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ページ番号 T1017161 更新日 令和6年9月2日

いま、備える

夏の終わりに襲来した台風10号は、かつてないほどの遅い速度と強い勢力で、九州をはじめ日本列島の広い範囲に被害の爪痕を残しました。
被害に遭われた皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
年々強さと頻度を増す異常気象。全国各地を襲った信じられないほどの猛烈な雨や強風、そしてその被害の状況に、市民の皆さまも「いつかわがまちも…」と恐ろしさを感じたのではないでしょうか。

また、8月を振り返りますと、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発表された夏でもありました。
幸い巨大地震は発生することなく臨時情報も解かれましたが、「いつか先の話」と思っていた南海トラフ地震の発生が相対的に高まっているとの突然の呼びかけに、もし地震が起きたら、自分や大切な人が住む地域の震度はどのくらいか、最低限何が必要かなど、具体的に思いをめぐらせ「備える」ことを考える機会になったのではないでしょうか。

9月は、夏の暑さが和らぎ過ごしやすくなる季節でもありますが、前線の影響や台風などによる自然災害が発生しやすい時期でもあります。
災害はいつどこで起こるかわかりません。日ごろから備えることで、いざというときに命を守る行動を取ることができます。今一度、非常持出品や避難場所、防災情報の入手方法、連絡の手段など、ご家族やご近所の方と確認していただき、ご自身や大切な人を守る行動が取れるよう備えをお願いいたします。

[画像:筆字]

令和6年9月
高山市長


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