第9-1 屋内貯蔵所の架台の修
正震度法による計算式9-1第9 修正震度法
(平8.10.15 消防危第125号通知)
第9-1 屋内貯蔵所の架台の修正震度法による計算式
1 架台の格段の設計水平震度
架台の格段の設計水平震度(Kh(i))は、次の式により求めた値とする。
Kh(i) = 0.15 ν1・ν2・ν3(i)
ν1 : 地域別補正係数
ν2 : 地盤別補正係数
ν3(i) : 高さ方向の震度分布係数
ν3 =1Wi
{(∑ Wjnj=i
) ×ばつ Ai − ( ∑ Wjnj=i+1
) Ai+1}
ただし、i=nの場合、中括弧内は第1項のみとする。
Wi : i段の固定荷重と積載荷重の和
Ai : 格段の設計水平震度の分布係数
n : 架台の段数
Ai = 1 + (1/√αi − αi)2T/(1 + 3T)
ai : 架台のAiを算出しようとする第i段の固定荷重と積載荷重の和を当該架台の
全固定荷重と全積載荷重の和で除した数値
T : 架台の設計用一次固有周期で、次の式により求めた値(秒)
T = 0.03h
h : 架台の全高さ(m)
架台の固有値解析を行った場合は、その値を用いることができる。
2 架台の各段に作用する地震力
架台の各段に作用する地震力(Pi)は、次の式により求めた値とする。
Pi=Wi×ばつKh(i)
3 架台の各段に作用する転倒モーメント
架台の各段に作用する転倒モーメント(Mi)は、次の式により求めた値とする。
Mi = ∑ {Pj ×ばつ (Hj − Hi)}nj=i+1 架台地盤面に作用する転倒モーメント(Mo)
Hi : 第 i 段の高さ Mo = ∑ {Pj ×ばつ Hj}nj=1

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