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大阪支店 文書課 総務グループ (現 大阪支店 業務課 総務グループ)
入行後、発券課に配属となり、銀行券の真偽鑑定・枚数計査を行う鑑査事務を担当しました。チューター制度が確立されており、手厚い指導のもと、業務とともに日本銀行員としての心得を学びました。次に配属された営業課では、主に金融機関の考査関係の事務に携わり、統計資料の作成や出張手続等の業務を行いました。次に配属された業務課では、金融機関と日本銀行との各種取引の開始・廃止に関する事務や、国庫金の受入に関する計理事務を担当しました。その後、現在の文書課に配属となり、新卒採用担当として各種採用イベントの立案、企画などに携わりました。大学などに赴き、上司と一緒に日本銀行の魅力をPRしたほか、社会保険担当として、雇用保険や、労災保険に関連する各種手続きなどにも携わるなど、まったく異なる事務も同時に担当しました。
このように、大阪支店の全課においてそれぞれ異なる業務を経験したことで、日本銀行の業務内容は、入行前に想像していたよりも固有で、非常に多岐に渡ること、そして、面白いくらいに上手くそれぞれの部署が関わりながら、円滑に業務が行われているということを実感しました。
現在は支店長秘書として、支店長のスケジュール管理や外部・行内各部署との調整をはじめとする幅広い事務に日々奮闘しています。支店長が、常に業務に集中出来るよう、支店長の目線に立つ感覚をもって、いかに有効な時間をつくり出せるかということが、日々の使命だと感じています。
秘書業務は華やかなイメージがありますが、地味で、根気のいる作業も多く、外部の企業や金融機関の秘書の方々との調整にも気を遣います。一方で、支店長のリーダーシップやそれを支える行内各部署の連携、外部の秘書の方々の高いコミュニケーション力に接しながら、自分自身の人間力が試されている、磨かれていると常に感じており、非常に勉強になっています。
また、支店長の動きは本店をはじめ、支店内の全課に関係するため、組織全体を知り、日頃から円滑なコミュニケーションに配意することも欠かせません。これまでの各部署での業務経験や知識、人との繋がりが、仕事をする上で役立っていると実感することも多く、そんな時に、自身の成長を感じています。今経験していることは、今後の銀行生活の中で常に役立つ、自分の財産だと実感しています。
秘書事務を通じて、世の中は絶え間なく変化していると、日々感じています。
新型コロナウイルス感染症が流行した際、これまでの支店長のスケジュールではなかったリモート対応が増えました。講演会や、面会、打合せ等がWEB開催に変更になったり、度々延期や中止になったりもしました。
また、執務環境の面でも感染症対策を講じるなど、事務の幅が増え、変化しています。
「秘書にはマニュアルがない」といいますが、この様な中、今何が必要とされているかを意識しながら、どのような変化にも臨機応変に対応できるよう、常に新しい情報や手段を学び備えることが大切だと感じています。
今後も、一歩ずつ、日々成長していけるよう、努力を続けたいと思います。