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金融機構局 金融データ課 預貸金統計グループ
大学では、英語文学文化専攻でCultural Studies / Presentationゼミに所属し、世の中にある様々な文化の研究・英語でのプレゼンテーションに励みました。
学外活動として、環境活動情報の発信や交流を行うNPOで小学生向けの環境教育講座を企画した経験から、公共性が高く、社会の中で他にはない立場や役割を持つ仕事に興味を持ちました。なかでも、日本の中央銀行サービスの提供者という立場から、社会に必要不可欠な情報を正確に発信できる業務に携わりたいと考え、日本銀行を志望しました。
現在、私は金融機構局の預貸金統計グループに所属し、「店頭表示金利」、「貸出・預金動向」など6種類の預金・貸出関連統計の作成・公表業務に携わっています。金融機関からいただいた計数をチェックし、正確に加工・集計して公表する必要があるため、担当する作業ごとに求められる事務処理や手順をひとつひとつ丁寧に確認しながら、責任感をもって取り組んでいます。各業務の分担は細かく分かれているので、グループ員は適切なタイミングで上司への報告や情報の共有を行い、グループ全体で作業が滞りなく進められているのかを確認し合うようにしています。
入行後に驚いたことは、本支店の様々な部署と連携しながら仕事を進めていることです。グループの中で完結する仕事はほとんどなく、管下の銀行との連絡・調整をお願いしている全国の各支店、業務で利用するシステムを管理する部署、公表データ等の行外への情報発信を担当する部署、作成した計数を利用する部署などの方々とのやり取りを経たうえで一つの成果をあげることができます。そのため、一つの統計を公表する過程においても、日本銀行の組織力の高さを常々感じています。
「店頭表示金利」の作業日の場合
8:30 出勤 メールや当日の業務確認。 9:00 統計作成業務の開始# ・調査票の受付/回収。 12:00 昼食 13:00 午後の業務開始# ・金融機関から受領した計表のチェック、電話ヒアリング。# ・システムへのデータ格納。# ・公表資料の作成。 15:00 上記の作業内容に関する上司からのフィードバックへの対応。 16:00 業務で使用するシステム、作業ファイルの理解深耕。 17:00 退行