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【ボート】桐生PG1 鈴谷一平がF2のハンデを乗り越えて予選通過を狙う

「ヤングダービー・プレミアムG1」(20日、桐生)

今節の出場メンバーで、F2のハンデを抱える選手はなんと7人。スタートで無理はできない厳しいレースは続くが、2日目は仲道大輔(愛知)、3日目は1Rで鈴谷一平(30)=兵庫・116期・A2=、11Rで小池修平(大阪)が白星を獲得して意地を見せた。

鈴谷は4カドからまくりの決着に「奇跡ですよ」と苦笑い。キャリアボデーを交換したが「3号艇が遅れて展開が良かっただけ。伸びは弱いし、出足やターン回りも普通です」と手応えはもうひとつ。レース後は「朝の整備が失敗だったので、それを戻す。チルトを0にして、もう1回ペラを調整します」と課題の伸びを求めて試運転で汗を流した。

この日の1着で得点率は大幅に上昇。予選通過へ大きく弾みをつけた。予選最終日は2Rの1回走り。準優進出ボーダーを6・00に想定すると、ノルマは3着が条件だ。「1号艇で無理せずにいけるので、それが一番大きい。先に回れればいいな、と思います」と気負うことなく、自然体で勝利を狙っていく。

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