2019年4月24日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】◎にじゅうまる中国のJET⻘年、日本各地へ旅立ち=北京市
◇中国のJET⻘年、日本各地へ旅立ち=北京市
4月13日、在中日本大使館で、JETプログラム(語学指導等を行う外国⻘年招致事業)により、新たに日本各地の自治体に派遣される中国の⻘年42人に対するオリエンテーションと壮行会が開催された。壮行会に出席した河野太郎外相は、2019年が「日中⻘少年交流推進年」であることを紹介し、新規参加者が日中両国の懸け橋となることに期待を示した。また、新規参加者の代表からは「JETプログラムの活動が日中⻘少年交流の新しい段階の第一歩となるよう努力したい」との決意表明が行われた。
(北京事務所)
写真:河野外相との集合写真
◇日本の建築様式による木造住宅の勉強会=韓国
×ばつ4(ツーバイフォー)住宅が主流であるが、近年、日本の建築様式である柱や梁(はり)を用いた在来軸組構法への関心も高まっており、日本国産木材の韓国への輸出拡大が期待されている。今回の勉強会では、日本の木材で住宅等を建築している企業関係者が、在来軸組構法について、宮崎県が作成した「構法の手引き」を基に説明。クレアソウル事務所がこの講演を支援した。(ソウル事務所)
写真:京畿道水原市で開催された木造住宅勉強会
◇フランス食材とおにぎりが融合!=仏ナント市
2月20日から24日にかけて、仏ナント市でクレアと国際交流基金が共催したジャポニスム公式企画『「伝統と先端」と〜日本の地方の底力〜展』の中で、新潟市が「新潟産米のおにぎりづくり体験」のワークショップを、パリ開催に引き続き実施した。新潟市とナント市は、今年で姉妹都市提携10周年となる。日本の家庭料理である「おにぎり」をテーマに、梅干しなど日本の定番具材に加え、現地で入手が容易な、スモークサーモンや生ハムなどのフランス産の具材を彩りも工夫しながらおにぎりの上にあしらった。参加者は「日本食を手軽に楽しめる」「家庭でも作りたい」と感想を語っていた。詳しくはこちら。(パリ事務所)
写真:好きな具材でおにぎり作りを楽しむ参加者
◇日本の観光情報を発信=アイルランド
クレアロンドン事務所は4月7日、ダブリンで開催された日本文化紹介イベント「エクスペリエンス・ジャパン」に出展し、日本の各地域の観光情報を紹介した。当日は真冬のような寒さにもかかわらず、多くの人がブースを訪れた。来場者の中には日本を訪れたことがある人や、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」を見に行く予定の人もおり、日本への関心が高まりつつあることが感じられた。(ロンドン事務所)
写真:クレアロンドン事務所ブース
◇豪州カウラ市で多文化祭開催=日本と友好関係象徴のまち
3月15日から17日にかけて、シドニーの320キロメートル⻄に位置するカウラ市でカウラ多文化祭が開催された。このイベントのゲスト国に日本が選ばれ、豪州各都市から日系機関等が集い、日本文化を発信した。クレアシドニー事務所は、同市と平和友好交流を進める新潟県上越市をはじめとする地方自治体のPRを行った。
かつてカウラ市には、第2次世界大戦時に捕虜収容所が置かれ、1944年、日本人捕虜の脱走事件(カウラブレイクアウト)が発生し、231人の日本人捕虜と4人の豪州衛兵が亡くなった。カウラブレイクアウトの犠牲者の墓地は、戦後しばらく放置されていたが、豪州側関係者が始めた維持管理に日本側の協力が相まって、現在、日本人戦没者墓地として適切に管理されている。今では、カウラ市は、豪州と日本の良好な関係を象徴するまちとなっている。(シドニー事務所)
写真:カウラ多文化祭のパレード
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写真:ブースにて上越市等のPRを行う、クレアシドニー事務所職員
◇和歌山の特産品をPR!=ロサンゼルス
3月14日から20日まで、米カリフォルニア州ロサンゼルスとその近郊にあるマルカイコーポレーション系列店舗で、「和歌山フェア」が開催された。同フェアは、和歌山県が県産の農水産物や加工食品の輸出促進のために同社の協力を得て実施したもの。県内事業者16社が参加し、特産の梅干しや湯浅醤油(しょうゆ)、ゴマ豆腐などを店頭で販売するなどの販促活動をしたほか、同社の売り場担当者と商談をしたり、現地TJSラジオの取材を受けたりした。マルカイコーポレーションからは、高価格の商品がよく売れたので、この規模のフェアにしては高い売り上げだったというコメントがあり、現地のニーズを知る貴重な場となった。
(ニューヨーク事務所)
写真:現地顧客に商品の魅力を伝える和歌山県の事業者
◇シンガポール、19年度予算発表!
シンガポール政府は2月18日、2019年度の予算を発表した。歳出は前年比1.6%増の802億シンガポールドル、歳入は前年比1.7%増の749億シンガポールドルとなっており、歳出は拡大傾向が続いている。同年度の予算の特徴としては、中小企業の産業イノベーションに対する支援強化のほか、ラッフルズ卿のシンガポール上陸200周年を記念した国⺠へのボーナス支給や高齢者層に対する社会保障の充実といった、国⺠に直接還元される予算が多く盛り込まれている。(シンガポール事務所)
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