八幡東区の文化財・近代化産業遺産
重要文化財
南河内橋
河内貯水池にかかる、橋の梁(はり)がレンズ型をした国内唯一残存する「レンティキュラー・トラス」形式の橋です。平成18年に国の重要文化財に指定されました。
所在地:北九州市八幡東区河内三丁目
市指定有形文化財(建築物)
旧百三十銀行八幡支店
大正4年(1915)に辰野金吾の主宰する事務所が設計したもので、外観は赤煉瓦の壁体に、玄関・柱頭・窓周りを幾何学的模様で施し、大正期のモダンデザインを表現しています。
所在地:北九州市八幡東区西本町一丁目
市指定史跡
東田第一高炉跡
旧八幡村に「官営製鐵所」が開庁し、明治34年(1901)に東田第一高炉への火入れ及び作業開始式が行われました。
現存の東田第一高炉は、日本最初の高圧高炉として建設され、昭和37年(1962)から昭和47年(1972)まで操業しました。
所在地:北九州市八幡東区東田二丁目
九州鉄道茶屋町橋梁
槻田橋に架かる赤煉瓦造りのアーチ橋は、明治24年(1891)4月に開通した九州鉄道大蔵線の橋梁として構築されたものです。
明治44年(1911)に大蔵線は廃線となりました。
所在地:北九州市八幡東区茶屋町4番内
三条の国境石
福岡藩が建てたもの。当初のものが小さかったため、天保5年(1834)に同藩最大規模の境石に建て替えられました。
所在地:北九州市八幡東区高見二丁目2番内
市指定無形民族文化財
前田祇園
室町時代初期、この地方を支配した麻生氏が、祇園会を行ったことに由来するといわれています。
お潮井とりのほか、御神幸や競演会などが行われます。
前田の盆踊り
遠賀川流域に広く分布する盆踊りの一つです。地元の伝承では、明応年間(1492〜1501)大内氏に攻められた花尾城兵の戦死者を供養するため、その子孫や村人が始めたものといわれています。
近代化産業遺産
八幡東区には、製鉄・石炭に関連する様々な「近代化産業遺産」があります。これらは、歴史的建造物としての価値を持つだけでなく、地域の発展の軌跡を浮き彫りにし、当時の暮らしや文化を後世に伝える貴重な証でもあります。
近代化産業遺産一覧 |
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東田第一高炉跡 |
南河内橋 中河内橋 北河内橋 猿渡橋 |
旧本事務所 |
修繕工場 |
旧鍛冶工事及び所蔵資料 |
くろがね線宮田山トンネル |
西田岸壁から松ヶ島岸壁 |
河内貯水池 |
高見倶楽部 |
茶屋町橋梁 |
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