中継機能とは、無線LANが届きにくいエリアに無線LANの電波を中継してエリアを広げる仕組みです。
5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド(同時利用)で使用する中継方式です。
それぞれ異なる周波数帯で中継するため、通信速度の低下が少ない通信が可能です。
本ページでは、親機-中継機間は5GHz、中継機-子機間は2.4GHz帯で通信する設定方法について紹介いたします。
中継機能対応親機
中継機として利用できる機器
ホームゲートウェイ内蔵型(注1)
BL1000HW
BL900HW
BL902HW
外付け型(注2)
GX621A1-KP
無線LAN子機
GX621A1-KC
WG1900HP-KP
WG1900HP-KC
WG1800HP-KP
WG1800HP-KC(注3)
WR9500N-KP
WR9500N-KC(注3)
ホームゲートウェイ内蔵無線LAN(BL1000HW、BL900HW、BL902HW)
または
無線LAN外付け親機(GX621A1‐KP、WG1900HP‐KP、WG1800HP‐KP、WR9500N-KP)
無線LAN子機(GX621A1‐KC、WG1900HP‐KC、WG1800HP‐KC、WR9500N-KC)
中継機能を利用するには親機と子機の設定が必要です。設定中は2台の機器をお近くにおいてください。
無線LAN機器GX621A1-KCのページにて説明しています。
無線LAN子機(GX621A1-KC)の電源ケーブルは、抜いた状態で設定を始めます。
子機背面の切替スイッチが「RT」や「BR」モードになっている場合は、「MA」にあわせてください。
子機(GX621A1-KC)背面の「保守」ボタンを押しながら電源を入れます。約40秒間ずっとボタンは押したままにし、前面「OPTION」ランプがオレンジ点灯することを確認します。
前面ランプの点灯が確認できたら、「保守」ボタンから手を離します。
子機背面の「SET」ボタンを約5秒間長押しします。機器側面下部にあるPOWERランプPOWERランプが緑点滅し始めたらボタンを離してください。
HGW内蔵親機側の背面にある「無線」ボタン(WPSボタン)を長押しし、前面の無線ランプがオレンジ点滅し始めたらボタンを離してください。
無線LAN子機のPOWERランプPOWERランプがオレンジから緑点灯に戻った後、しばらくして、無線LAN子機前面の「ACTIVE」ランプが緑点灯またはオレンジ点灯したら設定は完了です。(約30秒間ほどかかります)
中継機をホームゲートウェイ(親機)の電波が届く範囲に設置し、各種機器(パソコン、スマートフォンなど)を無線LANに接続してください。
中継機能では、無線LAN親機(ホームゲートウェイ内蔵親機含む)のSSIDに接続します。無線LAN親機のラベルのSSID、パスワードをご確認ください。
ここから親機と中継機の設定に入ります。設定中は、一時的に親機の近くに中継機を置いて設定してください。
中継機にACアダプタを差込んで、電源を入れます。
しばらくすると、POWERランプが緑点灯、CONVERTERランプが緑または橙点灯します。
中継機の「らくらくスタートボタン」を長押しして、POWERランプが緑点滅したら手を放します。
ホームゲートウェイの無線ボタンを長押しして、前面の無線ランプが橙点滅したら手を放します。
<補足>長押ししても橙点灯しない場合は、一度手を離し、再度長押ししてください。
しばらくすると、ホームゲートウェイの無線ランプと、中継機のPOWERランプの両方が橙点灯になることを確認します。
しばらくして、中継機のPOWERランプが緑、ACTIVEランプとCONVERTERランプが橙点灯することを確認します。
中継機をホームゲートウェイ(親機)の電波が届く範囲に設置し、各種機器(パソコン、スマートフォンなど)を無線LANに接続してください。
中継機能では、無線LAN親機(ホームゲートウェイ内蔵親機含む)のSSIDに接続します。無線LAN親機のラベルのSSID、パスワードをご確認ください。