令和5年度サウジアラビアにおける省エネルギー推進ワークショップ(運輸部門)を実施
SJAHI校長代理 西田首席領事 METI猪口氏 SEEC Taha氏
ECCJ須賀井 JAMA大須賀氏
ワークショップ
<概要>
一般財団法人省エネルギーセンター(ECCJ)は、2023年12月18日、サウジアラビアと日本の共催で日
サウジ自動車技術高等研修所(SJAHI)を対象にSJAHI講堂にてワークショップを開催しました。
サウジアラビア王国では、貴重な炭化水素資源を活用し、皇太子殿下が発表された「炭素循環経済」
アプローチにより2060年にネットゼロを目指すために、エネルギー効率化が重要な政策課題となってい
ます。日本政府は、同王国におけるエネルギー効率化への挑戦を支援するため、エネルギー効率化の多
くの分野で同王国と協力を行っております。本ワークショップは、この進展を継続させるため、同王国
と日本の専門家が経験を共有し意見交換を行うことで、将来のエネルギー効率化の専門家として同王国
の若い世代を育成するとともに、運輸分野におけるエネルギー効率化を推進する新たな戦略を策定する
ことを目的としています。
本ワークショップにおけるテーマは以下の通り。
(1) サウジアラビアにおける自動車のエネルギー効率向上について
(2) 自動車における省エネルギーの重要性(ECCJ)
(3) 電化自動車(HEV、PHEV、EV、FCEV)技術と2050年までのカーボン・ニュートラルの実現
(JAMA:日本自動車工業会)
(4) ハイブリッド自動車: サウジアラビアの若者のハイブリッド車への適応(サウジ側学生発表)
SJAHI校長代理のHattan Hassan Nadra様からの歓迎の挨拶に続き、開会の辞は経済産業省より猪口相
様、祝辞は在ジッダ日本国総領事館首席領事 西田光貴様から頂戴いたしました。
参加者はSJAHI学生500名、他関係者60名程となり、有意義な質疑応答が行われ運輸分野におけるエネ
ルギー利用の効率化の方法について知見・経験を共有することができました。
SJAHI学生発表の様子
会場の様子
発表者

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