民間と市場の力を活かした防災力向上に関する専門調査会
○しろまる民間と市場の力を活かした防災戦略の基本的提言
平成15年9月に中央防災会議に設置された「民間と市場の力を活かした防災力向上に関する専門調査会」は、民間企業、個人、地域のNPO等の力を用いた防災力を向上させる方策等を検討し、「民間と市場の力を活かした防災戦略の基本的提言」(PDF形式:1.3MB)別ウインドウで開きますを平成16年10月にとりまとめた。
【基本的提言の要点】
1. 防災対策に関する社会の目標明示
- 事前の対策や平時の備えを適切に行うことで被害軽減が可能で、そのためには、具体的な目標を官民が連携して提示し、社会全体で共有することが必要。
→目標を持つことが企業や地域のNPO等の防災対策の奨励、促進、誘導につながる。
- 個人、地域の諸団体、NPO、企業等の取組みを促進
(1) 地域や民間で防災まちづくりを進めるための方策
- 防災まちづくりを促進のための、支援ガイドブック、支援サイト、相談窓口開設、講師派遣 等
- 企業の災害時業務継続計画(BCP)策定促進のための、BCPガイドライン作成、促進措置
- 企業の防災対応が投資家から評価されるための仕組みの構築 等
- 防災情報の共有化の促進及び普及、防災教育、人材育成、地震保険の普及
- 住宅・建築物の耐震化、津波対策
「民間と市場の力を活かした防災戦略の基本的提言」(PDF形式:1.3MB)別ウインドウで開きます
○しろまる 提言後の取組み
平成16年12月より次の2つのワーキンググループを設置し、提言の具体化に向けた検討を開始。これらワーキンググループグループの検討結果は適宜専門調査会に報告し平成17年秋をめどに具体策を提示。
- 企業評価・業務継続ワーキンググループ
業務継続計画(BCP)及び企業の防災力評価 - 防災まちづくりワーキンググループ
防災まちづくりの支援策