2019年10月9日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】◎にじゅうまる今年で11回目となる「ジャパンまつり」=ロンドン
◇今年で11回目となる「ジャパンまつり」=ロンドン
9月29日、今年で11回目となる「ジャパンまつり」がロンドン中心部で開催された。ステージでは英国で初めてとなる島根県の伝統芸能「石見神楽」の公演が行われ、観客から大きな喝采を浴びた。食ブースでは兵庫県がPRの一環として地元のレストランと協力し、神戶発祥のソウルフード「ぼっかけ」や兵庫の酒粕を使った「かす汁」を提供。日本各地の観光情報を紹介するクレアロンドンブースには、雨にも関わらず多くの来場者が訪れ終日にぎわった。(ロンドン事務所)
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写真:「石見神楽」を多くの観客が写真に収めた
◇カウラ・ブレイクアウト75周年慰霊行事=豪州
豪州カウラ市で、カウラ・ブレイクアウト75周年慰霊行事が開催され、同市の平和友好都市である新潟県上越市の村山秀幸市⻑、福岡県の小川洋知事、カウラ捕虜収容所の元捕虜で唯一存命といわれている98歳の男性らが日本から駆けつけた。クレアからは、舩山範雄常務理事らが8月5日の献花など一連の慰霊行事に参加した。
1944年8月5日の午前2時ごろ、カウラ捕虜収容所で日本人捕虜脱走事件(カウラ・ブレイクアウト)が発生し、231人の日本人捕虜と4人のオーストラリア人衛兵が亡くなった。この犠牲者の墓地はしばらく放置されていたが、カウラ退役軍人会のメンバーが維持管理し始めたのをきっかけに、日本人戦没者等墓地、日本庭園、世界平和の鐘などが整備され、今ではカウラ市は日本と豪州の戦後和解と友好関係を象徴する街となっている。(シドニー事務所)
写真:クレアの舩山常務理事による献花の様子
◇阿波人形浄瑠璃が仏初4Kデジタル「襖からくり」とともにパリを魅了
パリのユネスコ本部において、9月23日、地域に根付いた国指定無形重要文化財である「阿波人形浄瑠璃」(徳島県)の公演が行われた。各国代表部大使や現地メディア関係者、一般来場者ら約1100人が、3人の遣い手で操られる人形の人間味あふれる動きに目を奪われていた。「壺阪観音霊験記 壺阪寺の段」が、
仏初披露4Kデジタル「襖からくり」の前で三味線の伴奏や義太夫の語りに合わせ情緒豊かに演じ上げられると、満席の会場から惜しみのない拍手が送られた。同会場では、日本の「祭」をテーマとしたコンサートや講演会のほか、藍染製品の展示、徳島県産の日本酒の試飲会など観光・物産プロモーションも行われ、来場者は日本の精神や伝統文化を心行くまで堪能した。詳しくはこちら(パリ事務所)
写真:フランス初公演となった4Kデジタル「襖からくり」との「阿波人形浄瑠璃」の公演
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写真:徳島県の日本酒を給仕するクレア事務所パリ職員
◇愛知県とシンガポール国立大学(NUS)が覚書を締結
愛知県の大村秀章知事が9月10日、NUSとスタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書を締結した。ボウイ副総⻑は「両者の連携協力に大いに期待する。NUSからたくさんの学生、スタートアップを送り出していきたい。また、愛知県からもNUSにたくさんの学生、スタートアップを送り出していただきたい」と述べた。大村知事は「愛知県が形成を進めるグローバルネットワークと、NUSのグローバルネットワークとを重ね合わせ、連携させながら、人材交流を拡大し、さらに幅広い、新しいグローバルネットワークを形成し、絶え間ないイノベーションを引き起こしていきたい」と述べた。(シンガポール事務所)
写真:覚書締結式の様子
◇郷土料理を通じて鹿児島県をアピール=北京市
クレア北京事務所は9月21日、北京市内の日系料理教室「ABC Cooking Studio」で、鹿児島県の郷土料理の調理を体験するイベントを開催した。このイベントは地域の認知度を高め、誘客を促進することを目的としたのもので、今回は鹿児島県の職員が県のアピールを行った後、40人の参加者が「豚の骨付き肉のみそ煮込み」「ぶり大根」「さつまいも入りかきあ
げ」「ちゃぶし」の調理を体験した。併せて、鹿児島県に関するクイズ大会も行われるなど、参加者は鹿児島県の魅力を満喫する一日となった。(北京事務所)
写真:参加者らによる記念撮影
◇米国地方行政セミナーを開催=ワシントンDC、メリーランド州その他
9月10日から12日まで、ワシントンおよび近郊の連邦政府、州政府、市政府、その他行政関係機関にて米国の行政について学ぶセミナーを開催した。インバウンドに関し、DМОおよび州政府の観光部署からマーケティング戦略やデジタルキャンペーンを駆使した広報活動で誘客に成功している取り組みを聞くことができた。その他、警察や税制、教育、障がい者施策、上院議員事務所の運営など米国の行政について日本の行政との違いなどを議論することができた。(ニューヨーク事務所)
写真:メリーランド州でのセミナーの様子
◇JETプログラム説明会を開催!=韓国釜山広域市
9月28日韓国・釜山にて、JETAA(元JET参加者の会)大韓⺠国支部、在韓日本大使館公報文化院、クレアソウル事務所が協力して、JETプログラム(語学指導等を行う外国⻘年招致事業)説明会を開催した。クレアソウル事務所からは日韓交流とJETプログラム実施状況、公報文化院からは2020年度の募集や試験日程など、JETAAからは試験の準備方法や勤務先での経験談について説明を行った。20人の韓国人参加者は熱心に耳を傾け、勤務先業務や試験対策などについて活発な質問が出された。(ソウル事務所)
写真:JETAAの説明に熱心に耳を傾ける参加者
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