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金融研究所 歴史研究課 貨幣博物館グループ
学生時代は文学部で日本史を勉強していたほか、司書資格や社会教育主事資格の取得にも取り組んでいました。社会教育主事資格を取得する過程で行った公共施設での実習やボランティア活動において人の役に立つことにやりがいを感じたことから、公的な立場で社会に貢献できる仕事がしたいと考え、日本銀行を志望しました。
現在は金融研究所歴史研究課貨幣博物館グループに所属し、貨幣博物館の運営に携わっています。博物館の所蔵資料の整理・保存やホームページ等を使った情報発信、グループで利用しているパソコンのセキュリティチェックなどが主な仕事です。資料の整理・保存は地道な作業ですが、貴重な資料を大切に守っていくという責任感とやりがいを感じています。
また、お客様への展示案内や貨幣に関する質問への対応も担当しており、一般のお客様とお話しをする機会も非常に多い立場であると感じています。そのため、私の対応が日本銀行の第一印象になるという自覚をもち、丁寧かつ分かりやすく説明することを心がけています。
歴史研究課には事務方の職員だけでなく、学芸員やアーキビストなど専門知識をもった職員が所属しています。日々、様々な知識をもった先輩方からご指導いただき、非常に恵まれた環境であると感じています。入行前は、大学で経済や統計の勉強をしてこなかったことに不安を感じていましたが、日本銀行の仕事は思っていた以上に幅が広く、様々な人がそれぞれの得意分野をいかして働くことのできる職場であると思います。
今後も、貨幣の歴史や役割、社会との関わり合いを分かりやすくお伝えし、沢山の方々にお金や中央銀行の役割について興味を持っていただけるよう精進していきたいと思います。
8:40 出勤 出勤後、メールとスケジュールを確認。 9:30 ホームページ更新 自宅にいながら博物館を楽しめる「おうちミュージアム」等、様々なコンテンツを貨幣博物館ホームページに掲載。 11:30 昼食 13:00 企画展の準備 金銀山とお金に関する企画展の準備として、展示する資料を整理。 15:00 資料整理 藩札や外国貨幣の情報をデータベースに登録。 16:30 閉館事務 パンフレットを補充し、来館者数を集計。 17:10 退行 家族と団らん後、話題の本を読む。