2019年9月25日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】◎にじゅうまる鳥取県・江原道姉妹提携25周年、両知事が会談
◇鳥取県・江原道姉妹提携25周年、両知事が会談
鳥取県の平井伸治知事が9月3日、同県と韓国・江原道との姉妹提携25周年を記念し、江原道の崔文洵(チェ・ムンスン)知事を訪問した。崔知事は「25年の交流により深めた友情は、地域を超え、両国にとって貴重な資産」と述べ、2018年平昌オリンピック・パラリンピック競技大会開催への協力について感謝し、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に惜しみなく協力すると発言した。平井知事は「鳥取県と江原道が日韓の玄関になろうと共に歩んできた25年」と振り返り、国家間に波風が立とうとも地域間の交流は重要と述べた。(ソウル事務所)
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写真:崔江原道知事の歓迎を受ける平井鳥取県知事(右)
◇友好都市が結ぶ日仏宗教対話=世界遺産のシャルトル大聖堂と⻑谷寺の交流
奈良県桜井市と今年友好都市締結30周年を迎える、仏シャルトル市で、9月2日、桜井市に所在する⻑谷寺とユネスコ世界文化遺産に登録されているシャルトル大聖堂の異宗教間対話行事が行われ、真言宗豊山派の総本山である⻑谷寺の田代弘興化主(けしゅ)らが参加した。訪問団には、桜井市国際交流協会の会員らも同行し、ジャン=ピエール・ゴルジュ市⻑やパトリック・ジェロデ副市⻑らに温かく出迎えられた。同寺の僧侶らにより、市内老人ホームでは、入居者の健康を願い、読経や和太鼓演奏が披露されたほか、シャルトル大聖堂で祈りの声明が行われた。友好都市を契機に、多様な主体が交流を行うことで、今後のさらなる交流の広がりが期待される。詳しくはこちら。(パリ事務所)
写真:ゴルジュ市⻑(左)、ジェロデ副市⻑(中央)、田代化主(右)
◇夏の風物詩をテーマに地域の魅力をアピール=世界園芸博覧会
クレア北京事務所は8月31日から9月6日までの間、北京市で開催されている「世界園芸博覧会」で、「日本の夏の風物詩」をテーマとしたブースを出展した。会場となった日本出展ブース内では、30の地方自治体の協力を得て各地域の風鈴やうちわを展示したほか、浴衣のファッションショーや着付け体験を実施した。出展にあわせて作成した各地域の観光情報などを紹介するウェブサイトは、期間中約3万5000のページアクセスを記録するなど、特色ある出展品を通じて、各地域の魅力をアピールした。(北京事務所)
写真:展示された風鈴を見る来場者
◇名古屋市代表団がフューチャー・アジア・ビジネスサミットに参加=姉妹都市シドニー市主催
廣澤一郎名古屋市副市⻑をはじめとする名古屋市公式代表団と、岡本やすひろ名古屋市会副議⻑をはじめとする名古屋市会シドニー市姉妹都市交流公式代表団が、来年に姉妹都市提携40周年を迎えるシドニー市を訪問し、7月23日に同市主催のフューチャー・アジア・ビジネスサミットに参加した。両代表団は、同市のクローバー・ムーア市⻑らから温かく歓迎され、廣澤副市⻑は今後も幅広い分野にわたる交流を発展させていく旨の決意を表明した。(シドニー事務所)
写真:岡本名古屋市会副議⻑(左から3番目)、ムーアシドニー市⻑(左から4番目)、廣澤名古屋市副市⻑(左から5番目)
◇英国ダービーシャーとの姉妹都市交流を発信!=愛知県豊田市
8月29日から9月1日まで、英国中部のダービーシャーで野外イベント「チャッツワースカントリーフェア」が開催され、ダービーシャーと姉妹都市の愛知県豊田市がブース出展し、姉妹都市交流の取り組みなどを発信した。ブースでは、豊田市でも試合が開催される「ラグビーワールドカップ2019」や、輪投げ、折り紙、和服の着付けなどの日本文化も紹介された。(ロンドン事務所)
写真:来場者でにぎわう豊田市のブース
◇地方行政セミナーに現地自治体職員ら90人集う=ベトナム・ホーチミン
日本国総務省およびベトナム内務省の共催で「日本-ベトナム地方行政セミナー」が8月29日と30日、ホーチミンで開催された。総務省自治大学校⻑による基調講演のほか、約90人の現地地方自治体職員らを前に、熊本県および埼玉県川口市が県と市の役割分担、公務員の人材確保と育成について発表を行った。ベトナム側からも事例発表があり、両国の自治体が抱える課題などについて有意義な情報共有の場となった。(シンガポール事務所)
写真:自治大学校⻑による基調講演
◇⻑野県副知事、県内企業の優れた製品・技術PR=米シリコンバレー
太田寛⻑野県副知事が8月26日、米国スタンフォード大学で開催された米日カウンシル知事会議に参加し、静岡県、岡山県、広島県、大分県の各県知事とともに「ヘルスケア」や「教育」などのテーマについて、各地域で抱えている課題をイノベーションで解決する方法を探った。太田副知事からはシリコンバレーの研究者やスタートアップ企業に向けて、県内企業の精密加工技術などを紹介し、ヘルスケア分野における技術活用の可能性について意見交換を行った。その他、シリコンバレーの企業や研究施設への訪問をクレアニューヨーク事務所職員が支援し、県内企業と現地企業との情報交換やビジネスネットワーキングが行われた。(ニューヨーク事務所)
写真:ディスカッションの様子(写真右端が太田⻑野県副知事)
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