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【一般職】寺川 愛美

【一般職】寺川 愛美

システム情報局 システム企画課 庶務グループ (現 金融機構局 金融第1課)

2016年4月 システム情報局入行 システム企画課 総務グループ 2019年6月 システム情報局システム企画課 庶務グループ

入行後3年間は、局内に配備されている数千台ものパソコンの管理を担当しました。私が所属しているシステム情報局には、普段職員が使用するものを始め、システム開発や維持管理に必要なもの等、多種多様なパソコンがあります。これらのパソコンについて、各部署にヒアリングしながら、誰が使用しているのか、セキュリティ設定に問題はないか等を確認していました。最初に配属された部署では、社会人としてのマナー、行内のルール、仕事の進め方や方針の決め方、他部署との調整の仕方等、仕事をする上での根幹とも言える多くのことを学びました。新人教育も担当し、根拠を示しながら分かりやすく説明することを心がけることで、仕事への理解をさらに深めることができたと同時に、限られた時間の中で優先順位を決めながら仕事をする能力も養うことができました。

その後2年間は、局長・審議役の秘書を担当しました。秘書の仕事は、行内外の関係者との間で対応の漏れや誤りがないよう気を配ることに加え、優先順位を見極め、状況によって柔軟に調整することを求められました。緊急の案件が入ることも多く、局長への報告のため、もともと入っていた予定の時間を急遽変更するなど、スピード感をもって対応することも求められました。入行後3年間で学んだことを最大限に活かすことができた仕事であり、成長を実感することができました。

現在は物品の調達や管理、補修等を担当しています。職員が日常的に使用するペン1本から机や椅子、大型シュレッダー等を滞りなく調達・補充・補修し、円滑に業務が遂行できる環境を整えています。

物品を正確に管理することで業務の効率化やコスト削減に貢献できるところが魅力の1つです。物品の保管場所や収納方法、残数を正確に管理し、探す手間や調達にかかる時間を減らすことで、業務の効率化を図っています。また、日常的に使用する消耗品については、使用頻度や補充のタイミング、残数を見極めることで、無駄な調達や在庫の抱え込みを防ぎ、コスト削減できるよう注力しています。

限られた予算の中で、必要なものが、必要なときに、必要な分だけ、必要な職員に行き渡るよう、日々考えながら仕事をしています。

私は、「どのような人を相手に仕事をし、どのような人と仕事をしたいか」、「ワーク・ライフバランスを保ちながら長く働くことができる職場」ということに重点を置いて熟考した結果、日本銀行への就職を決意しました。今思えば、その当時は「日本銀行で絶対これをやりたい」という高い志や、「中央銀行員としての責務を果たしたい」といった自覚や責任感も、現在ほどはなかったように思います。それでもここまで仕事を続けてこられたのは、やはり一緒に働く方々と環境に恵まれているからだと実感しています。相談しやすい上司、豊富な経験と深い知識を持ち、的確なアドバイスをくれる先輩方に囲まれ、勉強する毎日を送っています。また、急遽休みの方がいても誰かがフォローに入る体制が整っており、いつでも心配りや声掛け等がある温かい環境に感謝しています。

入行して6年目になりますが、将来は「深く幅広い知識を備え、オールラウンダーな実務のプロフェッショナルとなり、活躍できる人になりたい」と思っています。そのために、今は担当する業務において、自分が一番詳しいと思えるくらいの知識とスキルを身に着けられるよう、努力を重ねていくつもりです。

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