光化学スモッグ
最終更新日令和6年5月1日 | ページID 003206
印刷岡崎市(旧額田町区域を除く)は、平成19年7月27日から光化学スモッグ予報等の発令区域になりました。これにより、市域に光化学スモッグに関する警報・注意報が発令された場合は、市が市民の皆さんにお知らせしています。
光化学スモッグ発生のメカニズム
自動車からの排出ガスや工場のばい煙に含まれる窒素酸化物やVOC(揮発性有機化合物)が、太陽の紫外線を受けて化学反応を起こすと『光化学オキシダント』と呼ばれる物質が発生し、白くモヤがかかった『光化学スモッグ』と呼ばれる状態になることがあります。
この光化学スモッグは、4月から10月にかけて、気温が高くなり、風が弱くて、日差しの強い日に発生しやすくなります。
光化学スモッグが発生した場合の注意
光化学スモッグが発生した場合に、「眼がちかちかする」、「のどが痛い」などの症状がでたときは、洗眼やうがいを十分に行い、涼しい屋内で休息してください。
また、症状が改善されない場合には、医療機関で診察を受けてください。
光化学スモッグによる被害を未然に防止するため、光化学スモッグ予報等が発令された場合は、屋外での激しい運動をやめて、できる限り屋内で過ごすことや風向きを考えて、窓をしめるなどの対策をとってください。
光化学スモッグの情報を知る方法
県のホームページ、環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)ホームページでお知らせしています。
愛知県 http://taiki-kankyo-aichi.jp/kanshi/hatsurei/index.html (新しいウィンドウで開きます)
環境省( そらまめ君) https://soramame.env.go.jp/oxymap (新しいウィンドウで開きます)
光化学スモッグ予報等の発令基準
光化学スモッグ予報等は、下表の基準に基づき、発令区域ごとに発令されます。
発令区分 | 発令基準 |
---|---|
予報 | オキシダント濃度が0.08ppm以上となり、かつ、気象状況からみて注意報以上の状態が発生することが予想されるとき |
注意報 | オキシダント濃度が0.12ppm以上となり、かつ、気象状況からみてその状態が継続すると認められるとき |
警報 | オキシダント濃度が0.24ppm以上となり、かつ、気象状況からみてその状態が継続すると認められるとき |
重大警報 | オキシダント濃度が0.40ppm以上となり、かつ、気象状況からみてその状態が継続すると認められるとき |
被害が発生した場合
- 屋外での運動中にあっては、運動を中止してください。
- 症状に応じうがいや洗眼をしてください。
- 室内に入り、窓を閉めるなど外の空気が入らないようにしてください。
- 症状が改善しない場合は、直ちに医師の手当を受けてください。
保健所、環境保全課等へ連絡してください。
- 大気環境について
〒444-8601 岡崎市十王町二丁目9番地 岡崎市環境部環境保全課 電話番号0564-23-6194 - 健康被害について
〒444-0014 岡崎市若宮町2丁目1番地 岡崎市保健部生活衛生課 電話番号0564-23-6187
岡崎市光化学スモッグ緊急時対策要綱(PDF形式 157キロバイト)
岡崎市光化学スモッグ保健対策要領(PDF形式:53KB)