年末は交通事故が増加傾向にあるほか、飲酒の機会が増え、飲酒運転に起因する重大事故の発生も懸念されることから、年末における交通事故防止の徹底を図るため、下記のとおり、「年末の交通安全県民総ぐるみ運動」が実施されます。

年末の交通安全県民総ぐるみ運動チラシ[PDF:1.45MB]

年末の交通安全県民総ぐるみ運動実施要項[PDF:1.53MB]

運動の目的

県民一人ひとりに交通安全意識の浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けて交通事故防止の徹底を図ることを目的とします。

実施期間

令和7年12月11日(木曜日)から12月31日(水曜日)までの21日間

運動のスローガン

「高めよう!とちぎの交通マナー マナーアップ!あなたが主役です」

運動の重点等

運動の重点

• こどもと高齢者の交通事故防止
• 飲酒運転等の根絶
• 自転車等利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
• 「ライト4(フォー)運動」、「原則ハイビーム」の推進と反射材用品等の着用促進

統一行動日

• 12月12日(金曜日)「飲酒運転根絶」強化の日
• 12月18日(木曜日)「自転車の安全で適正な利用」強化の日
• 12月19日(金曜日)「ライト4(フォー)とハイビーム、反射材着用促進」強化の日
• 12月23日(火曜日)「こどもや高齢者に優しい3S(スリーエス)運動推進」強化の日

こどもと高齢者の交通事故防止

「横断歩道は歩行者優先」 ずっと 止まれる 栃木県!!

運転者は歩行者が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道の手前で一時停止をして歩行者等に道を譲らなければなりません。

「こどもや高齢者に優しい3S運動」の推進

• SEE(見る)→こどもや高齢者をいち早く発見する
• SLOW(減速する)→こどもや高齢者を見たら減速する
• STOP(停止する)→危険を感じたら、すぐに停止する

飲酒運転等の根絶

飲酒運転を絶対に「しない・させない」環境づくりを進め、飲酒運転を根絶しましょう。

• 酒類を提供するお店の方へのお願い
• お客さまが、車両(自転車を含む)で来店したかどうかを確認しましょう。
• 車両(自転車を含む)を運転するお客さまには絶対に酒類を提供しないでください。
• 飲酒したお客様には絶対に車両(自転車を含む)を運転させないでください。

(注意)令和6年11月1日施行の改正道路交通法により、自転車であっても酒類提供罪が適用されます。

自転車等利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底

自転車安全利用「五則」を守りましょう

1. 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
2. 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3. 夜間はライトを点灯
4. 飲酒運転は禁止
5. ヘルメットを着用

命を守る!自転車ヘルメット

• ヘルメット非着用時の致死率は、着用時と比べて約1.7倍も高くなります。(令和2年〜令和6年合計、警察庁調べ)
• 自転車乗車中の交通事故で亡くなられた方は、約5割が頭部に致命傷を負っています。(令和2年〜令和6年合計、警察庁調べ)
• 道路交通法で、自転車ヘルメット着用は努力義務です。
• 栃木県自転車条例では、自転車保険加入は義務です。必ず加入しましょう。

自転車の違反に交通反則通告制度の導入

• 交通反則通告制度とは、一定の交通違反に交通反則切符(青切符)を交付し、違反者が反則金を納付すれば、刑事罰が科されない制度です。
• 令和8(2026)年。4月1日から施行されます。
• 16歳以上の運転者による113種類の交通違反が対象となります。
• 主な違反行為

1. 携帯電話使用等 反則金 12,000円
2. 遮断踏切立入り 反則金 7000円
3. 信号無視、右側通行 反則金 6,000円
4. 指定場所一時不停止、傘差し、無灯火 反則金 5,000円
5. 並進、2人乗り 反則金 3,000円

「ライト4(フォー)運動」、「原則ハイビーム」の推進と反射材用品等の着用促進

「ライト4(フォー)運動」と「原則ハイビーム」の推進

• 運転者は、午後4時にはライトを点灯しましょう。
• 夜間、先行車や対向車等が無いときは、原則ハイビームで走行し、歩行者等の早期発見に努めましょう。

反射材用品等の着用促進

• 夕暮れ時や夜間には、交通事故に遭わないようにするために、反射材用品やLEDライトなどを活用し、明るい目立つ色の服装を着用し、ドライバーなどに早めに自分の存在を知らせましょう。