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松山支店 総務課
大学では、産業や市場のメカニズムについて理解を深めることを目的とする産業組織論を中心に、経済学全般を学びました。大学での学びの中で、社会における金融の役割の重要性を知ったことをきっかけに、その土台を支える日本銀行で働き、日本経済の安定・発展の一端を担う仕事に携わりたいと考えるようになりました。また当時から、経済理論と実体経済との乖離を如何にして解消するかということに漠然と関心を抱いていましたので、日本銀行はこうした知的好奇心の追及を社会貢献に繋げていくこともできる組織ではないかと思い、魅力を感じて志望しました。
現在は、総務課の産業調査担当として、マクロ経済や業界動向にもアンテナを張りながら、愛媛県内の生産、輸出、設備投資動向の調査・分析を行っています。県内には、非鉄金属や化学製品などの川上寄りの業種から、機械工業や紙・パルプなどの川下寄りの業種に至る幅広い産業が集積しているため、多くの企業の方々から様々な最前線の情報を伺い、対外的な情報発信等に繋げています。
支店の産業調査は、企業の方々に直接ヒアリングを行い、統計データには反映されていない最新の動向や変化の兆し、価格設定に対する考え方など、多くの貴重なミクロ情報に触れることができる点が醍醐味だと感じています。こうした中で、定量的な統計データと収集した定性的なミクロ情報を組み合わせ、的確かつ肌触り感のある上司・同僚への報告や対外的な情報発信を行えるかどうかが重要だと考えており、また大きな遣り甲斐を感じている点でもあります。
職場では、ともに産業調査を担当する同期や先輩方と相談・協力し合いながら、また、経験豊富な上司の方々にアドバイスをいただきながら、より質の高い調査を目指し、チーム一丸となって業務に取り組んでいます。
8:50 出勤 県内産業に関する情報を中心に新聞をチェック。 9:30 ヒアリング 県内企業に足もとの生産動向を電話でお伺い。 10:00 資料作成 電話で伺った上記情報を基に追加レクチャー資料を作成。 11:30 レクチャー 追加レクチャー資料を基に支店長・課長にご説明。 12:00 昼食 13:00 会見準備 公表資料や記者会見会場等を最終チェック。 14:00 記者会見 支店長が行う愛媛県金融経済概況発表の場に同席。 15:00 メモの作成 先日行った往訪ヒアリングの報告メモを執筆。 17:20 退勤 地元の教室で趣味のバレエを踊り、リフレッシュ。