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【市指定文化財】 柳井谷(やねだん)のバクチノキ
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更新日:2023年8月10日更新
バクチノキ
バクチノキ(バラ科 サクラ科)は、関東南部以西、四国、九州、沖縄、台湾などに分布する暖地性の常緑高木です。秋から春の間に、樹皮が鱗片状に剥がれ落ち、赤褐色の斑紋状の木肌となります。この様子が、博打で負けて次第に裸になる姿に似ていることが名前の由来です。
柳井谷のバクチノキは、主幹の根回りは468センチ、樹高は約25メートルで、現時点では日本で2番目に大きいバクチノキです。樹上にはオオタニワタリなどの着生植物が観察されるとともに、根元には荒神の祠があります。
柳井谷集落の有志により順路案内板が設置されるなど、地域においても大切に保護されています。