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京都支店 発券課 (現 京都支店 業務課)
私は大学で経済学を学びました。在学中には、1年間休学し、自らをみつめ直す機会も兼ね、イギリスへ語学留学しました。その際、使用していたポンド札の状態の悪さに驚き、日本で当たり前に使っていたお札は綺麗で状態が良いものなのだと感じました。帰国後の就職活動に際し、改めて日本銀行の管理により銀行券の綺麗な状態が保たれていることを知ったことをきっかけに、日本銀行に興味を持ち、志望しました。
入行後は、銀行券の発行を所掌する発券課に配属され、最初に鑑査を経験しました。鑑査では、世の中に流通し金融機関から日本銀行に戻ってきた銀行券の真偽鑑定や再流通の可否を機械や人の目で確認しますが、その過程で行われる厳格な管理を体感することができました。現金は必ず2名以上で取扱う等の基本動作や細かいルールに最初は戸惑うこともありましたが、この堅確な取扱いが日本銀行券の信認に繋がっていると確信し、その信認を支える一員として業務に携わる充実感を覚えています。
現在は、鑑査に加え、金融機関への現金の払い渡しや一般のお客様からの焼けたり破れたりした銀行券の交換などの窓口業務のほか、手形交換による決済業務にも携わっています。このように、日々の業務では、金融機関や一般のお客様とも接点があり、自身の対応が日本銀行の信頼に直接関わることから、緊張感と責任の大きさを感じています。また、これらの業務では、預金取引等を扱う他部署とも連携し合う中で、チームワークや全体をみて行動することの大切さを感じています。
入行前は、社会人として、また、中央銀行員として、自分に務まるか不安もありましたが、入行後、社会人の基礎から専門的な業務知識までを学ぶ研修があり、その後も、上司や先輩方にOJTによる親切かつ丁寧な指導に支えられて実務の習得を図り、自らの成長と業務を通じた社会貢献を実感し、充実した生活を送っています。
8:40 出勤 出勤後手形交換所へ外出。 9:30 帰店 帰店後窓口での現金の受払や引換または鑑査に従事。 10:30 翌日準備・手形交換所への翌日持ち物を準備。 11:00 昼食 12:30 手形交換所関係等の発券システムへの入力。 13:00 窓口での現金の受払や引換または鑑査に従事。 15:00 窓口締め、発券課日誌の作成。 16:30 打合せ・翌日の予定を課内で共有、確認。 17:10 退行 退行後オンラインで英語レッスン。