が近年減少傾向にありますが、
これは多角的で先進的な対策の結果といえます。
本セミナーでは、自動車メーカー、荷主、運送事業者による物流効率化等に関する優秀事例、及び
コールドチェーン物流効率化技術について、日本の先進的な取組みに関する情報を共有し、質疑応答
等を行いました。
これにより参加者は、日本の先進的かつ現実的な取組み内容の理解を深め、自国でCNに向けた運
輸物流推進について考察する機会を得られたことで、本セミナーにより政策立案者としての能力向上
を効果的に支援できました。
また、ASEAN地域における日本企業による事業展開の環境づくりにも貢献できました。
【研修実施概要】
(1) 自動車メーカーによる電動化と物流効率化の多角的な普及戦略に関する情報共有
(2) 荷主(食品メーカー)による販売センター納入方法の物流効率化に関する情報共有
(3) 輸送事業者による運行方式変革による物流効率化に関する情報共有
(4) 今後ASEANで重要となるコールドチェーン物流効率化技術に関する情報共有
【事業概要】 一般財団法人省エネルギーセンター(ECCJ)は、資源エネルギー庁の委託を受け
てASEAN多国間省エネ人材育成協力(AJEEP)のScheme 5 事業を実施しております。その一環
として、ASEAN各国政府の省エネ政策関連部門の担当者を対象に、運輸物流に関するオンライ
ンセミナーを以下内容にて、2023年12月19日に実施し、ASEAN諸国における運輸部門のカーボ
ンニュートラル(CN)に向けた政策促進の支援を行いました。
会場内風景
セミナー
*AJEEP:ASEAN-Japan Energy Efficiency Partnership
講義(自動車会社) 参加者集合写真
講義(ECCJ)

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