2025年11月26日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】◎にじゅうまるシドニー市との姉妹都市45周年記念行事で名古屋市を支援=豪
◇シドニー市との姉妹都市45周年記念行事で名古屋市を支援=豪
名古屋市とシドニー市が今年、姉妹都市提携45周年を迎え、10月下旬にシドニー市で各種記念行事が開催された。両市は、これまで多様な交流を展開しており、シドニー市の動物園からコアラやゴリラが名古屋市の動物園に寄贈されるなど、双方の動物園による動物の交換のほか、高校生同士の交流などが活発に行われている。クレアクレアシドニー事務所は、各種記念行事で名古屋市の活動を支援。10月25日にシドニー市内で開催された「ジャパン・エキスポ」では、名古屋市がブースを出展し、広沢一郎市長をはじめとする市関係者が、来場者に天むすや味噌カツ、ういろうなどの「名古屋めし」を振る舞うなど、名古屋の魅力を発信していた。(シドニー事務所)
237_SYD.jpg写真:レセプションで寄贈された動物のパネルを手にする名古屋市とシドニー市の関係者
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写真:Japan Expoの会場の様子
◇「秋の交流会イベント」で日本の魅力をPR=中国・北京市
在中国日本大使館主催の「自衛隊記念日レセプション・秋の交流会」が10月22日に開催され、クレア北京事務所はブースを出展した。昨年度、大使館の主催でそれぞれ開催していた「自衛隊記念日レセプション」と「秋の交流会」が、今回は一つのレセプションとして実施された。
レセプションでは、企業や日本の地方自治体などが日本食や日本文化、観光PR関係のブースを出展。会場は中国人や各国大使館関係者をはじめとする多くの招待客でにぎわっていた。
クレア北京事務所のブースでは、地方自治体をPRするため、パンフレットの配布や自治体関連グッズの当たる抽選会を実施した。次に訪日する際の参考にするために情報を求める人も多く、北京から日本へのアクセスが良いためか、中国に限らず、さまざまな国の来場者から「日本に行ったことがある」「日本に家族がいる」といった声が多く聞かれた。(北京事務所)
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写真:クレア北京事務所ブースで来場者に地方自治体のPRをする職員
◇鳥羽市職員が仏自治体を訪問=地方の課題を共有
11月6日から9日まで、フランス北東部オーブ県でフランス版「海外自治体幹部交流協力セミナー」が行われ、三重県鳥羽市の職員が参加した。セミナーは、クレアパリ事務所の協力の下、全仏地方自治体事務総長組合(SNDGCT)が実施しているもので、日本の自治体幹部をフランスの地方都市に招き、現地の自治体関係者との意見交換や交流の場を提供している。
4回目となった今回のテーマは「観光・文化・美食による地域発展」。鳥羽市は、女性が素潜りでアワビなどの海産物をとる海女漁や真珠の養殖で知られるのに対し、オーブ県はシャンパーニュワイン(シャンパン)の生産や中世の名残ある街並みで有名。それぞれ特色が異なるが、管内の自治体幹部との意見交換では、人口減少や交通インフラの整備などで同じような課題を抱えていることが明らかになるなど、行政の課題について活発な議論が交わされた。(パリ事務所)
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写真:バール・シュール・セーヌ市長(右)、同市事務総長(中央)と意見交換を行う鳥羽市職員
◇日本・インドネシア自治体交流セミナーを開催
クレアシンガポール事務所は、インドネシア国家行政院(NIPA)と総務省との共催で「日本インドネシア知識交流セミナー」をオンラインで開催した。今年度は「自治体間・民間との連携による地域課題解決」をテーマに、東京都、横浜市、ジャカルタ市、西ジャワ州の関係者が、洪水対策や緑地活用の先進事例を紹介した。参加者は、両国の自治体間で先進事例を共有する重要性を再確認した。
セミナーには約800人が参加。日本側から、豪雨対策やグリーンインフラ、市民参加型の緑地保全などの取り組みについて説明があり、インドネシア側からは、治水インフラ整備、河川環境改善、緑地の再生や生物多様性保護の取り組みが報告された。また、島根県美郷町とバリ州マス村による長年の姉妹都市交流も紹介され、参加者の関心を集めた。(シンガポール事務所)
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写真:「日本インドネシア知識交流セミナー」の様子
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