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都城志布志道路の志布志区間3.2kmの開通予定が発表されました
市長コメント
12月5日、鹿児島県塩田知事から、鹿児島県議会一般質問にて、「都城志布志道路」志布志区間約3.2キロメートルについて、令和6年度中の供用見込みが発表されました。
これにより、都城志布志道路約44キロメートルが全線開通されることとなり、地元の悲願である防災・経済・医療の道として更なる相乗効果が発生することを大いに期待しているところであります。
これもひとえに都城市・曽於市・志布志市が県境を越え、官民一体となって取り組んできた成果であり、これまで御尽力いただいた国会議員、鹿児島県並びに市民の皆様、国土交通省をはじめ関係された方々に、心より感謝を申し上げます。
市といたしましては、大規模災害時の復旧活動や経済活動を支える重要なネットワークであり、全線開通による南九州の一大物流拠点及び後方支援拠点の実現に向けて、引き続き、全力で取り組んでまいります。
志布志市長 下平 晴行
事業概要
都城志布志道路は九州縦貫自動車道(宮崎線)の都城インターチェンジと国際戦略バルク港湾として選定され、南九州地域の物流拠点である志布志港を結ぶ延長約44kmの路線であり、うち鹿児島県域内約22kmを鹿児島県が整備を進めています。
整備効果
防災の道
南海トラフ巨大地震や異常気象による豪雨災害等が発生した場合、甚大な被害が想定されます。人的・物的支援を行うために、太平洋沿岸地域・志布志港とバックアップシティである都城市を結ぶ「防災対策機能の強化」を図る路線としての効果が期待されています。
経済の道
六次産業化の推進、輸送コストの縮減や飼料の安定供給による農林畜産業の活性化、企業誘致や新たな雇用創出などに大きく寄与し、本地域の経済発展に資する「経済対策機能の強化」に効果があると期待されています。
医療の道
主要な救急医療施設を高速道路網で結ぶことにより、都城広域定住自立圏の「医療対策機能の強化」を実現する効果が期待されています。
事業進捗
鹿児島県側
現在、県境から志布志IC間の19.1kmが供用されています。
志布志ICから志布志港間の志布志道路(3.2km)は、令和6年度に供用開始される予定です。
宮崎県側
現在、乙房IC〜県境間の16.3kmが供用されています。
都城ICから乙房IC間の5.7kmは、令和6年度に供用開始される予定です。
都城志布志道路の整備状況を紹介する画像です
開通情報
- 有明東ICから志布志IC:令和3年2月27日開通
- 金御岳ICから末吉IC間:令和3年3月28日開通
- 乙房ICから横市IC:令和4年3月12日開通
外部リンク
地域高規格道路について <外部リンク>(鹿児島県ホームページ)